平成25年度
        安行小こどもエコクラブの活動




第1回 安行「ふるさとの森 たんけん・ボランティア」 
        子ども42名参加  保護者合計 60名

 今日6月9日(日)は安行小こどもエコクラブの第1回目の活動です。
 先週、6月2日(日)には自然探検コロボックルクラブ、戸塚南小あすぱるエコクラブと一緒に
綾瀬川フィールドワークにも飛び入り参加しました。綾瀬川フィールドワークの様子(6/2)
 今回は安行小こどもエコクラブ独自の活動で、記念すべき第1回目でした。

午前の部 「ふるさとの森探検、ボランティア」

朝8時40分に校庭に集合しました。子どもたちは
42名、保護者あわせて60名となりました。
これから安行斜面林に向かいます。安行中学校に
おじゃまして裏門から「ふるさとの森」に入らせてもら
うことができました。
安行中学校にはいって、この裏門から入ります。 下を見ると崖のようにも見えるぐらい高いです。
安行台地の上から一気に下に降ります。
子どもたちは、「うわー高い」と声をあげていました。
下に降りてご挨拶をしました。
「ふるさとの森」は安行みどりのまちづくり協議会の
みなさんが手入れをされています。会長の小林さん
のお話をうかがいました。
会長さんのお話の後、西川先生にふるさとの森を
案内していただきました。西川昭三先生は川口植物
の会の会長さんです。植物の大先生です。みんな何
でも聞いてください。
ハナショウブのが咲いています。花が終わると、次
ここは田んぼになるそうです。
このときトンボが飛んできました。青い色のトンボ
です。
  このトンボはシオカラトンボです。青い色はオスで、
黄色い色がメスになります。 
ハナショウブの池を後にして、歩いて行くと、西川先生
が枝切りハサミである木の枝をとりました。
「この木の葉のにおいを嗅いでごらん」
みんな鼻を近づけると…
「湿布のにおいがする!」と驚いていました。
この木はミズメといいます。昔はアズサといいました。
川口市長さんがここに植えた木です。
ふるさとの森の奥に入っていきました。
ここはトンボ池です。 ギンヤンマがいました。シオカラトンボもやってきまし
た。ギンヤンマはこうした池によくいます。オニヤンマ
狭い水路のようなところにいます。ギンヤンマはなわ
ばりがあって、やってきたシオカラトンボを追い出す
かのように飛び回っていました。
トンボ池を後にして、わき水の出ているところにやって
きました。1分間に10リットルもの水がわき出してい
ます。水温は16度。わき水はだいたい15度ぐらいで
すが、わき口から水をひいているので少し温度が高く
なっています。
水にさわると「つめたーい!」「気持ちいい!」
と声があがりました。
斜面林からわき出してくるわき水を大切にしたいで
すね。
ここは二輪草の自生地です。 ここにクズが生えていました。クズの葉で草花遊び
をしてくれました。「葉っぱのバーン」です。
写真クリック動画
クズの葉を手のせて、ちょっとへこませて、上から勢い
よく違う手でたたきます。うまくいくと「パーン」となりま
す。
草花遊びをしているうちに、ヒキガエルを見つけまし
た。まだ1cmぐらいのかわいいヒキガエルです。
さあ、次はこの上にあがろう! 階段を上って中学校の方まで登りました。
ここは安行台地の一番高いところで、海抜20mぐ
らいです。安行中学校からは昔の遺跡がたくさん出
ています。大昔は台地の下まで海が来ていました。
また西川先生が草をとって、今度は茎の皮をバナナ
みたいにどんどんむいていきました。
むいた茎の皮を何本かまとめて… 三つ編みみたいにして、縄をなっていきました。
写真クリック動画
ほら、縄のできあがり! 誰か、これをひっぱって切れる人はいるかな?
男子が挑戦しましたが…切れません。
この植物はカラムシといいます。
ここにたくさんドングリが落ちています。
みんな見つかりますか?
ちょっと枯れ葉をどかすと…ありました ありました。
小さなドングリがたくさんあります。
このドングリはシラカシのドングリです。
シラカシのドングリにはタンニンがたくさん含まれて
いるのであく抜きをしないと食べられません。
これたシラカシです。大きな木ですね。 こはヤツデです。やつでだから葉が8つに分かれて
いるかと思って数えると9つに分かれています。まん
中がありますから必ず奇数なんですね。
カブトムシの幼虫のいる落ち葉だめです。 ホタルの放流されているわき水を通りました。
6月の末にはホタルが成虫になります。
1輪草の自生地をさらに越えて、林の奥にきました。
この木はニッケイです。ニッキの香り、今はシナモン
といったほうがわかりますね。

