7月25日(土)安行小のカブトレンジャーの子どもたちがカブトムシ飼育小屋
の前に集合。雨が心配のなかの活動となりました。今日はカブトムシ飼育箱をあけ
てカブトムシの成虫はもちろん、幼虫や卵を調べて、カブトムシの「いのち」を
来年につなぎます。
飼育小屋をあける前に、校庭のカリンの木を調べました。この木からは樹液が
出ていて、幹をゆらすとカブトムシやクワガタが落ちてきます!もっとも、今日
は天気が悪く、木をゆらしても何も落ちてはきませんでした。
飼育箱のふたを開けて、調べてみよう。これまでに何十匹もカブトムシの成虫
を取り出してきた飼育箱です。
もう、そろそろ終わりかな… 何がいるかよく見てみると…
いました、いました!
カブトムシのメスです。だいたいの昆虫はオスが先に産まれて、少し遅れて
メスが出てくるものです。オスはいないかな…とあきらめかけたころ…
いました、いました!
大きく立派なオスのカブトムシです!
幼虫や卵も調べてみました。
見つかりました。カブトムシの幼虫と卵です。
幼虫は1令虫です。カブトムシの幼虫は2回脱皮します。幼虫が何令虫かは頭
を見るとわかります。1令虫は約2mm 2令虫は5mm 3令虫になると10mm
ぐらいの大きさです。体の大きさは変わっても頭の大きさは変わりません。
あらかじめ飼育箱からつかまえた理科室のカブトムシも調べてみました。飼育箱
の中に、やはり幼虫や卵がありました。
土を出して、みんなで調べました。幼虫や卵は、飼育箱に土を一緒に移して、また
来年まで育てていきます。成虫は子どもたちが家に持って帰り、この夏しばらく
飼育してもらいます。
カブトムシをかわいがってあげてくださいね。
これまでのカブトムシの取り組みです。