ヨモギもちづくり  5月11日(日)エコクラブ

5月11日(日)ヨモギもちづくりをしました。5月6日に予定していた活動ですが雨で延期になり11日となりました。やや今回も天気が心配でしたが当日の天候にな恵まれました。

参加人数は80名を超えました。学校のヨモギを摘んで、そのヨモギを使ってお餅をついてヨモギもちを作って食べることができました。ある意味、とてもぜいたくな活動となりました。

午前9時、サポーターの保護者、子供たちがたくさん家庭科室に集まって、準備をしてくれました。サポーターの皆さんのご協力なしにはこれだけのイベントはとてもできません。

お盆とお椀、お皿のセットに4人分のあんこときな粉を分けておきました。
あんこは1人100g、きな粉は1人8gぐらいの目安で分けました。

きな粉は全部で700g、そこにさとう500gをまぜました。

準備を終えて、午前10時スタートです。講師は戸塚児童センターあすぱる元館長さん澤田さん。環境アドバイザー神山さんのお2人です。
澤田さんからはお餅の作り方について簡単に説明を聞きました。

神山さんにはヨモギについて説明をしてもらいました。ヨモギと似ている草もあるので要注意です。間違うと大変です。ブタクサやアメリカフウロなどもちょっと葉が似ています。一番区別できるところは葉の裏に白い綿毛があるところですね。ヨモギのこの白い綿毛で「お灸」に使われる「もぐさ」が作られるんです。ヨモギの葉をたくさん集めて、その200分の1の量のもぐさがとれるそうです。このもぐさづくりの歴史は2000年を超えるといいますから、人間とよもぎは昔からの長いかかわりがあったんですね。

 

その説明の頃、サポーターのお母さんがお餅をふかし始めました。お餅は4kg使いました。

神山さんのお話を聞いてからヨモギさがしです。子ども達はけっこうヨモギがどこに生えているが知っているようでした。すぐに学校の裏に走っていきました。
校舎の裏にヨモギがところどころ生えています。

クワの木の下にもヨモギがありました。

葉の裏を見ると白い綿毛がありました。間違いなくヨモギです。

学校ビオトープの中にもヨモギは育っていました。

みんなで摘んだヨモギを持ち寄りました。

モギの葉を水洗いして、くきをとって葉だけにします。

餅つきが始まりました。
ヨモギをミキサーで細かくして、さらにフードプロセッサーでヨモギペーストを作り、お餅に入れてつきました。
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つきあがったお餅を丸く小さくして配りました。

そのお餅にそれぞれ好きにあんこときな粉でヨモギもちを食べました。

おいしかったですね!

最後は、みんなで感想を言い合い、講師の先生のお話を聞いた後、学年園の方に向かって「ごちそうさまでした!」とお礼を言って終わりました。