ちょっと気になる植物がありました。
これはタケニグサです。 茎を切るとオレンジの汁が出てきます。毒のある
草なので気をつけましょう。
さあ、ここでみんなにボランティアをしてもらいます。 これはシラカシの苗です。ドングリから育って、まだ
小さいですね。2,3年たっている苗です。
この苗が50年もたつとこんな立派な木になります。 上を見上げると…こんなに大きな木です。
シラカシの苗がたくさん生えています。このままシラカ
シが育つと、シラカシが密集して光が入らなくなって
しまい低い木などは育ちません。森はいろいろな木
が多様に育って豊かになります。今日のみんなの
仕事はこのシラカシの苗木を抜くことです。
さあ、ボランティア開始! こんなにたくさんシラカシの苗をとりました。
仕事を終わっての帰り道、アリジゴクがありました。 ちょっとかわいそうだけど、アリジゴクをつかまえま
した。
アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫です。 また歩いて行くと、おもしろい植物があります。
見て下さい。葉の上に実がなっています。
アップです。実がなるということは、葉の上に花も咲い
たんですね。葉をいかだにして花がのるので「ハナイ
カダ」といいます。
安行中学校の先輩たちもボランティアにやってきて
いました。安行小学校のみなさんも中学校にいって
も「ふるさとの森」を大切にしてください。
ふるさとの森の最後は「紙芝居」を見ました。 「よいしょ、よいしょ」と「うんちくん」でした。
みんな大喜びでした!
午後の部 
 田んぼづくりとビオトープづくり

ふるさとの森の活動を終えて、学校にもどってきま
した。時間のある人は、軽くおにぎりを食べて田んぼ
づくりにビオトープづくりに取りかかりました。
まずは学校の裏の竹を切って、竹をくいにして柵
づくりです。子どもたちものこぎりに挑戦しました。
お父さん達に手伝ってもらいました。
お父さんは大工さんでのこぎりのプロフェッショナル
です。さあ、しっかり教わって自分で切ってみよう!
こちらは田んぼづくりです。まず学年園の土をとり
だします。
スコップでみんなで協力して土を取り出しました。 取り出したら、防水シートを二重にしいて、また土を
かけていきました。
こちらは安行小ビオトープの看板づくりをしています。 竹のくいが切り終わりました。
つぎはハンマーを使って、竹のくいを打っていきま
す。
まっすぐ下にうちつけるよ。手に気をつけて頑張ろう。
田んぼは土が入ったところで水をいれて、堀りか
えして水と空気を土になじませます。
みんな終わったころには…もう…
泥だらけになりました!ごくろうさまでした。
少し…こわいですね。
そしていよいよ田植えです。 峯八幡神社からいただいた稲の苗も植えていきま
した。
間をあけて、苗をしっかりと土にいれていきました。 田植えが終わりました。
竹のくいも打ち終わりました。今度はロープをはって
いきました。たくさんのお父さん、お母さんが一緒に
なって手伝ってくれました。ありがとうございました。
安行小の田んぼのできあがり!
そして、「安行小ビオトープ」の看板もできました。 どうですか?水樽の横に切り株に看板をとめました。
これから植樹もしていきます。 後ろには倒木のベンチも置きました。
安行小ビオトープ、みんな大切にしてください。



