田んぼピオトーププロジェクトNO22 台風の後、稲が出穂!稲の花が咲きました

台風7号は近畿の方に向かい、関東地方には大きな影響はありませんでした。(近畿

地方の方々の被災が心配ですね…一方、新潟では水不足が深刻です。)

安行小学校ファームの田んぼにとってはむしろ恵みの雨となりました。ちょうど稲が

出穂して花が咲くこの時期ですから、台風がくれば大きな被害が出ます。収量もかな

り減ることになったことでしょう。台風の被害からは免れました。

8月15日の朝、田んぼの稲を観察に行きました。すると…稲穂が頭を出しています。

まさに出穂するところです。

茎から稲穂が成長して出てきているのがわかります。

8月16日の午前10時の写真です。稲の花がさきました。稲の花は「えい花」とよばれ

ます。葉緑素があるので緑色をしています。白いのがおしべで、めしべが受粉すると

お米ができてきて黄金色になります。

安行小の学校ファームの田んぼに一斉に稲の花が咲き始めました。稲の花は午前

9時半ぐらいから午後2時ぐらいまでの数時間しか咲きません。お近くの方は、

ぜひ見てみてください。稲の花は穂に100個ぐらい咲きます。つまり100個のお米が

できるというわけです。穂が15あれば1500粒。20でれば2000粒のお米が実るわけ

です。

 

稲の花が咲いたお祝いに、田んぼの周りの雑草を刈り取って田んぼをきれいに

してあげました。

8月17日の田んぼです。

一斉に花が咲いています。

刈払機とヘッジトリマーを用意しました。田んぼの周りをきれいに草刈りしました。

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

これからお米ができあがってきます。実ができるにつれてすずめ対策が必要に

なってきますね。