5月29日(月)運動会の代休の月曜日、学校ファームの田んぼに埼玉県農林公社の
トラックがやってきました。トラックに乗っているのは「トラクター」です。この
トラクターで「代かき」を行いました。
「代かき」というのは田起こしをした後に水をいれて、田んぼの土をどろどろにし
ながら平らにする作業です。田植えをする前に行う大事な作業です。
トラクターが到着する前に、朝早くからエンジンポンプで田んぼに水を汲み上げて入れ
ておきました。
トラクター始動です!
田んぼの縁から中心に向かってトラクターが進んでいきます。草が刈り込まれ、土にまぜら
れて水と土がまざりどろどろにしながら平らにしていきます。
田んぼの角もしっかりと丁寧に「代かき」をしていきました。この田んぼの土は柔らか
いので、機械が沈まないように慎重に進みました。機械が泥に沈むと大変なことになり
ます。タイヤが半分ぐらいまで沈む田んぼではトラクターでの「代かき」は難しいそう
で、タイヤが沈みすぎないかハラハラしながら見守りました。幸い、そこまでは柔らか
くないということで安心しました。
さっきまでの草が見えていた土地が、立派な田んぼになっていきました!
校長先生もエコクラブの子どもも「代かき」の様子を見に来てくれました。
たっぷりと水を入れていきました。時間がたつと田んぼの泥水は、泥が下に沈殿して透明になっていきます。
土の小さな粒子がしていき、水をしっかりと貯めることのできる田んぼになります。
「代かき」の終わった田んぼにたくさんの鳥がやってきました。泥から出てきたミミズなどの虫をついばんで
いました。