 6月15日(土)  安行原自然の森たんけん
 
       ホタルの放流、学校ビオトープに植樹も行いました

6月15日(土)朝、9時40分、エコクラブの子どもた
ちが集まりました。子どもたちは32名。保護者あ
わせて50人ぐらいになりました。
すぐに学校を出発して、安行原自然の森公園に
出発しました。
安行原自然の森公園は子どもたちに平岡山とよば
れて親しまれています。
学校のすぐ西側の公園です。
今日の講師、川口植物の会の会長 西川先生
のお話がありました。

西川先生には3年生の総合「安行じまん」でも学校に
きていただきました。
ここから下を見下ろすと土地が低くなっています。
安行は坂が多いですね。台地から低地となっている
ところです。
安行小学校は台地の高いところにあります。高くて
20mぐらいです。大昔は、すぐ下にまで海がきてい
ました。だから新郷貝塚もすぐ近くにあります。
ホタルの先生、田中さんもいらっしゃいました。 この木はクヌギの木です。木肌がざらざらしていま
す。
これはコナラです。どちらもカブトムシが大好きな
木ですね。コナラはちょっと平べったいですね。
自然観察員の横山隆先生も駆けつけてくれました。
横山先生には2年生がヤゴ救出大作戦でお世話に
なりました。横山隊長!といったほうが子どもたちは
わかるかも知れません。

木の根元を掘ると…虫がいるかな?
チャバネゴキブリをつかまえました。
名前を聞いて、お母さん達は悲鳴をあげていまし
たが、家のなかにいるゴキブリとは違います。
ここはわき水の出ているところです。
シオカラトンボのオスがとまっています。 ふきがありました。
このふきを使って、ふきのひしゃくを作りました。 できあがり、これで水をくむことができます。
ふきのひしゃくづくり 動画
 


 
ふきのぼうしです。 わき水の水路にはセリも生えています。
ふきのひしゃくで水をくんでみました。
これはカバチコバチグモです。赤いクモですが、毒
を持っています。
究極の母性愛と言われて、カバチコバチグモの親は
自分の体を子どもに食べさせます。
この水路にはいろいろな生き物がすんでいます。 これはヒキガエルです。背中がごつごつしていれば
ヒキガエルです。アカガエルはもっとつるっとてして
います。
平岡山の奥のわき水のところで田中さんからホタル
のお話を聞きました。
6月の半ば、早いホタルはもう成虫になっています。
みんなで観察させてもらいました。 これがホタルです。
さなぎも、幼虫もホタルは光ります。 なかにいるのがさなぎです。
もうすぐ上陸を待っている幼虫も見ました。 そのホタルの幼虫を少しだけみんなで放流すること
にしました。
   
 観察カップで「これが…ホタルになるんだ…」
とびっくりしながら…
 わき水の水路に静かに放流しました。
   
元気に育つんだよ。 ザリガニに食べられないんだよ。  大きくなって、夏になったら光ってね。
ホタルの放流もしながら、ザリガニつりも楽しみました。 ザリガニは植物も小さな生き物も全部食べてしまい
ます。ザリガニが増え始めると、ほかの生き物はす
めなくなってしまいます。
とんぼのヤゴも食べられてしまいます。 みんながザリガニをつかまえてくれると、ほかのいろ
いろな生き物が増えていきます。ザリガニをとること
は環境にはいいことなんですね。ただ、ザリガニはつ
かまえたら育ててあげてください。ただ、池や川には
放さないでください。
さいわい、奥のわき水付近にはまだあまりザリガニは
いません。そう思って、この水路を調べていると…
なんとオニヤンマがいました。
   
 オニヤンマはめずらしいですね。
ギンヤンマは池のほうに水がたまったところにいます
が、オニヤンマはこうした流れのある水路にいます。
ですからなかなかオニヤンマは貴重です。
 アップの写真です。
この水路にもザリガニがもっと増えるとオニヤンマの
幼虫も食べられてしまうでしょう。ザリガニをとってあ
げて、たくさんの生き物が増えるといいですね。
オニヤンマの幼虫が育つ、この平岡山の自然をいつ
までも大切に守っていきたいものですね。
  アメリカオニアザミがありました。アザミのように見え
ますが、針がとても痛いです。見つけたらすぐ根元
から切っておくといいですね。 
   
