「田んぼビオトープ」プロジェクトNO13 エコクラブで田植え

6月4日(日)台風一過、晴天に恵まれました。心地よい風も吹き、絶好の田植え

日和になりました。田植えをするメンバーが学校ファーム田んぼに集合しました。

講師は環境アドバイザーの神山先生です。先日の2年生のヤゴ救出大作でも講師で

来ていただきました。

田植えの前に、まずは田んぼの中に入ってみました。はじめは恐る恐る入る子も。

「おっと!」泥に足をとられて倒れそうな人も…。

田植えの仕方を教わりました。三本指で3本ぐり苗を持ち、土の中5cmぐらいさし

こみます。中指の第二関節ぐらいまで土の中にいれて植えます。

さあ、うまくできるかな?

みんなで声をかけあって、協力して進めていきました。

植えてないところがないように確認して、植え終わったら下がります。

田植えロープには30cmごとに目印の赤い玉がついています。玉の下に稲を植えて

いきます。

慣れてくると、すいすい進みました。おっかなびっくりだった子どもたちも、もう

すっかり田んぼの中を歩くのは平気になったようです。

おつかれさまでした!みんなで記念写真をとりました。

田植えの後は、差し入れのジュースとアイスクリームをいただきました。

今日は特別ゲストもお迎えしました。

一番左側の方が新井田さん。この学校ファームの田んぼを作るお話をつなげて

いただいた方です。田んぼに水を入れるエンジンポンプまで寄付していただき

ました。そして、右側は外国の方です。なんとウクライナの方々でした。お母さん

は日本の生活が長く日本語は話せます。戦争でおばあちゃんが日本に避難してきた

そうです。故郷のウクライナから離れて、寂しいので、今日は日本の子どもたちと

田植えをしてもらうことにしたそうです。子どもたちと一緒に田植えをして、少し

でも元気になっていただけるといいですね。

最後に神山先生が田んぼにいた生き物を紹介してくれました。ケラです。歌に

ありますね。ミミズだってオケラだってアメンボだって♫ あのケラです。

田んぼはたくさんの生き物が棲んでいます。

改めて、田んぼビオトープでの自然観察会も行う予定です。楽しみにしていて

ください。

 

エコクラブの子どもたちが植えた稲です。

明日の5年生、安行小、中特別支援教室、安行東光幼稚園年長さんの田植えの

準備で田植えロープを設置しておきました。

「田んぼビオトープ」プロジェクトNO12 稲苗 危機一髪! 救出 6月3日