7月24日(水)の夜には学年園でホタル鑑賞会を行いました。今日はホタルの新しい
生命をつなぐためにホタレンジャーが学校に集合しました。メンバー登録は12組です。
各メンバーには飼育箱を用意してもらいました。その飼育箱にまず水ごけをいれていき
ます。
水ごけは自然のスポンジのような物です。水分を吸収して、しばらく湿り気を保つ
ことができます。水ごけを入れたら、ホタルが外にでないように水切りネットを
上にはってふたをします。
これで準備完了。次にホタルのオスとメスを入れていきました。
ホタルのオスとメスを見分けて入れていきました。発光器が2つあるのがオス。
1しかないのがメスです。大きさはオスのほうが小さいです。慣れてくるとすぐに
わかるようになります。
ホタルをつがいで入れたら完了です。成虫になったホタルは水分しかとりません。
1日に1回は霧吹きのようなもので湿らすことだけを気をつけて、ホタルを楽しんでく
ださい。ホタルの寿命は成虫になったら一週間ぐらいしかありません。光らなくなった
らメスが水ごけにタマゴを産んでいるかも知れません。ホタルが光らなくなったら
学校に水ごけをもってきます。そこから水ごけを集めて、タマゴを幼虫にかえしていき、
新しい命につないでいきます。
理科室には、ネットの上に水ごけと植物をおいて、そこにオス、メスの成虫が何匹
か放してあります。上からケースをかぶせて、下には水そうを置きます。
タマゴが幼虫にかえった頃に、上から水をかけると幼虫が水そうに落ちていくという
しかけになっています。
白いケースの中には、今年生まれたホタルの赤ちゃん(長さ2,3mm)の幼虫が
たくさんいます。新しい命をまた一年間育てていきます。
安行小ホタレンジャーのみなさんです。新しいホタルのいのちを、みんなで協力して
つないでいきましょう。