カイコが繭(まゆ)になってきました!

安行小学校では毎年、カイコ飼育を行っています。カイコの卵を筑波の研究所、農研機構から送ってもらって

います。いつもは6月早めに送ってもらうのですが、今年はインボイス制度が導入されて手続きに時間がかか

ってしまいました。

7月4日

農研機構からついた翌日。卵からカイコが孵化してきました。ざっと200匹以上はあるようです。

1齢期で、黒くてアリのようにも見えるので、蟻蚕(ぎさん)とも呼ばれます。

カイコ飼育は子どもたちに人気があり、ずっと心待ちにしている子もいました。小さなカイコでも育てたいというので

紙コップに入れてわたしました。3匹で5くすのきです。

この小さなカイコを育てていくのは根気がいります。頑張って育てましょう!

小さいカイコは葉の裏側の柔らかいところを食べています。カイコはクワの葉しか食べません。モンシロチョウがキャベツ、アゲハチョウ

がミカンというのと同じですね。(コウゾやニレの葉なども食べるようですが栄養不足で育たないようです)

7月5日

7月7日

体がもう白くなりました。脱皮をして2齢幼虫になりました。

7月14日

3齢幼虫

もうばりばりクワの葉を食べていきます。

7月15日

4齢幼虫  

エコマーケットでカイコを販売しました。3年生は各クラスでカイコを育てました。

エコマーケット 大成功!

ここが安行小のクワ畑です。在家小と綾瀬の森から分けてもらって植樹しました。10年前の事です。

 

カイコを育てている子どもたちはここにクワの葉を取りに来ます。

 

ヤギさんもクワの葉が大好きです。カイコとヤギさんに葉をあげるので、クワの木はこんなふうにすっきりとしてしまいました。

7月25日 いよいよ 5齢幼虫。

5齢幼虫になると1日に2,3回はクワの葉をあげます。ばりばりクワの葉を食べていきます。そして食べるのが止まって

頭を8の字にふるようになると繭(まゆ)を作り始めます。

7月30日

これからどんどん繭の中でサナギになっていきます。

7月30日 学校に繭(まゆ)を学校に持ってきてくれた子がいます。全部で9個。1こ5くすのきなので45くすのきで買いとり

ました。

7月31日もカイコを持ってきてくれました。

大きくてきれいな繭が3こ。15くすのきで買いとりました。

カイコは黄白という種類で、オスは白い繭、メスは黄色い繭を作ります。遺伝子改良してあるんですから驚きますね。

繭になった人はどうぞ学校に持ってきてくださいね。

3年生はサマースクールで糸とりに挑戦します!楽しみにしていてください!