6月4日(日)台風一過、晴天に恵まれました。心地よい風も吹き、絶好の田植え
日和になりました。田植えをするメンバーが学校ファーム田んぼに集合しました。
講師は環境アドバイザーの神山先生です。先日の2年生のヤゴ救出大作でも講師で
来ていただきました。
田植えの前に、まずは田んぼの中に入ってみました。はじめは恐る恐る入る子も。
「おっと!」泥に足をとられて倒れそうな人も…。
田植えの仕方を教わりました。三本指で3本ぐり苗を持ち、土の中5cmぐらいさし
こみます。中指の第二関節ぐらいまで土の中にいれて植えます。
さあ、うまくできるかな?
みんなで声をかけあって、協力して進めていきました。
植えてないところがないように確認して、植え終わったら下がります。
田植えロープには30cmごとに目印の赤い玉がついています。玉の下に稲を植えて
いきます。
慣れてくると、すいすい進みました。おっかなびっくりだった子どもたちも、もう
すっかり田んぼの中を歩くのは平気になったようです。
おつかれさまでした!みんなで記念写真をとりました。
田植えの後は、差し入れのジュースとアイスクリームをいただきました。
今日は特別ゲストもお迎えしました。
一番左側の方が新井田さん。この学校ファームの田んぼを作るお話をつなげて
いただいた方です。田んぼに水を入れるエンジンポンプまで寄付していただき
ました。そして、右側は外国の方です。なんとウクライナの方々でした。お母さん
は日本の生活が長く日本語は話せます。戦争でおばあちゃんが日本に避難してきた
そうです。故郷のウクライナから離れて、寂しいので、今日は日本の子どもたちと
田植えをしてもらうことにしたそうです。子どもたちと一緒に田植えをして、少し
でも元気になっていただけるといいですね。
最後に神山先生が田んぼにいた生き物を紹介してくれました。ケラです。歌に
ありますね。ミミズだってオケラだってアメンボだって♫ あのケラです。
田んぼはたくさんの生き物が棲んでいます。
改めて、田んぼビオトープでの自然観察会も行う予定です。楽しみにしていて
ください。
エコクラブの子どもたちが植えた稲です。
明日の5年生、安行小、中特別支援教室、安行東光幼稚園年長さんの田植えの
準備で田植えロープを設置しておきました。