そろそろ学校にもどる時間になりました。
帰り道、大きな木を見つけました。これはケンポナシ
という木です。
これだけのケンポナシは川口でもめずらしいそうで
す。秋に実がなります。ぜひ、食べてみて下さい。
どんな実かな?どんな味がするのか?
 西川先生からの宿題です。
平岡山から学校にもどってきました。
ここは学校ビオトープです。
ビオトープづくりで植樹をすることにしました。
この木はマテバシイです。 スコップを使って、みんなで協力して植えました。
これはカマツカです。カマのつかに使われたという
木で、木にねばりがあります。
この草はウマノスズクサ。ジャコウアゲハの食草
です。
コクサギです。クロアゲハがやってきます。 マテバシイ  ドングリの木です。
これは平岡山にいたザリガニです。
たくさんいました。
オス、メスの区別はおなかをみるとすぐにわかり
ます。
たくさんつかまえたのでバケツで小分けにしまし
た。
こちらは先週エコクラブで作った水田です。
田中さんからタニシをもらってタニシも田んぼに
放流します。
ホタルの幼虫はタニシを食べて大きくなります。
田んぼのなかにはアメンボもいました。
アメンボはつかまえるとアメのにおいがします。
それでアメンボ…というそうです。
田んぼにはタニシ、アメンボ、メダカも泳いでいます。


  7月7日(日)  ツリークライミングに挑戦!

              子どもたちが校庭の「ケヤキ」の木に登りました

朝、7時30分 ツリークライミングスタッフが校庭に
集まりました。
登って危険がないように、事前に枯れている枝を
とったり、日当たりや風が入るように手入れをして
今日を迎えました。ツリークライミングインストラクタ
ーの大西さんを中心にやっていただきました。
朝、9時45分。子どもたちが続々とやってきました。 最初にあいさつをして、背の順に並び、2グループ
を作りました。今日のプログラムは2回です。
午前10時から11時、11時から12時までです。
最初は準備体操です。ツリークライミングのための
木の体操です。
春になったり、夏になったり、季節にあわせ動きで
体操をします。
ツリークライミングジャパンのフラッグです。 これは創始者のジョン・ギャスライトさんのサイン
です。教育テレビのモリゾウ・キッコロでも有名です。
風がふいてきました! しっかりと準備体操をしました。
準備体操を終えて、木にあいさつをしてツリークライ
ミングを始めます。
はじめにロープの扱い方についてお話を聞きました。
ツリークライミングはロープ1本を使っただけで木に
登ります。大事なことは3つです。
 ・プレイクス
 ・フットループ
 ・セーフティ
です。
ブレイクスを持ち上げると、もう下に落ちることはあ
りません。手をはなしてもだいじょうぶです。
自分の体重をかけながら、ブレイクスを上にあげて
いきます。
ブレイクスをあげたら、フットループをあげて、また
体を起こしながらブレイクスをあげて上がっていき
ます。3回ぐらいくりかえして上がると、セーフティを
つくります。
いよいよ子どもたちが挑戦します。 最初はぎこちないですが、慣れてくると、どんどん
上にあがっていく子がでてきました。
木の上で写真をとるときは「ピース」ではなくて
「ツリー!」です。
みんなどんどん登っていきます。
けやきの木の上、子どもたちの笑顔がいっぱいです ツリー!
高いところは15mはあります。 木の上に腰かけて、上からながめる気分は最高です。
ツリークラミングを終えて、ケヤキの木にあいさつを
します。
「どうも、ありがとう」
安行小のこのケヤキの木があるから、ツリークライ
ミングができました。
最後に大西インストラクターから大きな木に登りま
したという証明書をもらいました。
みんな証明書を手に、ケヤキの木と記念写真です。
ツリークライミングスタッフのみなさん、ありがとうござ
いました。


