バッタ選手権 9月23日(木) エコクラブ

9月23日(木)秋分の日、エコクラブのバッタ選手権

を行いました。久しぶりのエコクラブの活動ということ

でたくさんの子ども達が参加しました。

今日の講師はおなじみ環境アドバイザーの横山隆さん。

みんな「横山隊長!」と読んでいます。

今日はNPOリトカルの中田さんも千葉県から参加

してくれました。25日(土)にも中田さんにも来て

いただき「樹名板プロジェクト」を開始します。

樹名板プロジェクトが始まります!(エコクラブ)

 

横山さんがポケットから何やら葉っぱを一枚出しました。

クズの葉です。それを手の上に置いて、もう一方の手で

強くたたくと「ボーン」とグランドに音が響きました。

楽しい草花遊びでした。

この音を聞いてもりあがったところで、「いくぞ、

オー!!」でバッタ選手権は始まりました。

今回でバッタ選手権は9回目となります!

 

バッタ選手権は横山さん発案のイベントです。安行だ

けでなく、市内、市外でもいろんな所で開かれてい

ます。

これまでの記録が紹介されました。

安行小の大会での最長記録は第1回大会で

24m93cmのクビキリギスでした。

そして、これまでの最高記録はというと…何と

46m50cmのクルマバッタモドキです!

さあ、今日はどんな記録がでるか…楽しみです。

幼虫がいました!

これはアオスジアゲハの幼虫です。アオスジアゲハの

幼虫は食草がクスノキです。クスノキから落ちてきた

のかも知れませんね。木のそばにもどしてから、森

に出発しました。

学校隣の安行原自然の森に行きました。今日は夏の

ような暑さで、台地林のほうでもたくさんのバッタ

がいました。

赤くきれなゴンズイの花が咲いていました。

 

オニヤンマがいました。この森にはオニヤンマが

よく飛んでいます。安行小の学年園でも見かける

ことがあります。

自然の森にはわき水の水路があります。下が砂地に

なっているのでオニヤンマの幼虫も育っています。

オニヤンマが育つ環境がこの森には守られていま

す。

この水路ぞいに紫の実がびっしり実った木があります。

ムラサキシキブです。食べてみると、ちょっと甘い

です。仁丹みたいな味です。

ムラサキシキブの下を見ると…不思議です。切り株

が自然の鉢になってムラサキシキブが伸びています。

この木はケンポナシです。この森のシンボルといって

よい木です。

上を見上げると実がついています。もう少し熟すと

地面に落ちてきます。かじると干し柿のような甘さ

です。昔の子ども達はおやつ代わりにしたようです。

森を散策しながらバッタをつかまえて、いよいよ

バッタ選手権の始まりです。

この丸イスが競技台になります。この上にバッタを

のせてあげて、ここから跳んだ距離を測ります。

お父さんたちにはメジャーで測るお手伝いをしても

らいました。

自分の手でバッタを競技台にのせます。

今日はエコクラブの卒業性、中学生もたくさんん

参加してくれました。小さい子のお手伝いをしてく

れました。

そっとバッタをおいてあげて、やさしくイスをとんとん

とたたいてバッタが跳ぶのをを待ちました。

競技台が0mになります。

跳んで着地した地点までをメジャーをまっすぐに伸ば

して計ります。

競技の最後、中学生がいきなり競技台にのりました。

そして…ジャーンプ。バッタに変わって自分が跳び

ました。もう会場は大爆笑でした!

熱戦を終えて… 「とべバッタ」田島征三さんの絵本

を参加したお母さんに読んでもらいました。

 

絵本の読み聞かせが終わって、いよいよ表彰です。

第3位  11m80cm ショウリョウバッタ(オス)

第2位 13m39cm クビキリギス

第1位 優勝!

 13m55cm クルマバッタモドキ

中学生が小学生をおさえて見事、優勝しました。

小学校の時の最高記録は3位だったそうです。

優勝おめでとうございます!

特別賞は… 1m3cm オンブバッタ

オンブバッタを気づかい、やさしくとんとんと

競技台をたたく姿が素敵でした。

バッタがそれぞれに跳びたつ姿は美しいですね。

これからのこの森、森にすむ生き物を大切にしていき

ましょう。

今日1日、バッタたちと楽しい時間を過ごさせてく

れた安行原自然の森にお礼を言って、バッタ選手権

は終わりました。

チャンピオンの声にあわせて

「ありがとうございました!」

子どもたちの感謝の声が森に響きました。