平成26年度   安行小こどもエコクラブ


 5月11日 安行原自然の森公園(平岡山) 自然観察会
 
 平成26年度のエコクラブがスタートしました。会員は158人の子どもたちでスタートします。
今年度からは安行小PTAの配信メールを使って、連絡を行います。
 すでに、5月4日に綾瀬の森 魚調査で今年度スタートしていますが、安行小学校周辺を
フィールドに行うのは今回が今年度の1回目となります。 今回は70名の参加となりました。

午前10時、校門のすぐそば「クスノキ」の前に子ども
たちが集まってきました。安行小こどもエコクラブの
第1回目の活動が始まりました。
講師は、植物が西川昭三先生です。西川先生は川
口植物の会の会長をなさっている植物の大先生です。
そして、もう1人は自然観察員の横山先生です。横山
先生はなんと安行小の卒業生でもあります。
西川先生は植物でつくった剣を見せてくれました。
横山先生が話をしていると…クスノキに虫が!?
これはサシガメです。ヨコヅナサシガメです。カメムシ
の仲間ですが、桜などの大きな木につき毛虫など
の虫をつかまえて体液をすいます。人も刺されること
がありますから気をつけましょう。
エコクラブのこどもがさっそく虫をつかめました。
「毛虫?」という声があがりましたが、これは…
アカタテハの幼虫で、毛虫ではありません。
さあ、いろんな植物、虫を調べに安行原自然の森公
園に出発!
学校の校庭を通って、南門から公園に入ります。 ここが安行原自然の森公園です。子どもたちは平岡
山とよんでいます。
これがアカタテハの幼虫です。 西川先生がさっそく植物を手にもってお話してくれま
した。手にしている植物はカラムシです。
これがカラムシです。アカタテハの幼虫が食べる葉、
食草です。
西川先生がカラムシの茎から皮をむいていきました。
そして子どもに手伝ってもらって…
編んでいきます。
はじをもってね…三つ編みのように編んでいきました。 写真クリック動画
できたひもを、力いっぱい引っ張っても…
切れません!
6年生が挑戦してもびくともしません。
昔の人はこうやってカラムシからひもを作ったり、
織物もつくりました。
このアカタテハの幼虫の食草のカラムシを良くみると
葉がまるまっているところがあります。
これがアカタテハの幼虫の家です。この中にいること
も多いです。
古くなった切り株をさぐるとカブトムシのフンが見つか
りました。…ここにカブトムシの幼虫がいるかも知れな
とみんなで推理!で、ほっていくと…
立派なカブトムシの幼虫がいました。
つかまえた虫をベンチにおいていきました。
これは絶滅危惧種のウバタマムシの羽です。
これはモンキチョウの幼虫です
ハサミムシです。 サトキマダラヒカゲです。
名前の通り、樹木の多い日陰にいます。
安行原自然の森公園が樹木が多いからいる
チョウです。
ナナホシテントウがいました。 ナミアゲハとツマグロヒョウモンのオスです。
この中に小さいシジミチョウがいました。
ムラサキシジミがいました。
左側がカブトムシの幼虫で、右がわはコガネムシの
幼虫です。
コメツキがいました。ひっくり返すとぴょんとジャンプし
ます。
写真クリック動画
ツタがありました。 右がわがキヅタです。秋になって枯れません。
左がツタですが、こちらは秋には枯れてしまいます。
下の草原におりていきました。 公園にいる子どもたちが輝いて見えました。
ここはショウブ池と呼ばれるところです。
ショウブ池とはいっても、花はカキツバタです。正確に
にはカキツバタ池ですね。
ここにたくさんのオタマジャクシが…と思った…
もうみんなカエルになって手も足も出ています。 こんなかわいい赤ちゃんガエルです。
ヒキガエルの赤ちゃんです。
戸塚南小あすぱるエコクラブから参加した子どもたち
が、大人になったアカガエルを放してくれました。
家でずっと大切に育ててくれました。
と…このときです。ずっと向こうから
「ヘビだあああ!」という大きな声が聞こえてきました。
みんな騒然となって、集まりました。
なんと…アオダイショウです。
みんな手でさわって悲鳴をあげていましたが、しだいに
気持ちいいとか、かわいいとも言い出しましたね。
アオダイショウはかわいい顔をしていますし、実際
おとなしいです。屋敷にいることが多く、ネズミやヒナ
などを食べたりしています。
森にいるヘビというとシマヘビはヤマガカシです。
ここがフンをするところで、うろこの色が変わってい
ます。
西川先生が手で長さをはかってみると、だいたい
140cmありました。
クロウリハムシです。
カキツバタが咲きそろっています。 ザリガニも発見!
タンポポ笛です。写真クリック動画
網にいるのは… ヤブキリの赤ちゃんです。
ハチかな?…思いますがトラフカミキリです。
ハチに擬態しています。
自然観察会もそろそろ終わりの時間です。
最後にホタル博士の田中さんに来ていただき、ホタル
のお話を聞きました。
これがホタルの幼虫です。
ホタルはもうすぐ陸にあがって土まゆをつくります。
やがて1ヶ月もすると成虫になります。
田中さんからホタルをもらって放流することにしました。
ここで、みんな大きくなるんだよ! あと一ヶ月したら、みんなに光ったすがたを見せて
くださいね。
これはツボスミレです。
ホタルの幼虫の放流も終えて、まとめ、ふりかえりの
時間です。つかまえた虫たちを紹介してもらいました。
びっくりしたのはもうシオカラトンボもいました。 ムギワラトンボともいいます。
ナナホシテントウですが、ちょうど交尾をしています。 こちらは…トカゲ?…ではなく、カナヘビです。
西川先生から最後にお話をしてもらいました。 お話しの前に草のバッヂを紹介。
これはヤエムグラです。小さなとげあるから、くっつき
ます。
 この木を見てください。この木はケンポナシです。
この森のシンボルといってもいい木です。見た目は
まったく違う実ですが、ナシの味がします。秋にまた
きて食べてみたいですね。季節ごとにこの森に来て
みてくださいね。
 横山先生からは虫調べのまとめです。
はじめに何種類あるかみんなで数えてみました。
この森にはたくさんの生き物がいることがわかりま
した。でも、この生き物だけでは生きていくことはでき
ません。大切なのは植物があったり、小さい生き物が
いたり、大きな生き物もつながって協力しあって生きて
います。写真クリック動画
これが今日の生き物の記録です。
38種類見つかりました。
全部で38種類でした。みなさん今日は一日お疲れ
さまでした。安行原の自然の森、豊かなこの森をこれ
からもみんなで守り育てていきましょう。
 自然観察会を終えて、ホタレンジャーのグループが
田中さんを迎えて、ホタルの勉強をし、ホタルが上陸
して成虫になる準備をしました。
 
小さかったホタルの幼虫が大きくなりました。 みんな大事に育ててくれました。
   
入れ物からホタルを出して、入れ物の中に赤玉土を
いれました。
その土のなかにホタルの幼虫を入れていきます。
だいぶ大きくなって、もうすぐ上陸しそうです。
もうあまりエサも食べなくなります。
赤玉土をしきつめて…
水ごけをはさみで切りながら、細かくしてかけました。 上から霧吹きで水をかけました。わき水の水です。
田中さんは幼虫をいたわるように、ていねいに作業を
してくれました。フタの代わりに家ではガーゼが網を
かけるといいそうです。
さあ、あと1ヶ月ぐらいでホタルが成虫になります。
今、学校でも6年生がホタル飼育に取り組んでいます。
この夏、ほたる鑑賞会を安行原自然の森公園ででき
たら素敵ですね。



安行小鯉つり大会 大盛況! 5月18日(日)

 5月18日(日)安行小学校プールで鯉つり大会を行いました。安行小おやじの会と安行小こどもエコクラブ
が協力して行いました。参加者は300名をこえました

 鯉は昨年プールの授業が終わってから放しました。錦鯉と鯉の2種類です。鯉がプールのこけや虫を食べる
ので、自然の力でプールをきれいにしたいということもあって始めました。安行小まつりでも鯉つりを行いまし
たが、さすがに12月は気温も水温も低く、1匹しかつれませんでした。
 5月は気温も水温もあがり、鯉は成長し、活発に動いています。
 今回は安行小まつりのリベンジもありますが…さて、つれるかどうか…  わくわくでした。

つりさお、エサはすべてエコクラブで用意しました。
釣り名人の神山(こうやま)先生に講師として来てい
ただきました。ラオスの学校を支援している先生で
昨年度は学校にお話にも来ていただきました。
約30本のつりざおの準備を、おやじの会のお父さん
とエコクラブのサポーターのお母さんに手伝っていた
だきました。
おやじの会のみなさんにはプールの清掃もしていた
だきました。
草がのび放題で、つりがしにくいということで草を刈っ
たり、落ち葉を掃いてくれました。
午前10時30から開始ですが、10時すぎにはた
くさんの人がクスノキの下に集まってきました。1回目
は低学年です。10時30分から1130分が低学年
中心のグループでした。
受けつけが始まりました。 鯉釣り大会、いよいよ開始です。
はじめに谷教頭先生にお話をしていただきました。
「今までつりをしたことがある人!?」
低学年はさすがに少なかったですね。
「友だちとなかよく、安全に気をつけて鯉つりを楽し
んでくださいね」
おやじの会からの挨拶です。
おやじの会は、学校行事、美化作業等、お父さんた
ちの力を集めて、学校に協力しています。
今日はお父さんもたくさん来ています。鯉つりを一日
楽しんで下さい。
最後に講師の神山先生のお話です。
つりの仕方をお話していただきました。子どもたちも
真剣に聞いています。
ミミズはみんなつけられますか?
にょろにょろ動く方が頭です。頭から針を通して、つ
けてみてください。
さおの番号が決まっています。自分の番号をさがし
て、ミミズをつけて、つりスタートです。
低学年グループは、さおを入れるやいなやすぐに
一匹つれました。
その後も続々とあがりました。
かわいい鯉をゲット! この大きさでも手ごたえは十分でしたね。
それぞれにつった鯉と記念写真をとりました。 錦鯉もつれました。
大きな鯉ですね。 女の子たちも負けていませんね。
家族で協力して鯉をつりあげました! 家族で1日、ゆっくりと鯉つりを楽しみました。
つりをしながら…何を考えてるのかな? おじいちゃんにつり方を教わりながら、大きな鯉を
つかまえました。
午前中はつりあげた鯉は30匹をこえました。
続いて中学年中心のグループです。1時から2時ま
で行いました。
PTA会長さんも、朝からおやじの会として協力をいた
だきました。
2回目なので、鯉がこわがっているかな…と心配して
いましたが、すぐに1匹つれました。
その後も続々とつれました。 幼稚園生も小学生に負けないぞ!
じっくり待って、やっと鯉をつった人もいます。 3回目、高学年グループです。
3時から4時まで行いました。高学年はさすがに
子どもたちだけでつる人が多かったです。
3回目ということで、鯉は臆病になっていると思いまし
たが、さっそく一匹つれました。
その後は…しばらくつれませんでしが…
やったあ、大物をゲット! こんなに小さくて、かわいい鯉もつれました。
まわりからは「かわいい」という声があがっていました。
3回目のグループ、なかなかつれませんでしたが、
じっくりかまえて…こんな大物をつりあげました。
終了間際ぎりぎりにつれた
人もいました。おめでとう!
今日は天気にも恵まれ、絶好の鯉釣り日和となりまし
た。朝早くからご準備していただいた、エコクラブのサ
ポーターのみなさん、おやじの会のみなさん、お休み
にもかかわらず参加していただいた先生方、そして
講師の神山先生には厚くお礼申しあげます。
ありがとうございました。


