「安行原の蛇づくり 4年生ポスター展」安行公民館で開催中

 

 4年生は1学期の総合で地域の伝統行事「安行原の蛇造り」の学習を進めています。

蛇造りについて知っていることを出し合い、共有して、課題づくりをして探求的に学習を進めて

います。

 「安行原の蛇造り」は江戸時代から300年以上も続く地域の伝統行事です。天下泰平、五穀豊穣、

無病息災を願って、10m以上もあるわら蛇を作り祈願文を書いたお札を蛇の口に奉納して祈ります。

天下泰平…戦争のない平和な世界でありますように

五穀豊穣…みんなが豊かな生活ができますように

無病息災…誰もが健康で明るく元気に過ごせますように

昔も今も人々の願いは変わるところがありません。むしろ今の時代こそ、こうした願いが強い時かも知れま

せんね。

 昔の人々の願いに触れながら、安行小の4年生が授業支援ソフト「スクールタクト」と「Canva」を使って

全員が蛇造りのポスターを作りました。

 子どもたちの作品を安行公民館にお願いして掲示しました。安行小4年生「安行原蛇造りポスター展」

です。

 

安行公民館の玄関から入って、すぐ左側のロビーになります。

掲示板に掲載しました。

 

「安行原の蛇造り」は川口市の無形文化財です。地域の宝ですね。

 

掲示板2枚の表と裏に全クラスのポスターを展示しました。

4年生の子どもたちは蛇造について調べてながら、昔の人の願いの深さを知って、その願いをそれぞれポスタ

ーで表現してみました。

タブレットを使って、授業支援ソフト「スクールタクト」と「Canva」を使って制作してみました。

ポスターの横には安行小学校150周年の特別行事についても説明があります。

昨年、安行小は創立150周年を迎えました。その記念行事の一つとして「田んぼづくり」に挑戦しました。

昨年6月4日の田植えの様子です。安行小5年生、安行東光幼稚園、安行小・中特別支援教室320名で田植

えをしました。江戸時代にはどこの農家も田んぼでお米を作っていました。

「田んぼビオトープ」プロジェクトNO14 6月5日(月) 田植えが終わりました 5年生、安行小・中特別支援学級、安行東光幼稚園320名が参加

上の写真は昨年10月8日の稲刈りの様子です。

5年生、特別支援学級小・中学校、安行東光幼稚園年長さん 稲刈り体験 9月29日(金)

夏のサマースクールでは4年生が稲藁を使って「ミニ蛇造り」を作りました。

藁を三つ編みにして蛇を作りました。みんなで協力して蛇を作っていきました。

藁を三つ編みでねじっていくのは大変でしたね。

蛇には目をつけて、祈願文もつけてみました。

昨年3月18日には郷土資料館の井出先生に特別講話を講談師の神田あおいさんにはオリジナルの

「講談 安行原の蛇造り」を演じてもらいました。

 

蛇造り保存会、会長の沖田さんにも来ていただきました。講談会を終えて、児童代表がお礼と花束をお渡し

しました。

最後に5年生が田んぼで育てた稲藁を沖田さんにお渡ししました。今年の蛇造りでは5年生が育てた稲藁

を蛇造りで使ってもらうことにしました。

そして、今年の4年生はポスターにも挑戦してみました。

安行公民館で4年生のポスター展開催中です。ぜひ、保護者、地域の皆様

4年生のポスターをご観賞ください。