4年生の子どもたちは総合の時間に学んだことを「蛇造り新聞」を
「蛇造りかわら版」ということで、学んだことを表現しました。
タブレットを使って発信し、交流も行いました。新聞作りから、
次は「蛇造りクイズ」の学習活動に入ります。
1人ひとりの興味から調べて作った蛇造り新聞作り(かわら版)
から、さらにクイズ作りをして、クイズ大会を行うことで、新たな
発見、課題づくり、交流を深めることがねらいです。クイズ大会は
〇×クイズで終わっては意味がありません。
クイズの形式はこうなります。画用紙にクイズを書きますが
表には「問題」「3択の答えア、イ、ウ」「学年 組 氏名」
こんなクイズの例を子ども達に見てもらいました。
裏には「答」「説明(2段落で)」「感想」という4段落の文章
を書きます。下のようになります。
説明の1段落は簡単な説明。説明の2段落は新たに調べて発見
したことを書き足します。そのためには子ども達はもう一度、
資料を見直さなくてはなりません。
感想では、さらに調べてみたいことが書けるといいですね。
次の新しい探求サイクルのスタートになるかも知れません。
クイズというのは子ども達は大好きです。ただ自分でクイズを
作るというと簡単ではないようです。調べ学習をしながら、発見
したこと、驚いた内容を問題形式に変換するわけです。しかし、
子ども達の中にはこのクイズ作り(変換)がなかなか進まない
子もいます。ちょうど算数の問題を解くことができても、問題
作りが出来ないという事と似ているかも知れません。それだけ
にクイズ作りの経験は大切ですね。ただの〇×クイズではあり
ません。
1度取り組むと、2回目、3回目は難なく作ることが
できるようになる子が増えます。
蛇造りクイズ大会で楽しみながら「蛇造り博士」に
なれるといいですね!
クイズ大会当日はタブレットでFormsというアプリを使
って楽しく盛り上がろうと思います。
クイズができあがったら、クイズ発表の練習をしました。
蛇造りクイズ大会は〇×クイズではありません。これ
まで学習したことの発表と交流、学び合いです。1人
作ったクイズは1つですが、37人が発表、交流すれ
ばたくさんの新しい発見が生まれるに違いありません。
発表の練習もしました。クイズを読むときは聞き手
の方を見て話します。ちょっと文章を見たら文の
フレーズを覚えて、前を見て読もうということが
課題です。そして、もう一つは間をあけることです。
間をとるというのはなかなか難しいことです。間が
ないと「間ぬけ」、早口で聞き手がよくわからない。
逆に間があきすぎると「間のび」で、しらけてしま
います。聞き手が聞きやすいようにちょうどいい間
をあけることを、ペアを作って練習してみました。
友だちのアドバイスを聞いて、何回も練習してクイズ
発表に挑戦しています。
次週はいよいよ蛇造りクイズ大会です!