 7月13日(土) 埼玉新聞に
     安行小のツリークライミングが掲載されました




7月14日(日) 第2回ふるさとの森探検・ボランティア

14日(日)第2回ふるさとの森探検とボランティアを
します。朝早く、自然観察員の横山さんが学校を訪
れました。学校ビオトープに植える植物を運んでくれ
ました。
夜には「ホタルの夕べ」を行います。ホタルの棲みか
になる植物を植えました。
早めに来たエコクラブのメンバーに植物を植えるとこ
ろにおいていきました。今日のふるさとの森探検・ボ
ランティアが終わったら植樹します。
安行小の学年園です。奥は学童保育室です。
今、ゴーやでグリーンカーテンを育てています。
さて、学校に集合して、ふるさとの森に出発! 安行中から裏門を通って、ふるさとの森にでます。
第2日曜日は安行みどりのまちづくり協議会のみなさ
んの活動日です。先月は手で草むしりをしましたが、
今回は刈払機をつかって整備していました。
西川先生をお迎えして、お話を聞きました。
ここはトンボ池です。 6月にはヒキガエルの赤ちゃんがたくさんいました。
さすがに7月はもういません。
シオカラトンボがとまっています。 ザリガニもたくさんいます。ザリガニがそこに穴をあ
けると水がぬけてしまうので困っています…というお話
もありました。
西川先生が小さい葉を手にして、つめで押しつけて
るようにして、何やらしています。音も聞こえます。
写真クリック動画
さらにもう一つ、こんなふうに葉が切れてもういています!写真クリック動画
みんなも同じ葉をさがして、挑戦しました。
葉はミズキです。
上を見上げるとミズキの木がありました。
みんなもミズキの葉をみつけて挑戦しました。 この大きな葉で…
お面です。いろんな草花遊びができますね。 斜面林の上にあがりました。
ここにも面白い植物があります。 茎の皮をバナナの皮をむくように、むいていきます。
その皮を木にかけて、しゅっしゅっとこすります。 それをみつあみのようにしてひもにしました。
子どもが、大人ひっぱっても切れません。 昔はこのカラムシをつかって糸というか縄をつくった
んだそうです。
続いて、斜面林を下におりて小道を歩いていきまし
た。
ハナイカダがありました。
葉の真ん中で花が咲きます。花が咲いた後は、実
ができます。
先月は緑色の実ばかりでしたが、今日は黒くなって
いました。
アリジゴクもありました。 ウスバカゲロウの幼虫です。横向きにキバがあり、
落ちてきたアリをつかまえます。雨がふると巣がこわ
れてしまうので、たいてい木陰やベンチ、縁の下など
にいますね。
「ふるさとの森」の看板がありました。 看板のそばの木はコナラです。木肌をみんなでさわ
ってみました。
コナラのドングリもさがしてみました。長細いドングリ
で、ちょっとまるっこいのはシラカシのドングリです。
この木がシラカシです。さわるとざらざらしてます。
みんなでさわってみました。 なぜか、ここに「馬つなぎ場」という看板があります。
昔は、農家の人がここに馬をとめて仕事をしたんだ
ということです。
ドングリをさがしていると、倒木にたくさんのキクラゲ
が生えていました。
お母さんのおみやげに…持ってかえろう!
と少しいただきました。
木の下を見ると、ドングリが芽を出して葉をのばして
います。
このままシラカシが大きくなると森が暗くなり、下の
植物が育たなくなります。みんなでシラカシの小さな
苗をぬいてください…いよいよボランティア開始!
みんなで抜いていきました。 あっという間に5,60本は集まりました。
これはムクノキです。 根がしっかりと大地に生えています。
あき水のところに行きました。冷えたスイカとビール
を見つけました。
わき水は夏は冷たく、冬は温かいです。水温はだい
たい15、6度で変わりません。
帰り道、ガクアジサイが咲いていました。
よく見ると、花が裏返っています。 花の真ん中には実がなっています。つまり、もう虫たちは
こなくてもよいので、花弁は裏返っているんですね。
こちらはハンゲショウ。一枚だけ葉が白くなっていま
す。これは葉の色で虫をよぶためです。
植物って面白いですね。
この後、万葉植物宛を見学しました。これは先ほど
のカラムシです。葉の裏が白いですね。
これはヤドリギです。エノキの木に根を生やしてちゃっかり
大きくなっています。
植物は見るだけでなく、さわったり、においをかいだり
五感を使って観察してみてくださいね。、
こうして第2回ふるさとの森探検・ボランティアは終わり
ました。今回初めての子どもが多かったので、前回と
同じようなプログラムで観察を行いました。
西川先生ありがとうございました。