 6月14日(土) 
   学校ビオトープで 田んぼづくり田植え


 6月、このところずっと雨模様でしたが、14日、天気予報でやっと晴れマークが出ました。
この日、安行小こどもエコクラブで学校ビオトープで田植えをしました。
 昨年初めて田んぼを1つ作りましたが、今年は2つ追加して、全部で田んぼが3つになりました。

午前10時、エコクラブの子どもたちが集合しました。
はじめに戸塚南小あすぱるエコクラブサポーターの
柴丹(しばに)さんからカイコの紹介がありました。
今、理科室の掲示棚でカイコを勝手いる飼っていま
す。カイコはずいぶん大きくなり、もう繭をつくっている
カイコもいます。
カイコのお話を聞いて、いよいよ田植えスタートです。 まずは田んぼ用の土を運びました。25kgの土の
袋をよいしょよいしょと運びました。
土を田んぼに入れました。 こっちの田んぼにも土をいれます。
土を入れたあとは、みんなはだしで田んぼに入って
土をこねました。なんか…お風呂みたいですね。
田んぼには何か動いているものいます!?
ヤゴです。 ここにもヤゴを発見!
ヤゴ救出作戦が始まりました。田んぼのヤゴはつか
まえて、すべて学校ビオトープの池に入れました。
足で土をこねがら、いい感じになってきました。
いよいよ田植えがはじまりました。 苗をしっかりと土の中に植えつけました。
順番にみんなで植えていきます。 さあ、最後の一本です。
こちらはもう一つの田んぼです。高学年グループ
が土づくりをしています。
この田んぼにもみんなで田植えをしていきました。
この田んぼにザリガニがいます。
この田んぼはザリガニ田んぼにする予定です。
学校ビオトープにザリガニをはなすと、植物もヤゴも
他の様々な水性昆虫もザリガニが食べつくしてしまい
ます。学校では、ここだけでザリガニを飼えることに
しています。
ザリガニ田んぼに田植えをしていきました。
4人1組、1列になって田植えをしていきます。
稲の苗と一緒に記念写真 秋の稲刈りが楽しみです。
田植えです。手つきもなかなか…うまくなりましたね。 田植えが終わった後の田んぼです。
ザリガニ田んぼです。 最後にみんなで記念写真をとりました。
田植えおつかれさまでした。


6月15日(日)カイコが「まゆ」をつくりはじめました

 安行小学校の理科室では、たくさんのカイコを飼っています。カイコはまゆをつくり、そのまゆからは
絹糸をつくることができます。大昔から人間と共に生きてきたカイコです。
 カイコは最初の幼虫から、最後の五齢虫になると1万倍になります。カイコが食べるのはクワの葉だけ
です。今、学校のカイコがみな「まゆ」づくりを始めています。

これがカイコです。たくさんのクワの葉を食べて、
こんなに大きくなりました。静かだと、葉を食べる音
が聞こえます。
いくつかが「まゆ」づくりに入りました。まぶしという
まゆを作る部屋を用意しましたが、しばらくうろうろ
して場所を決めていきます。なかにはいったり、きた
りするカイコもいます。
糸を出して「まゆ」づくりが始まりました。 透明フイルムでまゆづくりを観察してみました。
糸を出し始めました。
糸がすくないので、まだまだ透明です。
夜9時の写真です
カイコの体が見えなくなってきました。
ほぼまゆができていますが、まだカイコがすけて見
えます。よく見るとカイコは動いています。
翌朝 8時
光にあてて、すかすと
まだまだまゆは糸をはいています。
翌朝9時


 6月29日(日) クワの木の植樹・学校ビオトープ植樹
         カイコの繭(まゆ)から絹糸とりをしました
      JCN埼玉テレビの取材がありました。30日(月)に放映されます

 今年、理科室でカイコを育ててみました。5齢まで育ったところで、子どもたちにカイコを「1くすのき」
で販売しました。「繭(まゆ)まで育てたら、今度は「5くすのき」でひきとりました。
 はじめおっかなびっくりだった子どもたちも、カイコが「まゆ」になるのを見て、びっくり、感動だったよう
です。「先生、すごかったよ。カイコが頭を8の字に動かして、糸を出してきれいなまゆをつくったんだよ」
「もっとカイコあったらほしい!」とリクエストがいっぱいありました。
 こうして学校で飼ったいたカイコはみんなの協力で、たくさんの「まゆ」になることができました。
 その数129個です。



カイコは産まれたときから1万倍にも大きくなります。5齢まで(皮を4回ぬぐ)にはたくさんのクワの葉が
いります。安行小学校にはクワの木は何本あると思いますか?たくさんの樹木に囲まれた緑豊かな安行小
ですが、なぜかクワの木は1本しかありません。カイコたちがほとんど1本のクワの木の葉を食べつくして
しまいました。
 そこで…もっと安行小学校にクワの木があればいいな… と思っいました。
 ちょうどその頃、在家小学校エコクラブからクワの木が生えすぎて困っているので間伐をしたいという話
が聞こえてきました。間伐するなら、そのクワの木を安行小に植樹しようということになったのです。
 そして6月29日(日)安行小こどもエコクラブの代表が在家小学校を訪れ、クワの木をいただくことになり
ました。在家小学校と安行小学校の交流があるということで、JCN埼玉テレビの取材も入ることになりまし
た。

29日(日)朝は大雨でした。天気は心配でしたが、
午前9時30分雨があがったので在家小学校に出発
しました。
ここが在家小学校です。
在家小学校のすぐ隣には…なんと川が流れていま
す。
この川は芝川です。安行小の子どもたちはもうびっく
り!
在家小学校エコクラブの子どもたちも集まってきまし
た。駐輪場が集合場所ですが…そこに…
雨水タンクがありました。
安行小学校にもできるといいなあ…と子どもたち。
これが今日のスケジュールです。 在家小学校エコクラブの代表は神山先生です。
そして今日の植樹の活動の講師は自然観察員の横山
さんです。
横山さんが二枚の葉を見せてくれました。これどちら
もクワの葉です。
「でも形が違うよ!」
「でも色はにてるね」
子どもたちが葉にさわると、「葉のざらざらはいっしょ
だ」と声をあげました。
子どもたちの観察力は素晴らしいですね。右側の切れ
込みのあるクワの葉はヤマグワです。日本に昔からあ
るクワ。そして左の葉はマグワといって中国からやって
きました。カイコはどちらも食べます。そして、いよいよ
クワさがしの始まり!
あ、あった! 掘りやすいクワには赤いテープを貼りました。
さあ、たくさんクワの木をさがそう。 大きなクワの木を発見。
クワの葉と記念写真! ここは在家小学校の学校ビオトープです。ここには
アカガエルもすんでいます。
池に生えているサンカクイという草で草遊びをしまし
た。はじから互いにまんなかでさいていってひっぱる
と…
うまくいくと四角形ができあがります。
ビオトープからはなれて校庭を回りました。 アオドウガネがいました。コガネムシの仲間ですが
草食です。コガネムシは樹液を吸います。
クワの木を見つけて、いよいよみんなで協力して
掘り始めました。
小さいと思って掘り始めてみても、どうしてどうして
根が深くまであるので、みんな苦労しました。
さあ、もう少しファイト! 横山さんのトラックに掘り出したクワの木を運びいれ
ました。
ちょっと休憩…と思いましたが 今度は大きいクワの木をみんなで掘ります。
はじめは横山さんが掘り出しました。
最後にみんなで協力して クワの木を引き上げました。
今回一番大きなクワの木です。
今回の記念樹になります。
土がこぼれないように布をまいて車で安行小まで
運びます。
クワの木をぬいてから、引き渡し式です。
在家小学校の子どもたちが司会をしてくれました。
在家小学校のクワの木を大事に育ててください。
次は安行小学校からお礼です。 クワの実ジャムを食べたことがあります。大きく育った
らクワの実を食べるのが楽しみです。
カイコがクワの葉を食べて大きくなるけれど、カイコを
育ててみたいです。
安行小のみんなでクワの木を大切に育てます!
JCN埼玉さんのインタビューがありました。 安行小の4年生もインタビューに答えました。
そして…ここは… 安行小学校です。
車でクワの木を運んできました。カメラマンも一緒で
す。カメラの使いかを教わりました。
みんな興味しんしん。
みんな順番にカメラマン体験ができました。 午後1時30分、学年園学校ビオトープ前に集合
在家小学校からも4名の子どもたちがやってきて
くれました。挨拶をの後、安行小代表の子どもたちが
在家小学校での活動を報告してくれました。
横山さんから今日の植樹する木や草について話を
してもらいました。
ヤマグワとマグワの話はもちろんのこと、学校ビオト
ープに植える10種類の草木の説明をしてもらいま
した。ヒヨドリバナ・フジバカマ・トクサ・スイバ・
オオバウマノスズクサ・ハンゲショウ・セリ・ガガイモ・
ハッカ・ジュスダマです。
これはジュズダマです。ジュズをとることができます。
これは日本のハッカです。すーすーして気持ちが
いいですね。
植樹をしたらバケツにいっぱいの水をたっぷりあげ
ました。
さあ、みんなで植樹を始めました。 これが今回の記念樹のクワの木です。
クワの木をの植樹を終えて、次に理科室に集合しま
した。ここで繭から絹糸をとります。講師は神山先生
です。神山先生がラオスで買ってきた絹織物を見せ
てくれました。
日本でも昔はカイコから糸をとる養蚕がさかんでした。
明治時代には日本からたくさんの絹織物が海外に輸
出され、日本の発展をささえました。だから昔の人は
「おかいこ様」と言って、カイコを大切に育ててきたん
ですね。カイコは何千年前から人間とつきあってきま
した。犬や猫、牛、馬のような昆虫の家畜と言っていい
ですね。天然のカイコはどんどん場所を移動しますが
人間が育ててきたカイコはずっとクワの葉にとまったま
まで移動しません。
これが天然のカイコガです。右がその繭です。
左は普通のカイコの繭です。
今日はこの繭から絹糸を取り出します。
こうやって繭をお湯にいれてふたをして煮ます。
そしてわりばしを入れてかきまぜると糸がひっかか
ってきます。その糸を切れないようひっぱって、まい
ていきます。
ダンボールが長さ20cmです。この板をいったい何回
回せるでしょう?
子どもたちはもちろん…お父さん、お母さんも真剣
に糸をとっていきました。
横山さんも真剣です。
とちゅう糸が切れないように気をつけて回します。 くるくるくるくるダンボールに糸をまきつけます。
100回数えたら正の字を書いていきました。
こちらは糸まき機です。20個ぐらいの繭から糸をと
り、一度に束ねて巻いていきました。
くるくるくるくる、左右に動きながら糸を一本に束ねて
いきました。
見て下さい!絹糸です。シルクです!
黄色の繭の糸、白い繭の糸がまざりあって何とも
金色に光っています。
途中、交代をしながら糸をとっていきました。その間
に繭玉人形づくりも教わりました…
子どもたちとっても上手です。
教わらなくても、自分達で工夫してどんどん作ってい
きました。
どうです!かわいいでしょう。
ひよこさんです。 指人形になりました。
パンダさんとトラさんです。 その間も、ずっと根気よく糸を巻いている子もいました。
その時間は何と3時間近くになりました。
すごい集中力ですね。
そして、巻いた回数は…

最高 7869回  20cmを7869回も巻きましたか
ら計算すると 20×7869=157380
157380cm …ということは 1573mもあります。
本を読むとカイコの繭は1000mから1500mの糸が
あると書いてあります。しかし、こうやって実際に糸取り
をしてみると…感動です。
あの小さなカイコが3日間ぐらいかけてつくる「繭」。カイコ
が口からはき出す糸は何と…1500mもあるんですね。
みんなその長さに唖然!そしてカイコに拍手でした。


