8月20日(日)安行小の理科室で手作りモーターに挑戦しました。講師は西川浩之先生
です。西川浩之先生は、エコクラブでずっと植物の先生をしていただいた西川昭三先生
の息子さんです。西川昭三先生は植物の先生でしたが、西川浩之先生は物理学(理科)
の先生、物理学博士です。
西川昭三先生は昨年12月にお亡くなりになりました。これまで安行小学校の子どもたち
、エコクラブでも大変お世話になりました。西川昭三先生に来ていただいて毎年行って
きた「安行小の秋を食べよう」は大人気の活動でした。西川昭三先生にもう、植物に
ついて教えていただくことはできなくなりました。その代わりにということで、西川
浩之先生から科学教室の申し出があり、今日の科学教室の開催となりました。
今日作るモーターは磁石一個と銅線、クリップ、電池、電池ボックスだけで作る
モーターです。
材料を確認して、手順の説明を聞いて作り始めました。
銅線のコイルは80cm。10回単3電池に巻いて作りました。コイルの外側に左3cm
右6cmのばしました。左側の3cm右側のはじの3cmは銅線の外側のビニールを
はがして電気が流れるようにします。
右の外側の3cmを折り曲げてはがさないエナメル線に重ねます。
できあがったら回します。
よく回っています。どの子も全員回るようになりました。
そこで秘密兵器登場です。オシロスコープです。
このオシロスコープを使ってモーターの回転数を調べることができます。
みんなどんどん改良して回転数をあげていきました。
最高は1分間に4000回転までいきました!このモーターの回転を車にあてはめると
時速100キロぐらいになるようです。すごいですね!
一通り、モーターが回り、測定を終えたところでモーターが回る原理について西川
先生からお話していただきました。
3年生の理科で学習する磁石の力、磁力でモーターは回っています。
5年生の理科ではモーター作りをしますが、モーターが回るしくみ、原理はこの
手作りモーターでよくわかります。
オシロスコープによる回転数の測定についてもお話していただきました。もう…
大学の授業のようで、難しかったですがその雰囲気だけはわかったような?
気がしました。
手作りモーターはおみやげにお家に持って帰りました。みんな、それぞれ新しい
銅線を持って帰って、また挑戦してみるとのことではりきっていました。