田んぼにはなかよし学級の子どもたちが作ってくれた「かかし」が稲を守ってくれて
います。乾いた稲を数束学校に持って来て脱穀に挑戦してみました。
これは中古の足踏み脱穀機です。
足でこいで中のドラムを回します。ドラムには突起があり稲の穂をひっかけて実(籾)をとってくれます。
とれた籾は手でアルミバケツに落とすと、風の力で思い籾だけが下に落ちていきます。
この風の力を使った昔の籾選別の道具が唐箕(とうみ)です。昔の人は良く考え、自然
の力を見事に利用したものです。
風で籾を選別したら、次は籾摺りです。すり鉢に籾を入れて、そふとボールでごりごりとこすっていき
ました。お米が割れないかと心配でしたが、お米は固くで割れることはほとんどありません。こすられ
た力で籾殻がとれて玄米になります。玄米が増えてくると、お米がおしくらまんじゅうの状態でこすり
あうので一気に籾殻がとれていきました。
とれた籾殻を風で飛ばそうとしましたが、あいにく風が弱くなったので扇風機で飛ばしました。
扇風機の風できれいに籾殻が飛んでいきます。
籾が玄米にどんどん変わっていきます。
だいたい1合の玄米がとれました。
次は精米です。コップに玄米をいれてすりこぎ棒でついていきました。
かなり時間がかかりましたが、何とか精米(?)できたようです。
お米を15分水につけました。
そして炊飯機で炊きました。
ご飯がたきあがりました!
食べて…見ると…なかなかおいしいです!もっちりして甘みがあります。
もうすぐ学校で5年生やなかよし学級、エコクラブで脱穀、精米をしていき
ます。楽しみにしていてください。