 
カブトムシがうまれました  飛べカブトムシ! 7月3日(木)

安行小学校の理科室には、たくさんの生き物がいます。ホタルプロジェクトも理科室の廊下に
その水槽や設備があります。理科室のガラス棚のなかにカブトムシの幼虫も育てていました。
昨年の夏にいただいた幼虫をずっと育ててきました。その幼虫がサナギになって成虫になって
出て来ました。

理科室の棚に置いてある、カブトムシの飼育箱の
ふたを開けてみました。なにやら土が動いているの
で、手を入れたみたらカブトムシのオスでした!
何匹もいたので、みんな大喜びになりました。
はじめはおっかなびっくりの女の子たちも… 慣れるともうにこにこです。
思い切って手にのせてみると… カブトムシが羽をひろげて、飛びました!
飛べカブトムシ! オスだけでなくメスもいました。まるでペンダントみた
いに服にのせる子もいます。
背中にカブトムシがとまって大騒ぎにもなりました。 カブトムシはおしりを押してつかまえるのがこつです。
オスと、前に進みます。そのときに引っ張ってあげる
と簡単につかまえることができます。
オスとメスで一緒に飼育箱にいれました。
まるで挨拶をしているような…相手が気に入るといい
のですが…
また卵が産まれるといいですね。
来年はもっとたくさんのカブトムシを育てます。


7月7日(月) 川口市 「キャンドルナイト2014」に
                     子どもたちが参加しました


  川口市では毎年7月7日七夕の日にリリアパークで「キャンドルナイト」を行っています。
  電気を消して、ろうそくの灯りをともし環境について考えようという日です。
  キャンドルナイトでは3000個以上のキャンドルがともります。
  川口市高温課対策課から依頼があり、川口市のエコクラブのある学校でエコロウソクに使うプ
 リンカップを集めました。
  参加した学校は、安行小学校、安行小学校、在家小学校です。

  7月7日(月)当日は、直前まで雨が降り、キャンドルナイトの開催がおやぶまれました。
  しかし午後5時30分からエコロウソクを並べるボランティアが始まる頃には雨があがり
  予定通り、すべてのプログラムを行うことができました。

  安行小からも30名近くの参加がありました。ご家族で素敵な夜になったことと思います。
  たくさんの、ご協力ありがとうございました。

今日は7月7日(月)七夕です。 午後5時30分、雨があがりました。
これからリリアパークにエコロウソクを並べます。
ボランティアに来てくれた安行小の子どもたちです。 他に、戸塚南小学校、在家小学校からも子どもたち
がやってきました。
みんな集合したところで、青年商工会議所の田辺
さんから子どもたちにお話とプレゼントがありました。
田辺さんは川口市商店街を中心に環境通貨を発行
して街おこしをされています。
これがその環境通貨です。
これは「アトム通貨」といいます。
鉄腕アトムがキャラクターで、右側のチケットが
10万馬力です。10万馬力で10円と同じ買い物が
できます。
安行小には「1くすのき」という環境通貨があります。
戸塚南小と在家小は「1エコ」という環境通貨です。
田辺さんから、ボランティアに参加してくれたお礼に
アトム通貨をもらいました。10万馬力です!
みんな10万馬力をもらってにこにこです。 6時ぐらいにはエコロウソクを並べ終わり、7時ぐ
らいまでは自由時間です。
リリアパークが子どもたちに遊び場になりました。 と…そこへ キュポラン登場!
キュポランなかなかの人気です。 午後7時、川口市の代表の職員の挨拶が始まり
ました。キャンドルナイト2014がスタートしました。
いよいよエコロウソクに点火です。 3つの小学校から各3名ずつが点火ボランティアに
なりました。
点火していくうちに、どんどん会場は暗くなってきま
した。
暗くなるにつれ、エコロウソク、キャンドルナイトが
輝きます。
チャッカマンをエコロウソクにあてていきます。
中学生も参加してくれました。
3000個以上あるキャンドルにどんどん火がつけ
られていきます。
キャンドルご灯りだすと、たくさん人が集まってきま
した。
芝生にはこんなにたくさんの人だかりです。
もう少しで全部のキャンドルに点火されます。 20分ぐらいかかったでしょうか。キャンドルすべてに
火がつきました。
リリアパークがいつもとは全く違う素敵な光景です。 遠くマンションが建ち並んでいます。
私たちの生活は電気や車に代表されるように、たく
さんのエネルギーを消費しています。
今夜少し、その電気を暗くして、キャンドルを灯して
地球環境のことを考えました。
イベントでは子どもたちの合唱も披露されました。


 

安行小 第2回 バッタ選手権 9月14日(日) 

   バッタ選手権の様子は 9月16日 JCOMで放送されます。
                 11チャンネル 9時30分から 川口戸田デイリーニュースです

 今年も安行小学校でバッタ選手権を行いました。昨年は10月6日に第1回バッタ選手権を行いました。
昨年の安行小第1位はクビキリギリスでした。さて、今年はどうなるでしょう?

午前10時子どもたちが校門のくすのきの下に集まり
ました。
今日の講師は、毎回お世話になっている自然観察員
の横山さんです。はじめに大会のことバッタのことに
ついてお話がありました。
バッタ選手権を何年も続いてきました。これがその
記録です。毎年1位になるバッタもいつも同じではあり
ません。
このバッタを知っていますか?トノサマバッタです。
バッタのなかのキングです!ところが、このバッタは
飛んだ長さをはかるときにちょっと苦労することが多い
です。まっすぐには飛ばないんです。あっちにいったり
こっちにいったり… 鳥のエサにならないように考えて
いるのかも知れません。
これはクビキリギリスです。昨年の安行小バッタ選手
権のチャンピオンです。昨年は10月に行いました。
すこし肌寒い時期でしたね。どうしてこのクビキリギリス
が強かったか…クビキリギリスは冬越しをするバッタで
寒さに強かったのかも知れません。
これはこれまでのバッタ選手権の最高記録を出した
ツチイナゴです。目に特徴があります。目に特徴があ
ります。涙目ですね。
今年から、大会で上位の人にはこのバッタ選手権の
公認記録用紙を差し上げます。また校長先生から
1位から3位、そして特別賞を預かっています。楽しみ
にしていてください。なお、今日はJCNテレビの取材も
あり、チャンピオンはインタビューを受けてもらいます。
さあ、バッタ選手権を始めよう!
いくぞ!おー!でいきましょう。
写真クリック動画
南門から安行原自然の森公園に向かいました。
はじめは公園の高い所でバッタをさがしましょう。 みんないっせいにバッタをさがしに行きました。
いたいた…歩いているとバッタが飛び上がります いた!網をかまえて…
家族みんなで仲良くさがしました 網を横からさっとふりました。
これはツユムシです。お腹が大きいですね。 続いて公園の下にも降りていきました。下は日が当た
り風とおしがよいところです。
さあ、みんな走って草むらまでいきました。
つかまえた! やったあ。ゲット!
ショウリョウバッタをつかまえました。
これは… カンタンといいます。 カンタンのオスはきれいな声で鳴きます。鳴く虫の女王
といわれます。(もっとも鳴くのはオスですが)
カンタンの美声 これはメスです。
午前11時近くになりました。 さあ、そろそろバッタ選手権が始まります。
みんな大会に参加するバッタは決まったかな。
公園の北側に集まって、いよいよバッタ選手会開始
です。
イスの上にバッタをおいて、手でたたいたり、押してあ
げて飛ばします。
なかなか飛ばすのも工夫がいります。
続いてクルマバッタモドキです。
飛びました!
お父さんたちがメジャーを使って計測をしてくれました。
20mを超えました!これは歴代3位にせまる記録。
今日はJCOMさんがテレビ取材にやってきてくれまし
た。
みんなそれぞれに自分でつかまえたバッタを飛ばし
ます。
続いてツユムシです。     飛びました飛びました!24mを超えました。
これも大記録です。歴代3位。
今大会ではもちろん1位です。
続いてまたまたクルマバッタモドキです。 これも20mをこえる勢いですね。
木のしげみの向こうまで計測となりました。
第3位の記録が出ました。
こうしてバッタ選手権が終わりました。みなさんおつかれさまでした。ここでちょっと気持ちを切りかえて、絵本
の読み聞かせを聞いてください。
「とべバッタ」という絵本を横山さんの奥様に読んで
もらいました。田島征三の作品です。
晴れ渡った空、木の下でお話を聞きました。
人間とバッタは言葉ではお話をすることはできませ
ん。しかし今日、バッタはみんなの気持ちに後押し
されながら元気に飛んでくれました。みんなとバッタと
つながった素敵な時間になりましたね。
続いて、最後に表彰式です。第3位の人から表彰を
受けました。すべての人に景品もあります。景品は
安行小学校戸谷校長先生からのスペシャルプレゼン
トです。虫の絵本をさしあげました。
第2位。昨年も第2位ということで、来年こそは1位を
めざすそうです。
そして今回のチャンピオンです!
さきほどの絵本、「とべバッタ」も賞品としていただきま
した。また横山さんからは認定証、手作りのバッタもい
ただきました。
最後に小さなチャンピオンがお姉ちゃんといっしょに
JCOMテレビの取材を受けていました。
チャンピオンおめでとうございます!
自然観察員の横山さんにもインタビュー
今日の活動の願いはどんなところにあるんですか
「子どもたちがバッタと遊びながら、生き物たちとなか
よしになれるということですね。この自然のすばらしさ、
大切さをわかってもらえればいいなと思っています」

安行小第2回バッタ選手権が終わりました。


安行小 ツリークライミング  9月15日(月)

9月15日(月)敬老の日、安行小学校校庭のケヤキの木でツリークライミングを行いました。
講師はツリークライミング上級インストラクターの大西さんスタッフの皆さんです。


 プログラムは午前1回、午後2回、全員で28名が木に上りました。
ツリークライミングでは写真をとるときはピースではなく、ツリーです。
木に登った後、「ツリー」と大きな声を出して写真をとりました。

大西さんたちスタッフは朝7時30分からツリークライ
ミングの準備に来ていただきました。
最初の準備は安全確認とロープかけです。
ツリークライミングに参加した人は、一様にこのロープ
をどうやってかけたんですか?…とよく質問されます。
よく大西さんは「サルがいるんですよ」と冗談で話され
ますが、実は写真のおもりを投げてロープを通していき
ます。これが実に難しく、競技会もあるそうです。
スタッフも登場して、他の様々な装備器具や道具
を用意します。
ロープや安全装具の配置が終わりました。 ロープも10本かけて準備完了です。
午前10時30分。子どもたちがやってきました。
お父さん、お母さんも一緒に、これから登るケヤキの木
に挨拶をしました。
ツリークライミングジャパンのフラッグです。
木に挨拶をしたら装具とヘルメットをつけます。 みんなで輪になって、ケヤキの木の下で木の体操
をしました。
大西さんからロープの使い方を教えてもらいました。
ツリークライミングでは自分の体重をかけて、上にあが
っていきます。慣れると、力はいりません。
さらに落ちないようにセーフティーというロープワーク
を覚えればツリークライミングに挑戦です!
フットループという足にかける輪に体重をかけて、体を
起こして上のブレークスというロープのしばった部分を
あげていきます。
不思議なのですが、ブレークスは一旦上に上げると
下に落ちることはありません。
ケヤキの木の枝に登りました。 初めてなのに、みんな上手ですね。こんなに高く
まで登りました。
ツリークライミングでは写真を撮るときはチーズでは
なくツリーと声を出します。
高く登った子どもたちは枝にまたがったり、枝の上に
立ったりしました。
おりるときはロープの上のこぶ、ブレークスというと
ころに手をあてるとエレベーターのようにすーっとおり
ることができます。
ツリークライミングを終えると、ケヤキの木にありがと
うとお礼を言いました。
こちらは桜の木です。木肌が桜とケヤキではぜんぜん
違います。
ツリークライミングをきっかけに木々と友達になって
くださいね。
最後に大きな木に登りましたという英語の証明書を
プレゼント!
みんなで最後に記念写真を撮りました。
ツリー!!



