前回、5月14日(日)には田んぼになるところに肥料をまきました。肥料をまいて
しばらくたってからエンジンポンプで田んぼに水をいれてみました。「代かき」の
ための準備です。このエンジンポンプは地域の方から寄付していただきました。本当にありがたい
ことです。
エンジンポンプを田んぼまで運んで始動させて、用水の水を汲み上げて
田んぼにいれていきました。5月17日です。
赤堀用水につながるこの水は見沼代用水につながっています。その先は
利根大堰です。利根川の水が遠い旅を経て、この安行までやってきてい
るわけです。
田んぼに水を入れると…すぐに鳥たちがやってきました。その数は軽く10羽
は超えています。
この動画を見るとわかりますが、ムクドリです。ムクドリが軽く2,30羽もやってきました。
水がはいってミミズがうごめいているのでしょうか。くちばしを地面に入れてはついばんで
います。
田んぼに農薬を入れるとてきめんに鳥たちは姿を消します。近くの田んぼは代かきが終わ
ってきれいな田んぼになっていますが、一羽も鳥がいません。「農薬を入れたからね…」
ということでした。たくさんのお米を収穫するためには農薬や除草剤を使うのでしょうが、
何とかこの田んぼでは農薬を使わずに稲を育てていきます。
田んぼにたくさんの生き物が来るといいですね。まさに田んぼビオトープです。