8月10日(土)
ホタレンジャーに参加してくれたエコクラブの子どもたちが「先生、この中にホタルの
赤ちゃんいるのかな?」と飼育箱を持ってきてくれました。飼育箱にはオス、メス
一つがいを入れてわたしました。理科室に、続々と飼育箱がもどってきています。
ほたるがいた飼育箱の水ごけを取り出して、網に入れます。
上から水をかけていきます。卵から幼虫がかえっていたら、網から水のなかに幼虫が
でてくるはずです。
水をかけてみると…いましたいました。ホタルの幼虫です。
1ぴきのメスから約50~100匹ぐらいの卵、幼虫が産まれてくるといわれています。
双眼顕微鏡で幼虫を観察してみました。
8月11日 (日)
エコクラブでホタルの幼虫とカブトムシの幼虫を調べてみました。
持ってきた飼育箱から水ごけを取り出して、水をかけました。
幼虫がいれば、網から水と一緒に落ちてきます。
幼虫が出てくるかなあ…
1つがいのオスとメスから何匹生まれたのか調べることにしました。
先を切り落として太くなったスポイトで、幼虫を傷つけないように吸って、集めていき
ます。
数えてみると… 全部で133匹。約50から100と本には書いてありますが、実際には
それよりも多いことがわかりました。
「こんなにたくさん産まれるんだね!」
と子どもたちはびっくり!
双眼顕微鏡で観察してみました。
ホタルは夜行性で夜にエサを活発に食べます。
試しにタニシをあげてみることにしました。
ホタルのえさはカワニナやタニシなどです。安行小ではタニシを田んぼで育ててあげて
います。
ピンセットでタニシのふたをとり、中を出して水に置きました。幼虫たちが近づいてくる
のがわかりました。幼虫はタニシをとかして体液を吸います。タニシは吸い取ったものは
全部養分にして何も排泄することはないそうです。
ホタルの幼虫の観察を終えて、カブトムシの卵と幼虫をさがしてみました。
飼育ケースの土をブルーシートに土をあけました。
ありました、ありました。カブトムシの卵です。
幼虫も見つけました。この後に土にもどしてあげました。
幼虫の観察を終えて、おみやげにゴーヤを採りにいきました。
子どもたちはゴーヤをゲット。そしてゴーヤのそばに生えていたクワの葉をとって
ヤギにあげました。