10月25日(土)  第2回 安行小どんぐりゴマ選手権 開催!

秋晴れの土曜日25日、第2回安行小どんぐりゴマ
選手権が開かれました。午前10時、くすの木の下に
集まってスタートしました。
講師の先生は、自然観察員の横山隆さんです。
横山さんが手にしているのは賞状です。
全国どんぐりゴマ選手権協議会 会長
戸谷 弘幸(安行小校長先生)からの賞状です。
先週、10月18日(土)の環境フォーラムでも安行
原自然の森公園で「どんぐりゴマ大会」を開きまし
た。それを第1回とすると…今回が第2回となります。
さあ、「いくぞ!」のかけ声とともに大会がスタート
しました。写真動画クリック
学校のすぐ隣の「安行原自然の森公園」に到着。
そこで植物の大先生、西川先生にお会いしました。
今日、2人目講師の先生です。
西川先生は今日のどんぐりゴマ選手権のために
手作りの商品を用意してくれました。木の枝で作った
木鉛筆です。
さあ、森のなかに進みます。
この森に入るにためにバッヂをつけました。
こバッヂはチヂミザサです。
みんな子供たちはこのチヂミザサのバッヂを胸に
つけて森に入りました。
キノコがたくさん生えています。この木はアカマツの
切り株のようです。昔、この森にはたくさんアカマツ
がありました。今ではほとんどありません。
ちょっと珍しい植物も発見!
ネコハギです。
さあ、みんなでどんぐり拾いが始まりました。 この木はクヌギです。
クヌギの葉です。 ドングリから虫が!
ゾウムシが頭を出していました。
これはジョロウグモです。
ジョロウグモはほとんど噛まれることはありません。
もちろん毒もありません。 これはエノキの実です。
これがエノキの木の枝。 実がしっかりと見えますね。
クリもありました。 これはフクロタケのようです。
フクロタケなら食べられるようですね。
きれいな鮮やかな花と実がありました。 これはゴンズイの花と実です。
手にとると、まるで花火のようですね。
マルバスミレがありました。 これもアカマツの切り株です。以前、ウバタマムシ
をこの切り株から見つけました。
ベンチのある高い台地から低いところにおりました。 カラスウリを発見!
赤くなったカラスウリは種のまわりが甘くなっています みんなで食べてみました。確かに…甘いです。
ニガウリ(ツルレイシ・ゴーヤが熟したら甘くなるの
と似ていますね)
これがカラスウの種。 種を残して、手にとってみると…
よーくみるとうちでの小槌に似ています。その形から
縁起がいいので、お財布にいれたりもするそうです。
さっそく、エコマーケットでこの種を販売しよう…という
エコアイデアが出ました。
またカラスウリの実を足につけると足が速くなるとい
う言い伝えもあったそうです。
これはミズキの実です。
落ちているどんぐりを手にとると、大きい! ビッグサイズのドングリです。
これはケンポナシです。安行原自然の森公園の
シンボルともいえる木です。
10月18日(土)の環境フォーラムでケンポナシの
ことを教わった女の子がみんなに説明してくれました
これはケンポナシの木です。
この白いのが種です。種の下のところをおって…
ここをかじると…甘くておいしいです。
立派な説明をしてくれました。西川先生からもお話
がありました。ケンポナシのこの甘いところは実では
なく枝の部分なんです。
枝が甘くなるって不思議ですね。
みんなでかじってみました。「甘い!」
大きなケンポナシは、川口では他に1本あるぐらいだ
そうです。みんなでこのケンポナシを大切に守って
いきましょう。
この甘い枝は台風で落ちていたようです。まだまだ
冬を迎えても、食べられるそうです。昔、西川先生が
小さいころはよく食べたそうです。
ダンボロギクがありました。 カワラタケです。河原の石のように重なっています。
カナヘビです。かわいい顔をしています。 葉脈だけがきれいに残っている落ち葉を見つけました。
足下のこの小さな穴は? セミ穴です。
さあ、上のベンチのところにもどってきました。
これからどんぐりゴマ作りを始めます。
まず横山さんから作り方の説明です。
ハンドドリルを使ってどんぐりに穴をあけます。
みんな真剣に見ています。 穴は下までいかないように!
少し穴があけばだいじょうぶ。
それからつまようじをさして、いい長さに切ってでき
あがりです。
さあ、上手に回るかな…
さあ、みんなも作ってみよう! 作ったら、試しに回してみます。
小さい子どもは竹とんぼを回すように両手にはさん
で回します。
そして対戦表を書いていきました。
選手権の参加する人は名前を申し出てください。
エントリーします。
その一方、どんぐりゴマのデザインコンテストも行い
ました。
回らなくてもいいから、おしゃれなコマを作りました。
素敵なコマが机にならんでいます。
コマのできあがり! お母さんと一緒に仲良くコマに挑戦!
さあ、対戦表もほぼ完成です。 いよいよ選手権のはじまりはじまり!
これが第2回どんぐりゴマ選手権の対戦表です。
いつもと違って大人も参加しました。
それも…本気です!
まずは第1回戦。子どもたちが先行します。
小さい子は竹とんぼまわしで挑戦しました。 さあ、学年があがってきました。
女の子も頑張っています。
よろしくおねがいちます… ちっちのち… どっちもがんばれ!
会場は笑顔でいっぱいになりました。
大人もいよいよ出番となりました。
よく見ると、親子対決でした。
お父さんの勝ち!続いてグループの2位争い。1,2
位までが勝ち抜きです。
どうです…この真剣な構え   ちっちのち!
作り方もさることながら、回すのも難しいものです。 つい力むと土俵の外に出てしまいます。
ぶつかったりするケンカゴマも登場! お父さん、お母さんも熱く真剣です。
1位が決まりました。写真クリック動画
さらに…3位決定戦。1,2位に続いて大人と子ども
真剣勝負です。
やったああ!勝利!
続いて、どんぐりゴマデザインコンテストです。 審査委員長は西川先生です。
どのコマが栄冠に輝くでしょうか。
さあ、表彰式が始まりました。 賞状を全国どんぐりゴマ選手権協議会会長の戸谷
校長先生に代わって、1位の人にお渡ししました。
またエコクラブからは副賞にどんぐりゴマ制作キット
です。
西川先生からは素敵なバランストンボのプレゼント
がありました。
みんな「すごーい!いいなあ!」と歓声があがりまし
た。
横山さんからどんぐりのネックレスも頂きました。
さらに…優勝したどんぐりゴマを飾る台もプレゼント トロフィー台となります。ここに記念のコマをのせて
ください。
優勝者インタビュー
「はじめは勝てないかなと思っていたけど、作り方
を工夫していくと勝つことができました。来年も優勝
したいです」
続いて準優勝のお父さんにも賞状をお渡ししました
最後のどんぐりゴマデザインコンテストです。 優勝は… この宇宙船のようなダイナミックなどんぐり
コマです。
おめでとうございます! 西川先生からは素敵な木鉛筆がプレゼントされまし
た。
続いて準優勝はこのゴンズイの花と実を使って
美しいコマ。
おめでとうございます!
そして第3位。カラスウリを使った鮮やかなコマです。 枯れ葉もこうやって上に飾られると、とても枯れ葉に
は見えませんね。
おめでとうございます。 こうして表彰式が終わりました。最後におやつの
プレゼントがあります。
それはスダジイの実です。この日のために横山さん
が採っておいてくれました。そして今朝、フライパン
で煎ってくれて持ってきてくれました。
味は…ピーナッツと栗を足してわったような味です。
「おいしい!もっとちょうだい!」とおかわりの声が
森にひびいていました。
第2回安行小どんぐりゴマ選手権、大盛況のうちに終わ
りました。また来年、この森でお会いしましょう。


 11月15日(日)  稲刈り ホタル飼育 プールでのヤゴ調べ

11月15日(日)今日は稲刈りの日です。もっと早目
に稲刈りを予定していましたが、台風や雨で毎週の
びてしまい、今日になりました。今日の講師はホタル
名人の田中さんです。
子どもたちは午前10時に集合!
鋸カマを使って、稲刈りをして干していきました。
おっかなびっくりだったカマも上手に使えるようになり
ました。
稲刈りを終えて、みんなで記念写真! 田んぼの中には、メダカ、タニシ… そしてヤゴが
いました。田んぼのなかには小さな命がいっぱいで
すね。
昔は田んぼがたくさんあって、水も汚れていません
でしたから、川にはメダカなどたくさんいました。そし
てホタルもいたんですね。田んぼの生き物を調べた
後に田中さんからホタルのお話を聞きました。
この発泡スチロールのなかにいるのが…
ホタルの幼虫です!
うわああ…これが…ホタル?
はじめて見る子どもたちもいて、みんなびっくり!
これがゲジゲジみたいだなあ…という声もあがりまし
た。
安行小ではホタルプロジェクトを行っています。
みなさんもホタルを育ててみませんか?
ホタルは幼虫の時から光るんですよ。
ホタルのお話、観察をした後は、みんなでプールに
行きました。
プールにはどんな生き物がいるかな?
ヤゴはいるかな…さっそく網をすくっていきました。
なにか…小さなヤゴがいます! 続いて秘密兵器ゴムボートが登場。
みんなでゴムボートにのって、プールを探検しました。 ゴムボートから網を入れてみました。
プールの真ん中には、環境委員会で作った「生けす」
があります。
この「生けす」ではヤゴを守り育てて、生けすの外側
には、やがえて鯉を放します。
さあ、生けすには何がいるだろう。 すくった網の中のものを大事にひきあげました。
見てください。たくさんヤゴが見つかりました。 大きいのはウスバキトンボですが…
小さいのもいます!頭が四角いですね。
これはシオカラトンボでしょう。
さて…これは…何でしょうか…
はじめはハイイロゲンゴロウなどの幼虫かなと思いま
したがヤゴかも知れません。ひょっとするとギンヤンマ
の幼虫かも知れません。目が特徴的です。専門の先
生に写真を送って、調べてもらいます。
稲刈り、ホタル飼育、プールのヤゴ調べと楽しい一日
になりました。
エコクラブのエコレンジャー??のみなさん、おつかれ
さまでした。
11月15日(日)今日は稲刈りの日です。もっと早目
に稲刈りを予定していましたが、台風や雨で毎週の
びてしまい、今日になりました。今日の講師はホタル
名人の田中さんです。
子どもたちは午前10時に集合!
鋸カマを使って、稲刈りをして干していきました。
おっかなびっくりだったカマも上手に使えるようになり
ました。
稲刈りを終えて、みんなで記念写真! 田んぼの中には、メダカ、タニシ… そしてヤゴが
いました。田んぼのなかには小さな命がいっぱいで
すね。
昔は田んぼがたくさんあって、水も汚れていません
でしたから、川にはメダカなどたくさんいました。そし
てホタルもいたんですね。田んぼの生き物を調べた
後に田中さんからホタルのお話を聞きました。
この発泡スチロールのなかにいるのが…
ホタルの幼虫です!
うわああ…これが…ホタル?
はじめて見る子どもたちもいて、みんなびっくり!
これがゲジゲジみたいだなあ…という声もあがりまし
た。
安行小ではホタルプロジェクトを行っています。
みなさんもホタルを育ててみませんか?
ホタルは幼虫の時から光るんですよ。
ホタルのお話、観察をした後は、みんなでプールに
行きました。
プールにはどんな生き物がいるかな?
ヤゴはいるかな…さっそく網をすくっていきました。
なにか…小さなヤゴがいます! 続いて秘密兵器ゴムボートが登場。
みんなでゴムボートにのって、プールを探検しました。 ゴムボートから網を入れてみました。
プールの真ん中には、環境委員会で作った「生けす」
があります。
この「生けす」ではヤゴを守り育てて、生けすの外側
には、やがえて鯉を放します。
さあ、生けすには何がいるだろう。 すくった網の中のものを大事にひきあげました。
見てください。たくさんヤゴが見つかりました。 大きいのはウスバキトンボですが…
小さいのもいます!頭が四角いですね。
これはシオカラトンボでしょう。
さて…これは…何でしょうか…
はじめはハイイロゲンゴロウなどの幼虫かなと思いま
したがヤゴかも知れません。ひょっとするとギンヤンマ
の幼虫かも知れません。目が特徴的です。専門の先
生に写真を送って、調べてもらいます。
稲刈り、ホタル飼育、プールのヤゴ調べと楽しい一日
になりました。
エコクラブのエコレンジャー??のみなさん、おつかれ
さまでした。

