放課後、職員が体育館に集まって「救命講習」を行いました。6月に入ると水泳の授業
も始まります。あってはならないことですが、万が一事故が起きた場合でも対応できる
ようにということ救命講習会を開きました。
人工呼吸についてまず研修を行いました。傷病者を発見した後にすぐ、安全確認を
行い、救助のよびかけを行います。集まった人にすぐ、119番通報と、AEDの持参
をお願いします。そして、意識がないことを確認すると人工呼吸を行います。
30回の胸部圧迫の後に2回の人工呼吸というペースです。
AEDが到着したら、人工呼吸を続けながら、装着を行います。
今回使ったAEDは訓練用のものですが、安行小学校では職員玄関前と保健室に2台
設置してあります。プール授業時にはプールに持参します。
AEDを装着すると、後は機械が音声で作業を指示してくれます。完了すると充電が完了
すると電気ショックのスイッチを入れます。一通りの説明を受けて、全職員が体験して
学びました。
体育館には訓練用のAEDのアナウンスが流れ、緊迫した雰囲気の中、研修は進みました。
研修の最後には、救命の一連の流れを確認しました。まず意識確認、次に安全確認。
救命の協力をよびかけ、119番通報とAEDの持参依頼。その間も人工呼吸を繰り返します。
途中、人工呼吸を交代して続行しながら、AEDの設置、作動を行います。
講習の終わり、教頭先生のお話です。今日のはあくまでも訓練です。訓練は何回でもやり直す
ことができます。繰り返し、練習して、自分のものにしましょう。万が一の事故の時
は慌てず、チームワークで救急車要請、人工呼吸、AEDをすみやかに実施していきま
しょう。1分1秒を争います。今日の訓練をしっかりと忘れずに。