3年生はサマースクールでカイコの繭から糸とりをしてみました。
毎年、安行小こどもエコクラブでは筑波の研究所からカイコの卵をいただいて、カイコを育てる取り組み
をしています。卵は7月4日に学校に到着しました。上の写真は7月5日のカイコの様子です。黒い小さいの
が産まれたばかりのカイコです。
7月7日
7月14日 ずいぶんと大きくなりました。カイコは脱皮をして成長していきます。
7月15日 3年生5クラス。クラスごとにカイコを教室で育て始めました。
7月16日はエコマーケットを開いて、カイコを育てたい人に配りました。
学校の裏です。新校舎のすぐ横になります。ここには10年近く前にクワの木を植樹しました。
このクワの葉がカイコのエサです。
7月23日
ヤギさんのクワの葉が大好きです。カイコとヤギさんが食べてしまったので…すっかりクワの木々は床屋
さんに行ったみたいにきれいになりました。
7月30日 カイコが繭(まゆ)になり始めました。
8月4日 ほとんどのカイコが繭になりました。黄色い繭はメス、白い繭はオスです。これは研究所で放射線
を使って遺伝子結合をさえて生み出したそうです。
いよいよ「糸とり」のサマースクール開始です!
なべで繭を煮て糸がほぐれやすくして、子どもたちに配っていきました。
カイコの繭はカイコが口から出した1本の糸からできています。
うまく糸をたぐると1本の糸をずっと取り出すことができます。
1本の糸が見つかったらダンボールの枠に巻き付けていきます。
ダンボールの枠には竹ぐしがさしてあります。竹ぐしを両手で持ってくるくる回していくときれいに糸(生糸)
がとれます。その糸の長さは2000mよりも長いぐらいですから、びっくりですね!