 
 安行小学校 校庭「ケヤキ」の木にベンチができました  11月15日(日)

       

 安行小学校の校庭の「ケヤキ」の木の下にベンチを作りました。
木材を買ってきて塗料をぬって作った
手作りのベンチです。 

 ベンチができるまで、いくつかのお話があります。

その1 木を大切にしよう
 
 安行小の校庭にあるケヤキは、学校のシンボルのクスノキと同じように大きな木で学校の宝物です。
子どもたちはいつも休み時間、ケヤキの木の下の遊具、ジャングルジムやブランコで遊んでいます。夏には
子どもたちに日陰をつくってくれます。雨の日には雨をしのいでくれます。またケヤキの木では昨年から
「ツリークライミング」が始まりました。これまでにも100人近くの子
どもたちがケヤキの木に登っています。
 しかし保存樹木のクスノキと比べると、木の周りに柵がありません。木の根元は、あまり踏み固めないほう
が木によいのです。それで保存樹木のクスノキには柵が作ってあります。ケヤキの木にも柵を作ってもよいの
ですが、子どもたちからは親しみが遠のきます。そこでベンチを作って囲うことにしました。これなら子どもたち
もケヤキの下で気持ちよく休むことができます。

その2 落ち葉

 安行小は秋になるとたくさんの落ち葉がグラウンドに落ちてきます。自然が豊かで木がたくさんあるから
です。しかし、その分、落ち葉掃除は大変です。
 毎日、校務員さんや4年生の子どもたちが落ち葉はきをしています。集めた落ち葉は裏庭までリヤカー
で運びます。はいて集めるだけでも大変なのに、集めた落ち葉を裏庭の落ち葉だめまで運ぶのも大変です。
そこでベンチをつくって囲って、そこにネットをはって、その中に落ち葉を集めることにしました。落ち葉がたま
ればやがてそこ虫がやってきます。ダンゴムシなどが落ち葉を食べて土にしてくれます。木の根元はふわふわ
の土になっていくことでしょう。できれば、そのうちクローバーの種をまくとかして緑を増やしていくかも知れません。

その3 カブトムシ

カブトムシの幼虫は落ち葉が大好きです。ベンチの内側にたくさんの落ち葉をためていきます。そのために
ネットもはりました。落ち葉のなかにカブトムシの幼虫をおいてあげよと思います。落ち葉をたべて、カブトムシ
が大きく育って行くことでしょう。子どもたちの大好きなカブトムシがケヤキの木の落ち葉で育ち、飛び立ってい
くことでしょう。

 ケヤキの木のまわりのベンチを楽しく使ってください。ベンチのなかには、落ち葉をためていきます。
お願いです。入らないようにしてください。
 

材木を買ってきて、ベンチを作ってみました。 今日は、木が雨で腐らないように塗料をぬります。
校庭に遊びにきた子どもたちがお手伝いをしてくれ
ました。手には…筆をもって、「がんばるぞ!」
みんなで筆に塗料をつけて、白木のベンチを塗って
いきました。
途中、またお手伝いの子が増えました。
みんな丁寧に一生懸命塗料をぬってくれました。
さあ、完成です。 最後に真ん中にネットを張りました。
この中には落ち葉をためていきます。
みなさんもご協力お願いします。


 11月17日(月) ベンチの内側に落ち葉が入りました

 校庭のケヤキをベンチで囲い、中には落ち葉を入れるようにしました。
 さっそく子どもたちが落ち葉を運んでくれました。

連休明けの月曜、体育の時間の前に、4年生の
子どもたちが落ち葉をベンチの囲いの中に運んで
くれました。
毎日、毎日、校務員さんや体育委員や4年生が落ち
葉掃除をしてくれています。
できたベンチの囲いの中にさっそく落ち葉をいれて
いきました。
「これ…気持ちよさそうだなあ」という子どもたちの声
落ち葉のベッドも楽しいかも知れません。 落ち葉を集めていたら校長先生が様子を見に来て
くれました。ケヤキの木と校長先生とみんなで記念写真
をとりました。
ケヤキの木が喜んでくれるといいですね。


11月23日(日)  ものづくり教室 開催
              
こども店長、こども社長大集合!

 11月30日には安行小まつりがあります。昨年から安行小まつりではエコクラブがよびかけてエコマーケット
を行っています。今日23日はエコマーケットを開く、子ども店長、こども社長さんたちに学校に集まってもらって
「ものづくり教室」を開きました。
 こどもたちは自分で考えた手作りのもの、エコグッズを販売します。つくることはもちろん、看板づくり、値段
つけなどすべて、こどもたちがお店や会社をつくって自分で考えて実行します。
 今年の安行小まつりでは、どんなエコアイデアが実行されるか楽しみにしていてください。

午前10時。「ものづくり教室」が始まりました。
今日の講師はものづくり名人の井原さんです。
井原さんは戸塚南小あすぱるエコクラブのサポーター
をされています。学校ではスクールガードリーダーも
され、毎日の子どもたちの安全を見守ってくれていま
す。
井原さんがまつぼっくりや、木の実、竹、いろいろな
自然の材料をたくさん持ってきてくれました。
自然のものをうまく使って「クリスマスツリー」づくり
に挑戦しました。
竹を台にして、松ぼっくりのツリーを差し込みます。
接着にはグルーガンを使いました。
ポスカを使って色をデザインしています。
自分でひろってきたどんぐりを使っている子もいます。 さあ…だいぶ作品ができてきました。
子どもたちの作品をごらんください。 どれも素晴らしい作品ですね。
ツリーづくりを終えて、いよいよエコマーケットの準備
に入りました。
子どもたちは自分で作った企画書を見ながら作業を
進めています。
見てください。図入りの企画書です。材料から、ねだ
んからいろいろ工夫して書きこんであります。
手分けしてものづくりをしながら、かんばん作りも行い
ました。
みんなにわかりやすく、また値段もつけていきます。 このお店は「手作り写真たて」「鉛筆たて」を販売しま
す。
さあ、みんなの看板ができあがりました! 続いて、手作りのクリスマスツリーを手に記念写真を
撮りました。
帰り際、みんな井原さんに「ありがとうございました」
と気持ちのよいあいさつをして帰りました。
自分で作品がとても気に入ったようでした。
「井原さん今日はありがとうございました」
このクリスマスツリーを飾って、楽しいクリスマスにして
くださいね。


 

安行小の校庭に「カブト虫飼育小屋」ができました 12月22日(月)
   川口市公園緑地公社のみなさんにご協力いただきました


     23日(火)、JCOMテレビで活動の様子が放映されます。
川口・戸田デイリーニュースです。
      11チャンネル  安行地区は夜9時30分頃から放映される予定です。駅周辺は6時からなど数回放映
      されます。

今日12月22日は午前中授業でした。午後1時30
分から、校庭にカブトムシ飼育小屋をつくります。
カブトムシボランティアにやってきてくれた子どもたち
です。
早い子は1時ごろから集まってきてくれていました。
けやきの木のベンチに座ったり、落ち葉のベッドで
遊んだりして時間を待ちました。
1時15分頃、川口市公園緑地公社のみなさんが、トラ
ックでいらっしゃいました。
トラックにはたくさんの荷物が積み込まれています。
トラックがけやきの木の下に到着! 荷台に積んである木の箱が「カブトムシ飼育小屋」です。
さあ!仕事を始めるぞ!がんばろう! まずは、トラックから飼育箱をおろしました。
校庭の体育小屋の横に設置することになりました。 この場所だと、ケヤキの木の落ち葉を集めたら、す
ぐにこの箱に入れることができます。それまでは落ち葉
を集めて、裏の学年園の落ち葉だめまで運んでいまし
た。
川口市公園緑地公社の吉野さんです。
吉野さんの「カブトムシ教室」が始まりました。
子どもたちはベンチに座って、お話を聞きました。
「安行小のみなさん今日は。」 「今日は、これからカブトムシの飼育小屋を作ります。」
「カブトムシを育たことのある人?」
「はーい!」
「安行小は多いですね。すごいねえ。」
「カブトムシの成虫は何を食べるかな?」
「昆虫ゼリーとか?」
「自然のなかでは?」
「樹液とか…」
「そう樹液だね。樹液はどんな味がするんだろう?な
めたことがある人はいますか?」
「えー…」
「先生はなめたことがあります。甘いんですね。だか
らカブトムシはやってくるんでしょうね。」
「幼虫は食べるものは何かな?」
「落ち葉!土?」
「そう、落ち葉はよく食べますね。」
「カブトムシの一生、一年間はわかりますか。モンシロ
チョウだと、春から夏に、何回も卵、幼虫、サナギ、成
虫を繰り返すけれど、冬はどうやってこすのかな?」
「サナギ?」
「そう、サナギですね。昆虫が、どうやって冬越しする
か、とても大事なことですね。」
「カブトムシは幼虫で冬を越します。今は寒いから、冬
眠で、エサは食べません」
「この木はなんだかわかりますか?」
「コナラ…」
「よくわかったね。そうコナラです。しいたけを育てた
あとの木です。木が腐りかけてやわらかくなっていま
す。これも幼虫は、よく食べます。」
「先生もさすがにこの木は食べたことがありませんけ
どね(笑)」
「コナラやクヌギだけでなく、こうした木の腐ったものなら
たいていのものは食べます。ケヤキでもサクラでも。
ただマツやスギのような針葉樹、葉が針みたいにとが
った木は好きではありません。」
「お家で、カブトムシを飼っている人はどうやって、飼
っていますか。」
「お店で土をかってきている人もいるでしょうね。昆虫
マットとかね」
「安行小の飼育小屋では、自然に近いすがたで、カ
ブトムシを育てます。小屋の一番下に黒土を入れま
す。落ち葉が分解すると、この黒土になります。
この下の黒土のなかで、カブトムシはサナギになりま
す。」
「黒土が好きなのはミミズです。カブトムシは黒土は食
べることはありません。この黒土の上に、腐葉土をお
きます。腐葉土は、漢字の通り、腐った落ち葉のこと
です。」
「最後に落ち葉を入れます。黒土、腐葉土、落ち葉と
いうように飼育箱の中を三層にします。」
こうしてカブトムシ教室を終えて、いよいよカブト
ムシ飼育小屋づくりがスタート!
子どもたちがトラックから、まずは黒土をおろしました。 その黒土を飼育箱まで運びました。
さあ、みんなで運ぼう。 女の子も!
低学年も!お兄さんと一緒に頑張りました。 飼育箱に黒土がどんどん入っていきした。
黒土が入ったところで、土を平らにならしていきます。 ビニール袋は回収しました。
黒土をならして、次は腐葉土を入れました。 続いて、カブトムシの幼虫を入れます。
みんな手にカブトムシをのせていきました。
みんな幼虫を手にのせても平気です!
さすが安行小の子どもたち!
「手にとった幼虫を、みんな見てごらん。横についてい
る茶色い点々が気門といって、息をする穴です。カブト
ムシは口から息を吸うわけではありません。目は退化
して、何も見えません。」
「この真ん中の線は見えますか?ここが血管や心臓の
ような役目をしています。よく見ると、太くなったり、細く
なったりしているのがわかるかな?」
「冬寒くなると、動きが弱くなります。手であたためてあ
げると元気になりますよ。」
みんなカブトムシの幼虫を手でおおってあたためてい
ました。ちょうど、その頃にJCOMテレビのカメラマンさ
んがやってきました。
次に、子どもたちがカブトムシの幼虫を飼育箱におい
ていきました。
カブトムシの幼虫を腐葉土の上に置くと、、少しずつ
動いて、頭からもぐっていくのがわかります。
みんなでその様子をじっと見守りました。 この日、この飼育箱に入れた幼虫は45匹です。
少し動きが弱い幼虫は、穴を掘っておいてあげました。 見ているうちに、頭を下にしてもぐっていきました。
頭を入れて、器用にもぐります。よく見るとかわいい
ものです。
カブトムシがもぐったところで、次に「ほだ木」を入れ
いきます。
これがシイタケを育てていた「ほだ木」です。 トラックからおろして、飼育小屋に運びます。
「ほだ木」がきれいに並びました。 最後に落ち葉を入れていきます。
落ち葉の袋を運んで、あけていきます。 葉の形を見ると、ケヤキが多いですね!
ケヤキの葉は、カブトムシを育てるにはよいそうです。
腐葉土以上に、落ち葉をよく食べると吉野さんは話さ
れていました。
だいたい2袋でいっぱいになりました。
余った落ち葉はベンチの中に入れていきました。 みんな落ち葉のベッドで大はしゃぎです。
落ち葉にうまって、幼虫みたいな人がいます! 落ち葉がへったら、ここの落ち葉を足していきます。
吉野さんからまとめのお話がありました。

