4年生は1学期の総合で「安行原の蛇造り」について調べ学習を進めてきました。蛇造りは安行に
江戸時代中頃から始まった伝統行事です。川口市の無形文化財にも指定されています。
「天下泰平」「五穀豊穣」「無病息災を願って10mの藁蛇を作ってケヤキの木に飾ります。
サマースクールではこの授業のまとめとして自分たちで協力してミニ蛇造りに挑戦しました。
使ったわらは昨年の5年生が学校ファームの田んぼ(1000㎡)で育てた稲わらを使っています。
はじめに稲をきれいにしました。わらの根元についているふるい皮(ふすまと言います)をとって、稲を
一本一本きれいにします。
それを15本1束にして輪ゴムで前と後ろをとめます。これを3束つくりました。
安行小学校では授業支援ソフトとして独自にスクールタクトを導入しています。このスクールタクトに
写真や記録を残しながら作りました。
細工しやすいようにわら束を水にぬらしました。3束を2束と1束にわって頭の部分を作りました。その
後は三つ編みで蛇を作りました。
4人1グループで藁を編んで作りました。
頭に綿棒をさして、ネームペンで黒目を入れて蛇の目の出来上がりです!
できあがったミニ蛇造りです。祈願文も全部漢字で書きました。
出来たらスクールタクトに記念写真を貼って完成です。
出来上がったミニ蛇造りです。子どもたちの願いが込められています。