7月26日(日)エコクラブで「プログラミング教室」を開きました。
埼玉大学STEM教育センター長野村先生からお借りしている鉛筆プログラマを
使っての活動となりました。今日は5,6年生中心の活動を組みました。
(鉛筆プログラマ)
現代の生活にはコンピュータがたくさん使われています。家電製品や車
にはたくさんのマイコンチップが組み込まれています。スマートシティーとい
う言葉も聞くことがあります。街全体がインターネットで繋がって省電力で動
いたり、自動運転カーが走っていたりという、近未来的な街というイメージに
なるのでしょう。
スマートシティーでは効率的に節電をして、余った電力を他に回したり、
自動運転カーが広まり、渋滞がへり、車中で仕事や勉強ができるようになるか
もしれません。都市機能がインターネットでつながり、エネルギー問題の解決
だけでなく、活気があり、そして環境にやさしい生活(エコライフ)が創り出
されるのかもしれません。
そんな思いを持ちながら、子どもたちとプログラミンに挑戦してみました。
鉛筆プログラマは鉛筆で金属端子の間をぬることで通電させて、コンピュー
タに命令を伝えます(プログラミング)。子どもたちでも簡単にプログラミング
ができるように作られています。、
今日の活動は大きく5つでした。検定をもうけました。
①プログラミング1級
鉛筆プログラマに電池ボックスをつなぎ、出力に豆電球をつなぎ、
プログラミングできる準備。
②プログラミング2級
豆電球をプログラミングして明かりをつけよう。
③プログラミング3級
豆電球を点滅させよう。
④プログラミング4級
2つの豆電球を点滅させよう。
自由課題
モーターカーをプログラミングして動かしてみよう。
①プログラミング1級に挑戦
回路を確認して、電池ボックスと豆電球を鉛筆プログラマにつなぎました。
電源をオンにすると鉛筆プログラマのLEDが光ります。そして、Sボタンを
長押ししてLEDが点滅したら、下の写真のようになります。これでプログラミ
ングの準備完了です。
ここまでで準備完了。できればプログラミング1級合格です。
②豆電球に明かりをつけよう
次に豆電球の明かりをつけるというプログラミングを鉛筆でかいていきます。
下の灰色のわくの中が、コンピューターに伝える命令です。その命令
のプログラムの仕方を下のコード表からさがして、それを鉛筆プログラマ
に鉛筆でかきこみます。
矢印の下の2列のように鉛筆プログラマに書きこみます。
金属端子の間を鉛筆でかいていくと、鉛筆の炭素がこすりつけられて通電します。
きちんと塗って通電すると上に赤いLEDが光ります。確かめながらぬっていきます。
1列目は完了です。
2列目はぬる必要がないので、これで「豆電球に明かりをつける」プログラミング
は完了です。
最後に電源をオフにして、オンにつけなおします。そしてSボタンを短く押すと
プログラムが実行されます。(長押ししてはいけません)
説明をしっかりと聞いて、各自プログラミングに取り組みました。
豆電球がつきました。見事、プログラミング2級です!
③プログラミング3級 豆電球を点滅させよう。
子どもたちは、ここまできて仕組みがわかってきたようです。コード表とにらめ
っこしながら豆電球の点滅に挑戦しました。
事前にワークシートにプログラミングをかいてから、鉛筆プログラマにかいて
いきました。
プログラミングができたら電源を入れなおして、Sボタンを短く押して実行です。
1個の豆電球が点滅をしました。大成功!プログラミング3級合格です。
④プログラミング4級 2つの豆電球を点滅させよう。
次は2個の豆電球をつなぎ点滅させました。鉛筆プログラマにはOUT1とOUT2
と出力が2つあります。それぞれにつなげてプログラミングすれば2個の豆電球
を点滅させることができます。
3列目の2のところをOUT2オフをオンに変えれば、2個の豆電球が
点滅するはずです。
みんな真剣にコード表を見てプログラミングをしていきました。かき終わっ
たらSボタンを短く押して実行します。
これで4級合格です。次はいよいよ自由課題です。
モーターカーをプログラミングで動かしてみます。
1個の豆電球の明かりをつけるプラグラミングでモーターカーを動かすと1秒動いて、1秒とまるという
モーターカーの動きになります。どこかかわいいですね。
2個の豆電球の明かりをつけるブログラミングでモーターカーを動かし豆電球でライトをつけました。
これは今の6年生が4年生の時に作ったモーターカー2台を組み合わせて作ったレスキューロボットです。
モーターが2つあるので前後左右に動きます。この車をプログラミングで動かすことに挑戦しました。
鉛筆プログラマーには光センサーがついています。暗くなると電気を通す、逆に明るくなると電気を通す
ということもできます。そのしくみを作ってライトを当てて明るくするとモーターカーが動くというしくみ
も可能です。
子どもたちは、あっとうい間にプログラミングのこつをつかんだようです。
学んだことを活かして、モーターカーを様々に動かして楽しみました。