1、春になってあたたかくなってきたら、たくさん落ち葉を
 食べます。落ち葉を足していってあげてください。

2、梅雨の頃に、カブトムシはサナギになります。サナギ
 は蛹室というサナギの部屋で、じっと成虫になるのを待
 っています。そのときはそっとしておいてください。部屋
 がこわれると、カブトムシがツノや羽をきちんと伸ばすこ
 とができません。

3、成虫になったら、カブトムシゼリーなどのエサをあげ
 てください。そして、また卵を産ませてあげてください。
これから、みんなでカブトムシの幼虫の成長を見守っ
ていきます。

来年の夏、7月にはたくさんのカブトムシの成虫がこの
飼育小屋で育つことでしょう。楽しみにしていてください。
最後に、ふたをして完成です。 鍵をつけて、できあがりました。
次回は、この飼育箱に色を塗って絵を描きます!

        
    

      カブトムシボランティアの子どもたちと川口市公園緑地公社のみなさんと記念写真を
      とりました。

      川口市公園緑地公社のみなさん、ありがとうございました。


   カブトムシ飼育小屋に絵を描こう!12月23日(火)

 カブトムシ飼育小屋ができあがった翌日、12月23日(火)。22日のカブトムシ飼育箱作りに参加した
女の子が3人が学校にやってきました。カブトムシ飼育小屋に描きたい絵の図案を持ってきてくれました。
 子どもたちと一緒にカブトムシの飼育小屋の絵をしあげていくことになりました。
 絵を描くときには、またお絵かきボランティアを募集します!
 

子どもたちが図案を持ってやってきてくれました。 正面と左右の絵の図案を用意してくれました。
左側側面。
幼虫が中心です。昨日吉野先生から教わった幼虫の
気門がしっかりと描かれています。葉っぱはケヤキの
木の葉とイチョウですね。イチョウの葉はエサにはむ
かないので、これからさらにクヌギ、コナラの葉を描く
ことにしました。
右側側面
成虫になったカブトムシが森に帰っていきます。


       

        正面です。
        カブトムシが幼虫が無事成虫になり、木にとまっているところ。
        そして、羽ばたこうとしているところです。

 カブトムシ飼育小屋にどんなデザインの絵ができあがるか楽しみにしていてください。



 「しめ縄づくり」と「お餅つき」 12月28日(日)

 安行小学校も冬休みを迎えました。冬、年の終わりには恒例となった「しめ縄づくり」と「お餅つき」
をエコクラブで行いました。今回も会長さんはじめ、おやじの会のみなさん、そしてエコクラブのサポ-ター
のみなさんにご協力いただきました。戸谷校長先生もかけつけてくれました。
 今回の講師の先生方、西川先生、横山先生、神山先生もご協力ありがとうございました。
(みなさん埼玉県の環境アドバイザーの先生です)

朝10時から開始ですが、ずいぶん前から、たくさん
の人が受けつけに集まりました。
川田会長さん、瀬尾副会長さん、金杉前会長さんも
応援にきていただきました。金杉さんにはしめ縄で使う
木を用意していただきました。
   
 実は、この日、朝早くから会長さんたちは学校修繕
のためにもボランティアで学校に来ていただきました。
給食室前のわたり廊下です。段差があるというので
改修に来てくれました。新年にはここがピカピカになり
段差がなくなっています。楽しみにしていてください。
   
 会長さんは校庭の遊具や器具の点検をしています。
バスケットコートのゴールも直していただきました。
 こちらはエコクラブのサポーターによるお餅つきの
準備の様子です。お鍋のなかに餅米がはいっていて、
朝からふかしています。
午前10時、いよいよ「しめ縄づくり」と「お餅つき」の
はじまりです!
子どもたちもたくさん集まってくれました。
校長先生もかけてつけて、あいさつをしていただきま
した。「安行小学校は地域とのつながりを大事にして
教育活動を行っています、今日も一日、しめ縄づくり、
お餅つきを楽しんでください」
はじめは「しめ縄づくり」です。 西川先生からつくり方の説明を聞きました。
なわを10本1組にして、3組つくります。
2組10本づつのわらを時計回りにねじりながら、よって
いきます。
なかなか…難しそうです。子どもたちも真剣に見て
います。
さらにもう1組10本をねじっていって、できあがりで
す。
仕上げに、こう輪にしてもいいですね。
こんな紙をつけると… お願いごとがかないそうですね。 さあ、みんなもやってみよう!
稲は、水につけてからたたくといいです。
稲を木槌でたたくと、やわらかくなります。 台になる木は、金杉前会長さんがもってきてくれまし
た。
たたいたわらができあがり!
10本ずつ3組です。全部で30本です。
これを上手にあんで、よっていきます。
かなり…これが難しい。
一人ではできませんから、みんなで協力が大切!
しめ縄ができたら…
次は飾りをつけます。
横山さんが玄関前のナンテンの赤い実をとってくれま
した。
赤いのがナンテンの実です。
こちらはキンカン。 キンカンの実をしめ縄に飾ると素敵です。
これはアカマツ。 松を飾ると正月らしくなりますね。
しめ縄飾りの材料となる植物が、安行小だと学校で
すべて用意できます。安行小って…すごいですね!
こちらは折り紙で、飾る紙を作っています。 できました!
しめ縄に、キンカン、ナンテン、松がついていますね。

みんなで相談しながらやりました。
途中からお父さん、お母さんの方が夢中になっていま
すね?ホタル博士の田中さんもお手伝いにやってきて
くれました。
さあ、力作の「しめ縄飾り」ができあがりました!
こちらは…魔法使い!?
いえいえお掃除を手伝ってくれました。
ありがとう。
親子で仲良く、しめ縄飾りを作りました。
お家に飾って、よいお正月を迎えましょう。
いよいよお餅つきの準備です。安行小にある臼と杵
です。文字を読むと、昭和57年度の卒業生の記念品
です。
ふかした餅米が臼にはいりました。これがまたおいしい。
「半殺し」などとぶっそうな名前がありますが、これが好
きという人も多いようです。
会長さんと、横山さんが手なれたところで、餅をこね
いきました。
二人見事に息があっています。湯気がたちあがって
います。
会長さんが上着を脱いで! よいしょ!よいしょ! 威勢のいい餅つきが始まり
ました。
次はみんなにも挑戦してもらいます。つき方をよく見て
いてください。
さあ、すっかり餅ができあがりました。
台の上に、お餅をならべます。 お餅は「あんこもち」「きなこもち」「からみもち」の
3種類です。
まずはお1人3個食べてください。
どのお餅を食べるかな?
お餅が、あんこや、きなこ、大根おろしに
からまれてどんどんできあがっていきます。
いただきまーす! こうやって、みんなでお餅をついて食べると…
おいしいですね。
さあ、どれにしようかな?子どもたちには「あんこ」と
「きなこ」甘いのが人気でした。
いただきまーす!お餅ほかほか、やわらかい!
続いて、お餅つき2回目です。 今度は副会長の瀬尾さんについてもらいました。
男の人は、さすが力強いですね! 続いて、1回目お餅を食べ終わった人から、今度はお
餅つきです。
一人10回! 真ん中に杵を勢いよくおろします。
お餅ができました。またまた行列です!
今度は2回目です。
今度は1人、2個ずつです。
お餅をおいしくいただきました。 お餅を食べ終わって、まとめになりました。
環境アドバイザーの神山(こうやま)先生が、絶滅が
心配されるボルネオの動物たちのお話をしてくれま
した。
熱帯雨林が切り倒されて、森がなくなり、そこにすむ
ゾウやオラウータンの居場所がなくなっているそうで
す。ボルネオの森林伐採は実は豊かな日本の私達
の生活と深くつながっていて、他人事ではありません。
みんなで動物たちのことを、私達の生活のことを考え
ていきましょう。
 横山先生からもお話がありました。
お正月は、みんなの家で年神様をお迎えする日です。
年神様に家の入り口がわかる目印が門松です。
それからしめ縄は「悪い物」入れない。しめだすのしめ
です。
そして鏡餅は、年神さまがここにいらっしゃる所。
鏡餅に飾る、ナンテンは難転、災い転じて福となす。
ミカンなどのせますが、「だいだい」は代々続きますよ
うに…など、いろいろな語呂合わせがあります。
鏡餅はいわば神様お座りになる座布団のようなとこ
ろですね。
日本で古くから、伝えられてきたお正月。年神様を
迎えて、よいお正月にしましょう。
最後に、5年生の女の子から、安行小の子どもたちに
よびかけがありました。12月22日にカブトムシの飼育
小屋を作りました。今度、みんなで飼育小屋にペンキを
ぬって絵をかきます。みんな参加、ご協力をお願いします。

こうして、本年最後のエコクラブも終わりました。参加して
くれた子どもたち、保護者のみなさんありがとうございまし
た。校長先生、PTA会長、副会長さん、おやじの会のみな
さん、ご協力ありがとうございました。また講師の先生、サ
ポーターの皆さんありがとうございました。厚く御礼申し上
げます。みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。
そして、新年もよい年でありますように!
新しい年もどうぞ、よろしくお願いします。


  カブトムシ飼育箱にペンキ塗り 1月11日(日)

