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１月２０日（金）公益財団法人動物環境・動物福祉協会Evaの杉本彩さんに
動物福祉の授業をしていただきました。テレビでも有名な杉本さんですが、
この日は京都から、わざわざ授業のために来てくださいました。
杉本さんは小さい時から動物が大好きだったそうです。
今もお家でも、写真のようにたくさんの動物と一緒に暮らしているそうです。
この動物たちはすべて保護犬や保護猫だったそうです。はじめて会った時
の動物たちは、汚れていて、声をかけてもおびえるばかりだったそうです。
しかし杉本さんが愛情をかけて世話をすると、何ヶ月もしないうちに表情
豊かに、生き生きとしてきます。動物たちも人と同じように喜んだり、悲
しんだり、気づかったり、感受性豊かだということを知ってほしい。
目の前の動物たちを世話をしていくうちに、動物たちをめぐるひどいしうち
を何とか止めたいと動物福祉の活動を始められました。１人で始めた、その
活動が今は大きく輪がひろがり、今では国の動物保護のための法整備にも
アドバイザーとして活躍されています。
杉本さんの熱い語りかけを、子ども達は真剣に聞いていました。
会場では子ども達にタブレットを持ってきてもらい、質問や感想
を書いてもらいました。
4年生感想
5年生感想
杉本さんのお話の後、１１月１３日に安行小で行われた動物譲渡会にボランテ
ィアスタッフとして参加した5年生が活動報告をしました。
発表の最後には4年生へのメッセージが送られました。
安行小で開かれた動物譲渡会では10匹以上の猫がひきとられることになりま
した。普通の譲渡会でも１匹もひきとられないこともあるそうです。１０匹
以上のひきとりがあったということに杉本さんも驚いていました。
川口アニマルサポートの白滝さんからは、命ある大切な猫たちをを物をプレゼント
するようにあげるのではないことが説明されました。トライアル期間が2週間近く
もあり、その間に動物をちゃんと飼えるのか、相性はよいのかということを確認
してから正式な譲渡になるそうです。
会場には川口アニマルサポートの白滝さんをはじめ、授業に関わっていただいた
たくさんの動物保護ボランティア、市の保健所の方も来て参観していただきまし
た。学校を応援していただく、こうした皆さんのご支援で、今日の授業も実施
できました。
安行小のご家庭からも何匹かひきとっていただきました。保護猫たちが今、どう
しているかzoomで取材した動画を紹介しました。どの猫たちも家族として迎え
入れられ幸せに暮らしています。
最後にスクールタクトに書き込まれた質問に杉本さんがていねいに答えてくれま
した。
質問の後に、この授業をスタートに、他人ごとではなく自分ごととして、自分たち
が何ができるか考えていくことの大切さを確認しました。
会場からは5年生の女の子が野良猫を見つけて、家族で考え、ポスターやネット
で呼びかけて里親を見つけたという取り組みを報告してくれました。残った２
匹は家で一緒に暮らしているそうです。素晴らしいですね。
授業を終えて、杉本さんと動物譲渡会ボランティアスタッフの子どもたちと
記念写真を撮りました。この後、すぐに杉本さんはタクシーに乗り、東京駅に
向かい京都へと帰路につかれました。
杉本彩さん、素敵な授業をありがとうございました。
Evaの活動報告に安行小の授業が掲載されました