4年総合「蛇造り新聞」を作って発信しよう (14)

4年生総合「安行原の蛇造り」も探究Ⅱのサイクルに入りました。

郷土資料館の井出先生の特別授業を受けた後に、これまで調べて

きた事を新聞にして発信します。井出先生のOn-line特別授業の

後には蛇造り保存会会長の沖田さんのOn-lineインタビューも予定

しています。これまでの身近な人へのインタビューやネット資料

とは違う次元での学習をして蛇造り新聞造りに取りかかります。

4年生総合「蛇造りの授業」の取り組みが埼玉新聞に掲載されました。6月27日(日)

4年総合「安行原の蛇造り」郷土資料館 井出先生特別授業 (13)

4年総合 郷土資料館 井出先生特別授業動画

できあがった新聞は蛇造り場の掲示板に貼らせてもらう予定です。

新聞づくりは1人ではできません。チームで協力して行います。

ここで新聞づくりを学べば、子どもたちはいろいろな場面で自分たち

で新聞を作ることができます。さっそく「蛇造り新聞」プロジェクト

のワークシートを作りました。そして3,4人のグループになりま

した。

これまで総合と国語の一部の単元を合科的に進めてきました。国語

の「漢字辞典」、「メモをとろう」、「新聞づくり」などで学習し

たことを総合の学習で使うことで、学んだことが活かされ、使うこ

とによって子どもたちの力として身につきます。

子どもたちには山登りの話しをしました。

「総合の学習は山登りと似ています。山登りといっても、先生の後

ついていくだけの山登りをしても、自分たちで山を登る力がつくと

思いますか?」

― つかない、つかない。先生いないと山登れないよ。

「そうだよね。総合の学習ではみんなが協力して、自分たちで山

を登る。先生は見守って応援はするけれど、みんなは地図を見たり、

天気予報を調べたり、友だちと協力して山をのぼる。時には道に

迷いそうなこともあるよね。」

―迷ったら大変だあ。

「間違ったら、またもどってやりなおせばいい。もちろん先生

たちは相談にはのりますけど、登るのは君たちだ。そんな風に

して山を登ったら気持ちいいよね!」

―絶対嬉しい!みんなでお祝いだね。

「そして…そうやって山を登った君たちは、山を登る力は…」

ーついてる、ついてる!

「そうだよね。そしたら、もっと高い山にも挑戦できるよね。」

「新聞づくりに挑戦しよう!井出先生の特別授業もあるし、沖田

さんへのインタビューはこれからです。記事書けそうかな?」

子どもたちからは元気な返事が返ってきました。

グループで話し合って、分担を決めました。

1新聞名、2アンケート 3インタビュー、4井出先生特別授業

5,6,7記事

を分担してみました。

編集長はグループのまとめ役です。分担といっても、1人でやるの

ではなく相談しながら協力して進めていきます。

さらにこの表の中に、見出しができたら△、下書きができたら〇

完成したら◎というふうに記入していきます。

写真は教科書のモデル文と同じように2枚。イラストはアンケート

で1つ描くことになっています。

各グループの新聞名も担当者が黒板に書きました。

いよいよ探究Ⅱの山場、新聞づくりにとりかかりました。

特別授業をしてくれた井出先生からは、時間が短く答えられなかっ

た子どもたちに手紙をいただきました。授業で使った資料も頂きま

した。さっそく、PDFにしてタブレットで全員が読めるようにしてい

きます。

探究Ⅰから探究Ⅱへと探究の室が深くなっていきました。

子どもたちの新聞の仕上がりを楽しみにしていてください。