 12月22日に川口市緑地公社さんの協力を得て、設置したカブトムシ飼育箱に絵を描くことに
しました。新年、最初のエコクラブの活動となります。

天気は晴れ渡り、ペンキ塗りにはもってこいです。 はじめに木についている土やほこりをとりました。
色作りです。今日はまずは下塗りです。
白に少し緑をまぜて色を作ってみました。カブトムシ
飼育箱の図案を考えたメンバーが色も決めました。
手分けしてペンキ塗りスタート!飼育箱のふたをは
ずしました。箱の下の部分を上から塗っていきました。
こちらは飼育箱のふたの部分です。 みんな手分けをして塗っていったので、どんどん進ん
でいきます。
30分もしないうちに終わり、もう一つ新しい落ち葉
だめの箱も同じ色をぬりました。
余ったペンキを上手に使って塗っていきました。
落ち葉だめのほうはふたがありません。夏になると
きっとカブトムシが卵を産みにくることでしょう。
ペンキ塗りが終わって、お楽しみタイムです。
七輪に火をおこし、炭に火をつけます。
稲わらを入れて、細い枝を折ってくみ上げて、紙は
使わずに火をつけました。
炭に火がうつったところで…
マシュマロを串にさして焼きました。
焼きマシュマロです! 七輪でこげない程度に、焼いていくと…
口になかで、温かく、とろけておいしいです。 焼きマシュマロを食べた後は、ケヤキの木にロープ
をかけてブランコ遊びです。
ケヤキの木のブランコです。 ちっちゃい男の子も大喜びです!
1、2…10と 一人10回ずつやって交代しました。 ロープは「てこ結び」という結び方でしばりました。
てこ結びした木の棒に腰をかけるのですが、重みが
かかればかかるほどロープがしまります。
焼きマシュマロを食べて、ケヤキの木のブランコを
終えた頃には、ペンキが乾きました。
最後にふたをして、鍵をかければペンキの下塗りの
完成です。
鍵をしっかりとかけて、今回の作業は完了です。 みなさんおつかれさまでした。
次回は絵を画きましょう!
どんな飼育箱の絵になるか楽しみにしていてください。


 カブトムシ飼育箱完成!  2月22日(日)

 1月にペンキ塗りの下塗りを行いました。雪が降ったり、雨が降ったりで、なかなか日にちがとれません
でしたが2月22日(日)カブトムシ飼育箱のペンキ塗りを完成させました。
 前回、ペンキ塗りをした子どもたちが集まって、完成させました。

下塗りをした上に下絵をマジックでかいた後に、いよ
いよペンキ塗りです。
はじめペンキの色作りに苦労しました。
木の色とカブトムシの色をどう色を変えるかと頭を
なやませました。
色が決まると、みんなペンキのはけをもってどんどん
色塗りをしていきました。
カブトムシの体と羽も色を変えて工夫しました。 小さい弟さんもはりきって手伝ってくれました。
ほとんど…完成! 残すところ、カブトムシの目だけになりました。
だるまさんの目を入れるときのように、集中して最後
に目を黒く入れました。
カブトムシ飼育箱の完成です!
やったああ!拍手!
子どもたちの頑張りで、素敵なカブトムシ飼育箱が
完成しました。
こちらは落ち葉だめです。安行小の環境なら、この
落ち葉だめに落ち葉を入れておけば、夏になるとカブ
トムシがタマゴを産みつけることでしょう。
さっそく学年園に行って、稲わらと落ち葉を入れるか
ごを取りに行きました。
さあ、最後の仕上げ。落ち葉をいれよう。
裏庭には梅が咲いきれいです。 ケヤキの木の根元、ベンチに囲まれたところにある
落ち葉を集めて、新しくできた落ち葉だめに運びます。
夏になると、カブトムシがタマゴを産むといいなあ… 落ち葉をリレーのようにどんどん交代で入れていき
ました。
寒いなか子どもたちは走る走る! 落ち葉がはいったところで、最後に稲わらをしきました。
これで落ち葉だめも完成しました。
みなさんおつかれさまでした。
今日は、カブトムシ飼育箱の完成をお祝いして、特別
にツリークライミングを行いました。
インストラクターはツリークライミング@ジャバンの
大西さんご夫妻です。
はじめにします。春は地面から木は水をすいあげます。
夏には葉をいっぱいにしげらせます。春、夏、秋、冬
と木の成長にあわせて準備体操をしました。
体操が終わって、いよいよツリークライミング開始
ロープに自分の体重を上手にかけながら上がって
いきます。
ヘルメットはもちろん安全装具をつけて木に登ります。
慣れてくると、身軽な子どもたちはどんどん上に登っ
ていきます。
ロープをかけて頂上まで、もう少し。
枝に足をかけて…一休み。 木に登ったら記念写真を撮るときはチーズではなく
「ツリー」です。
木の上にはかわいいおさるさんが?いっぱい。 最後にケヤキの木に「ありがとう」と挨拶をしました。
大きな木に登りましたという賞状を大西さんからいた
だきました。
日本にツリークライミングを紹介したジョン・ギャスライト
さんのサイン入りです。
みんな木と友だちになれたね。 カブトムシ飼育箱完成へのお手伝いありがとうござい
ました。最後に記念写真「ツリー!」


 アカガエルプロジェクトはじまる!  3月8日(日)

 安行には昔、たくさんのアカガエルがいました。しかし、最近はまったくといって言いほどアカガエルを
見ることはできなくなりました。安行原自然の森公園(平岡山)にもアカガエルを見ることはありません。
 アカガエルは埼玉県の準絶滅危惧種に指定されています。
 戸塚地区の戸塚南小学校のエコクラブではアカガエル再生のとりくみを2010年から続けています。
水路に井戸を設置し、水辺環境を守りながら、アカガエルの再生に成功しました。
 昨年から戸塚南小エコクラブと交流しながら、安行小でもアカガエルプロジェクトをたちあげました。
 戸塚南小の斜面林の水路のたまごをいただき、学校ビオトープや安行自然の森公園に放したり、たま
ごからオタマジャクシ、大人になるまで育ててて放したりしています。
 アカガエルはたまごを産むまでには2年かかります。順調に行けば、今年、来年には安行でもアカガエ
ルがたまごを産むかもしれません。

 3月8日(日)に戸塚南小あすぱるエコクラブでアカガエル調査が行われました。安行小こどもエコクラブ
からも参加しました。アカガエルのたまごを調べたあと、戸塚南小あすぱるエコクラブの子どもたちから
安行小こどもエコクラブの子どもたちにアカガエルのたまごのプレゼントがありました。
 今年も安行小でもアカガエルを育てていきます。

戸塚児童センター「あすぱる」に戸塚南小あすぱる
エコクラブと安行小こどもエコクラブの子どもたちが
集まりました。
これはアカガエルと井戸掘り大作戦という紙芝居
です。アカガエル再生のとりくみをまとめたものです。
戸塚在住の鈴木さんが紙芝居を描いてくれました。 ジュニア自然観察指導員の中学生が当時4年生
から始まったアカガエル再生のとりくみです。
自然観察員の横山隆先生から報告がありました。
取り組み始めた年は2010年です。もちろんその年
にはたまごは産まれません。アカガエルは2年たって
たまごを産みます。ですから2011年もまだたまごは
産まれませんでした。そして2012年にはたまごが
産まれました。その年は5卵塊。たまごのかたまりが
5こみつかりました。さらに2013年は50卵塊。昨年
2014年は雪が多かったこともあり35卵塊でした。
さて今年は何個見つかるでしょう。
しかし…この斜面林に50卵塊、1卵塊が2000個
のたまごとすると、10万個にもなります。ふつうに
考えると多すぎる数かも知れません。
どうして…こんなに多いのか…考えてみよう。

この写真を見てください。これは生態系ピラミッドです。
斜面林の植物や虫達がいて、その虫を食べるのが
カエルです。さらにカエルを食べる動物がいるのがわ
かりますか?
そう…鳥ですね。これはオオタカです。つまりカエルを
捕食する動物が少ないということなんでしょう。豊かな
森ということはたくさんの命がつながっているということ
です。これからこの斜面林をもっと豊かな林にするには
どうしたらいいのか…今日、アカガエルの調査をした後
に、またみんなで考えましょう。
これがアカガエルです。屋上ビオトープにすみついて
いるアカガエルです。前足が太いから、これはオスの
アカガエルです。
横山さんのお話の後、さっそく屋上ビオトープに行き
たまご調査をしました。屋上ビオトープだけでも…
何と12卵塊もありました。
さきほどのアカガエルは池に放してあげました。 すいすいと泳いでいます。
続いて、下におりて学校ビオトープに行きました。 ここにもたまごが産まれています。
5卵塊ありました。
手でさわってみるとぷるぷるしています。
そして、いよいよ斜面林に行きました。
斜面林の水路の終わりにある池です。
ここだけでも…何と38卵塊もありました。
とちゅう歩いていると、ふきのとうがありました。 すいろを上流にあがりながら…水路にも9卵塊あり
ました。
次々とたまごを見つけていきました。橋の下あたりに
は24卵塊。
橋のさらに上流でも3卵塊。
たまごを1卵塊だけ水そうに入れました。
これからみんなでたまごを1個ずつ数えてみます。
その前に、今日の調査結果の発表です。
何と…全部で… 75卵塊です。1卵塊を2000個とす
ると、ざっと150000個にもなります。
1卵塊にオス、メス、1つがいいたと考えると、ざっと
オス75匹、メス75匹はいたことになります。
メスをめぐって、たくさんのオスがいることが多いです。
この斜面林に150匹はかるく超える数のアカガエル
がすんでいることがわかります。見事にアカガエルは
よみがえりました。
さあ、これからみんなでたまごを数えます。
小分けして、入れ物にいれて、みんなで協力して数え
ます。
児童館の池田スタッフが数を記録していきます。
記録したたまごは水そうに移していきました。 そして数えて結果は… 1942個でした。

たまごを数え終わった後に、斜面林をさらに豊かな林
にするにはどうしたらよいのか考えました。
・鳥をよぶために巣箱をつくる。
・植樹をして木を増やす。
・田んぼをつくる
いろいろな意見が子どもたちから出ました。
アカガエルプロジェクトはまだまだ先に進んでいきます。
楽しみにしていてください。
最後に、戸塚南小あすぱるエコクラブのジュニア自然
観察指導員から、安行小こどもエコクラブの子どもた
ちにアカガエルのたまごのプレゼントがありました。
ありがとうございました!
安行小でもアカガエルを育てていきます。
戸塚南小学校から安行小、さらに在家小、今年は柳崎
小学校にもひろがります。自然を守り育てるとりくみが
ひろがっています。


 安行小 学校ビオトープに
    「アカガエルの卵」が産まれました! 3月16日(月)


 安行小でのアカガエル再生の取りくみは、すでに開始して2年がたっています。アカガエルは2年で大人に
なり産卵をするので、順調にいけば、今年の春産卵するかもしれいないと考えていました。しかし、安行原自
然の森公園ではアスマヒキガエルの産卵はありましたが、アカガエルの卵はありませんでした。今年は、まだ
無理かも知れないと思っていたところ…
 4年生の理科「「春の観察」の授業で学年園の学校ビオトープの池を見ると、アカガエルの卵の塊(卵塊)
が4つありました。

あそこに…何かある。つぶつぶの卵? これがアカガエルの卵です。卵塊は4つありました。
4つあるということは、オスとメスで4つがいはこの
近くにアカガエルがいるということになります。
 ビオトープの池は水が少し汚れているので、さっそく
アカガエルの卵救出大作戦が始まりました。卵をい
ためないように、バケツでやさしくとりました。
 これがアカガエルの卵です。
卵の様子を見ると、まだ産まれたばかりです。
昨日はありませんでしたから、昨晩産まれたことは
間違いありません。
卵を移したあと、池の汚れた水を、みんなで手分け
してくみとりました。
池の下にはヘドロがたまっていました。 おごれた水をくみとった後に、新しい水をいれました。
みんなでバケツリレーです。
きれいな水が入ったバケツを手渡しで運びます。 バケツで70杯分は水をくみました。
そして…新しい水を流そうとする時です…
石のすき間からアカガエルが頭を出してのぞいてい
ます。
子どもたちは大喜びでしたが…アカガエルはびっくり
したのか中に入っていきます。
池の汚れをとり終わって… 水を入れ始めます
池の水井があがっていきます。 水がはいりました。
最後に卵を保護するためにくいを打って、まわりに
ロープをはる準備をしました。
カラスよけの手ぐすをはります。
最後に、保護したアカガエルの卵を池にもどしました。 元気に育っていってくださいね。

                            
 安行原自然の森公園(平岡山)
             春の自然観察会  3月21日(土)


    
  みんながすむ街で生き物を育てよう!

