クラスロボット大会が始まりました。毎年、レスキューロボット大会は体育館で学年全体で行ってきました。
今回は4年生が5クラスということもあり、会場設営、コントローラーの数などの問題を考えて、クラスごと
に大会を開くことにしました。クラス大会の後には各クラスの1位、2位を集めて学年大会も開く予定です。
レスキューロボット大会の会場は4年生教室横の多目的室です。多目的室にカーペットを敷き詰めて会場
を作りました。対角線上にはじからスタートしてはじまで3分以内にゴールすれば10点となります。
さらに加点は
・ホッチキス5点 のり4点 はさみ3点 単3電池1点となります。スタートしたら物資を追加することは
できませんが、動きづらければ物資をおろうことはかまいません。
減点は
・脱輪。カーペットから車輪が2輪でるとコースアウト。脱輪です。1点減点となります。そこからロボット
をもどしてスタートできます。
・ピットイン。途中コース上でタイヤがはずれたり、導線がはなれたり、ギアのかみ合わせがずれたりして
修理が必要な場合はスタート地点にもどって修理して再スタートです。1点減点です。
・障害物の壁を倒すと1点減点。ロボットはもちろん操縦者が倒しても1点減点です。
大会前には、この大会が単なる「ロボット大会」ではなく「レスキューロボット大会」であることを確認しま
した。ロボットは速さを競うのではなく、時間内に確実に、安全に、レスキューのための物資を運ぶことが
目標です。人の命がかかっていることを再確認して大会をスタートしました。そのためにもしっかりと互いの
ロボットの工夫や良さを、問題が出たときどう対応するかなど見合いながら、応援することも大切です。
大会がいよいよ始まります。「これから4年生レスキューロボット大会を始めます!」 拍手!
配線は事前に確認にしておきます。
対角線上に2チームが対戦します。時間は3分です。
スタート
対角線上のはじまでいくとゴールとなります。ゴール判定と点数は旗を持っている審判が確認して報告です。
物資が重くなるとどうしても車体がきしみます。そのきしみで車輪が斜めになってタイヤがはずれるチーム
も出ました。その場合はピットインして修理、再スタートです。
3輪のレスキューロボットもあります。頭を左右に振りながら前進を細目にしていきます。
かなり運転技術が難しいですね。
9月はじめの野村先生の授業から始まって、レスキューロボット作りをしてきました。はじめはロボット
なんてできるのかな…という不安があったようです。車イスで左右にいくしくみを理解して、モーター
カーを2台合体させて2つのモーターを使ってロボット作りを進めてきました。
3年生の理科で学習した豆電球回路の復習もしました。「電池の向きを反対にしたら豆電球はどうなる?」
とたずねると「消える」と答える子が意外と多かったです。電気や回路の学習は簡単ではありません。
ロボットを作りながら、時には失敗しながら作りなおして、問題の切りわけをしながら解決をしてきました。
ロボット大会を終えての子供たちの感想を紹介します。