6月22日(土)理科室です。カイコの幼虫を育てて「まゆ」になりました。
今日は、その「まゆ」から糸とりをしました。理科室で糸とりをしました。
はじめに糸と巻く段ボールの四角い枠に色紙や千代紙をはりました。手作りの
おしゃれな段ボールの枠に糸を巻いてとっていきます。
これは「まゆ」をカッターで切り、なかの「さなぎ」を出したところです。
この「まゆ」で「まゆ玉人形」を作ることも出来ます。
まずは糸とり。段ボールの枠を仕上げました。
段ボールの枠が仕上がったら、まゆを選びました。黄色いまゆはメス、白いまゆ
はオスです。サナギにはかわいそうでしたが、冷凍して、しばらく時間がたって
います。水分はぬけて、乾いています。
「まゆ」を熱湯に3分ぐらいつけてから、糸とりを始めました。少し冷めたら
まゆのまわりの毛羽だった糸をとってひっぱっていくと、糸口が見つかります。
1本の糸がずっとつながっているわけです。ずっとつながった1本の糸が見つかれ
ば後は簡単です。段ボールに竹串をさして、くるくる回して糸をとっていきます。
ずっとつながった1本の糸が見つからないと、なかなか苦労します。また、せっかく
見つかっても、途中で切れてしまうとまた一苦労です。使わなくなった歯ブラシで
まゆの表面をこすって、糸をさがします。
何とか、みんなそれぞれが糸が見つかって、糸取りが始まりました。
これはメスの黄色いまゆからの糸とりです。遺伝子操作をして黄色いまゆを
作り出したそうです。これだと糸を黄色に染める必要がありません。
こちらはオスの白いまゆから糸をとっています。
根気よく、糸を巻いていくとまゆがうすくなりサナギが見えてきます。さらに続ける
とサナギが取り出せました。
予定時間を過ぎても、一生懸命に糸とりを続ける子どもたちです。
終わりには、サナギを取ったまゆを配りました。お家で「まゆ玉」人形を作って
もらってくることに。
エコマーケットでもまゆ玉人形の材料となる「まゆ」を販売する予定です。
ぜひ、楽しい「まゆ玉人形」にも挑戦してください。