午前10時、春の観察会が始まりました。講師は自然
観察員の横山隆先生です。虫かごを持ちながら子ど
もたちに話しかけました。みんな生き物が大好きだね。
虫かごで生き物を飼ったことがありますね。
「はーい。カブトムシ飼ったことある」
熱心な人は、もっと大きな虫かごや水そうで生き物
を飼う人もいますね。もっと好きな人は…家の中、い
たるところで生き物を育てたりするかな?上を見たら
トンボがいて、横をみたらトカゲがいたりとかね(笑)
「それ、動物園みたいな家だね」
でも、考えてみよう。ふたのある虫かごや、水そうで
生き物を飼うのではなく、みんながすむこの安行の街
全体で生き物を育てられたらすばらしいと思いません
か!?
これはアズマヒキガエルです。昨夜、安行原自然の
森公園で見つけて、ここにつれてきました。下がメス
上がオスです。昨日はこうやってオスがメスののって
いました。
「交尾してたのかな」たまごがうまれたの?」
今日「たまご」がうまれました。ヒキガエルのたまごです。
このオスとメスのつがいがうんだたまごです。
このヒキガエルの「たまご」は何個あるんだろう?
みんなで数えてみよう!
50cmずつのばして、ならべてみました。50cmでおり
返して14回。7mありました。ヒキガエルのたまごの全
長は7mです。
次に、20cmだけたまごを切ってわけました。この
長さで何個たまごがあるか数えました。およそ、どの
たまごも80個ありました。
 そして計算して、たまごの数を出してみました。  20cmで80こ。7mは700cmで20cmの35倍
80×35、計算するには35×80にして 2800個
ヒキガエルのたまごは何と…2800個もありました。
ヒキガエルのたまごを数え終わってから、学校裏の
学年園、学校ビオトープに行きました。この池にアカ
ガエルがたまごを産みました。2年がかりのアカガエ
ルプロジェクトの努力が実をむすびました。たまごの
かたまりは全部で6つありました。池の石の下にはア
カガエルがすみついています。
この花はツバキです。ツバキは花の根元で花びら
が一つにくっついています。ですから落ちるときは
花ごと下に落ちます。サザンカはツバキと花がにて
いますが花びらは1枚1枚分かれています。
つばきの花を開いてみるとよくわかります。おしべが
ぎっしりとつまっていて虫が花粉を運ぶことはありま
せん。メジロなどの鳥がミツを吸って花粉を運びます。
田んぼです。田んぼのなかをのぞいてみると…
たくさんのヤゴがいました。これはシオカラトンボの
ヤゴです。
田んぼにはいろいろな生き物がいます。アカガエル
もたまごをうむことがあります。ここで戸塚南小あす
ぱるエコクラブのジュニア自然観察指導員の岩川さ
んがアカガエルの育て方を説明してくれました。アカ
ガエルの育て方のリーフレットも作ってもってきてく
れました。
今回の春の自然観察会のもう一人の講師の先生。
川口植物の会会長の西川先生です。
春の草花を紹介してくれました。右側がホトケノザ、左
側がヒメオドリコソウです。ちょっと見るとにています。
ヒメオドリコソウは葉を伸ばす枝があります。ホトケノザ
の花で笛をつくることもできます。
学年園、学校ビオトープの観察を終えて、プールに
向かいマイした。
とちゅう白いツバキが咲いていました。 色が紅白とちがいますが、どちらもツバキです。
プールの生き物を調べます。
プールにはどんな生き物がいるだろう?
「ヤゴ!」「トンボの赤ちゃん」
いろんな生き物をさがしてみよう。
プールの真ん中に池すがあります。この池すは環境
委員会でつくりました。プールに鯉を放すと、鯉がヤゴ
を食べつくしてしまいます。そこで「かや」をさかさにし
て、鯉を放すまえにヤゴをつかまえて池すに入れて守
ります。「ヤゴ救出大作戦」です。
みんなで網ですくって、生き物調査をしてみました。 これはウスバカゲロウの幼虫です。
左側はイトミミズ。右はギンヤンマの幼虫です。 小さなヤゴがいっぱり見つかりましたた。頭が四角い
ですね。どれもシオカラトンボの幼虫です。頭が三角
なナツアカネ、アキアカネはもう少し暖かくなってから
たまごから幼虫にかえります。
プールの生き物調査を終えて、カブトムシ飼育箱の中
をのぞいてみました。
昨年の冬に、川口市緑地公社さんの協力をえて、
校庭に飼育箱をつくりました。
中をあけてクヌギの木のほだ木(しいたけ栽培の木)
をどかすとカブトムシの幼虫がいました。
飼育箱の向こうは密蔵院です。安行桜が満開を迎え
ています。
安行桜の花びらを数えてみました。5枚です。 花びらの下をわってみるとミツがあります。なめると
ほのかにあまいです。メジロやヒヨドリはくちばしをさ
しこんでミツを吸いますが、スズメはよこからくちばし
いれて吸います。
最後に安行原自然の森公園にやってきました。 昨夜つかまえたヒキガエルももどしてあげます。
安行原自然の森公園は斜面林があります。台地から
低地へとつらなっています。
わき水の水路もあります。こうした地形から、様々な
生き物が育っています。
ここはショウブ池と言われるところです。正確には
ショウブではなくカキツバタが植えられています。
池のまわりを調べてみました。
 アズマヒキガエルのたまごがたくさんうまれています。  ヒキガエルを池に放してあげました。
たまごも池にもどしました。 春の観察会も終わりの時間となり、今日の活動のふ
りかえりをしました。
この絵をみてください。ちょっと小さい子にはむずかし
いかな…。生態系ピラミッドといいます。植物があり、
虫が育ち、また虫を食べる鳥がいます。「いのち」はみ
んなつながっています。この「いのち」のつながりが、
切れてしまうとどうなるかわかりますか?
「生き物が少なくなる」「自然がこわれちゃう」
今日の3人目の講師の環境アドバイザーの神山先生
からボルネオのオランウータンのお話をしてもらいま
した。
「ボルネオではみんなが大好きなポト手チップスやお
菓子に使うパーム油をつくるために、ジャングルをつ
ぶして、パームやし畑がどんどん増えています。ジャン
グルがなくなると、そこにすむオランウータンやゾウは
どうなると思いますか?
「生きていけなくなる」「行く場所がなくなる」
そう、そこで「いのち」のつながりを守るために森と
森をつなぐために土地を買いとって植樹をしています。
安行小の4年生が一緒に学習してくれて、学校全体で
募金もしてくれました。
みんな安行にいる生き物、カエルやトンボをオランウ
ータンとおきかえて考えてみてください。安行もだんだ
ん森が少なくなって、生き物たちがすみずらくなってい
ます。
この写真は何だかわかりますか?
「フクロウ!」
そうです。フクロウです。このフクロウを安行原の自然
の森公園で発見しました。3日前の晩のことでした。
この森にフクロウの声がひびいていて、近くにいくと
向こうの九重神社に飛びたっていきました。この森で
もフクロウがすんでいます。フクロウがすめる豊かな
この自然をみんなで守り育てていきたいですね。
春の観察会を終えて、最後にツクシひろいをしました。 今、安行原自然の森公園にはツクシがいっぱいです。
みなさんも公園に出かけて春をさがしてみませんか。

春の自然観察会の続き、夜の観察会を安行原自然の森公園で夜7時から行いました。

午後7時。もうあたりは暗くなりました。校門前に、子
ども達が集まってきました。
自然観察員の横山さんが何か手にもっています。
「それ…なあに? つり?」
「そう、これでカエルをつってみよう。」
「えさは?」
「えさは、木のぼう。コンニャクでもやってみよう。
メスとかんちがいしたオスがつれるかもしれない」
みんなが集まってところで出発!
夜の安行桜がきれいです。
足もとに気をつけながら、下の水路、池のところに
行きました。
水路に懐中電灯をあてると、いました!
ヒキガエルです。
もう少し行くと、今度は2匹いました。交尾をしている
ところです。上がオス、下がメスです。
こちらは1匹にメスにたくさんのオスが集まって、メス
のとりあいになっています。
蛙合戦(かわずがっせん)が始まっています。
横山さんが手にとって見せてくれました。オスは離
れようとはしません。オスはメスをぎゅっとつかんで
います。
オスの前足がとても太いです。長い時間このままで
す。横山さんがもってきたつがいは2日間ずっとこ
のままだったそうです。そして3日目の朝にたまごが
産まれました。
カエルつりに挑戦しました。こんにゃくは大失敗でし
た。木のぼうにはよってきますが、つれるところま
ではいきませんでした。
池を見ると、たくさんのアズマヒキガエルのたまご
がびっしりと産まれていました。
すごい量のたまごです。
3日前の夜には、まだたまごは多くはありませんで
した。その晩には、ものすごい数のヒキガエルが水
路にいました。ざっと500匹近くもいたかも知れま
せん。この夜には10数匹しか見ることはできませ
んでした。すでに産卵のピークがすぎて、カエルは
一斉に森に帰っていったのでしょう。
夜の観察会を終えて、水路からもどるとちゅうの坂
にヒキガエルを見つけました。水路の反対側、森の
ほうに向かって進んでいました。産卵を終えて、もど
るとちゅうなのでしょう。気をつけて森に帰るんだよ。

 夜の観察会も終わるころ、安行自然の森公園の台地林の上で、静かにふくろうをさがしました。
 3日前の夜には、この公園にふくろうがいました。ホーホーと鳴く声も聞きました。この晩は残念ながら
フクロウの鳴く声は聞くことができませんでした。
 あきらめて帰りかけたころです。エコクラブの5年生の男の子が話し出しました。
「先生、ぼくね、3年前に、この林でフクロウを見つけてたすけたんだよ。」
「え… 」
もう、みんなびっくり仰天。
「くわしく話して…」
「夜、この森にカブトムシを取りにきたら、木の根元にフクロウが落ちてきたの」
「それで、けがをしているのかと思い、家につれていき、お父さんお母さんと動物病院につれていってみて
もらったんだよ。」
「そのフクロウはどうなったの…」
「病院の先生は、けがはしてないようだと言ってた。詳しくは専門ではないからわからないから、みてもら
うなら鳥の専門病院に行くしかないかなと言われた。」
「それで、木の根元にフクロウをもどしてあげた。」
「朝、様子を見に行ったら、フクロウのすがたはなかった.飛んでいったのかなあ」
5年生の男の子の話に、夢中になっているその時、「ホー ホー」とフクロウの鳴き声が遠く、九重神社の方
から聞こえてきました。

横山さんが話されていました。
「昔、おじいさんから、九重神社の大きなきのうろにフクロウがすみついていると聞いたことがあります」

フクロウは間違いなく、安行原自然の森公園にやってきています。生態系ピラミッドの頂点にたつ猛禽類
の鳥です。フクロウがいるということは、安行にまだ豊かな森が残っているということです。
しかし…このままほおっておくとフクロウがすめなくなるかもしれません。改めて、
   「みんながすむ街で生き物を育てよう!」

ということを真剣に考えていきましょう。
男の子のご家庭から3年前のフクロウの写真を掲載します。貴重な写真になることと思います。