学校ビオトープ 第2回植樹 7月14日(日)

ふるさとの森探検・ボランティアを終えて学校にもど
ってきました。
これから植樹を始めます。西川先生も車でかけつけ
てくれました。
さあ、ホタルが棲みやすいように植物を植えていき
ましょう。ここにはハンゲショウです。
水辺近くにはショウブを植えました。
ここにはカラスウリを植えました。 ここは絶滅危惧種とされるナガボノワレモコウを
植えました。元気に育ってくださいね。
植樹が終わったら水をあげました。 ハンゲショウは踏まれないように木で囲んであげま
した。
ジュズダマです。たっぷり水をあげました。 こちらはリュウニヒゲ。
西川先生から植物の一つ一つの説明をうけました。 この花はミソハギです。真夏にも咲く花でお盆によく
飾られます。
植物のお話がちょうど終わるころ、ホタル博士の
田中さんがほたるを持ってやってきてくれました。
今日産れたばかりのほたるの幼虫です。
この中に700匹ぐらい!いるそうです。 アップの写真です。わかりますか?小さいですね。
こちらは成虫です。 田中さんからホタルの一生についてお話を聞きまし
た。
ホタルは9カ月ぐらいは幼虫として水の中で暮らしま
す。やがて陸にあがり1カ月ちょっと土繭をつくり、さ
なぎになったあと地上に出てきます。最後の1週間ぐ
らい光を出して、オス、メスが出会い、また新しい命
をつないでいきます。
植樹もして、ホタルのお話もきいて、あとは夜の
「ホタルの夕べ」を待つばかりです。みなさんおつか
れさまでした。夜のホタルの夕べを楽しみにしていて
ください。

今回植えた植物は 12種類 20本です。

 ・ミソハギ
 ・ツワブキ
 ・フキ
 ・オオバギボウシ
 ・カラタチ
 ・ハンゲショウ
 ・ショウブ
 ・カラスウリ
 ・ナガボノワレモコウ
 ・ジュズダマ
 ・セキショウ
 ・リュウノヒゲ

です。みなさん大事にしてくださいね。


「ホタルの夕べ」を開きました
        7月14日(日)午後8時〜9時



 学校ビオトープに植樹を終えた14日の夜に「ホタルの夕べ」を開きました。
 学校で育っていたホタルを、安行にお住まいのホタル博士田中先生にお預け
して卵をとってもらいました。そして成虫を学校ビオトープのそばに放しました。

夜の7時半、受付の準備が整いました。 ここには今日産れたばかりのホタルの幼虫がいま
す。田中さんがもってきてくれました。何と…700匹
近くいます。
学校で育てていた幼虫です。まだ陸にあがらないで
幼虫のままです。ホタルは幼虫も光ります。
そして成虫のホタルです。受付でいったんホタルを
手にしてよく見てもらってから、学校ビオトープの方へ
行き、ホタルを観賞してもらいます。
8時になりました。ぞくぞくと子どもたちがやってきま
した。校長先生もかけつけてくれました。
さあ、ホタルは見つかるかな?
いました。いました。雨があがってビオトープのまわり
は湿っていて、ホタルにはちょうどいいようです。
元気に光っているのがわかりました。
手にとってホタルの光をゆっくり見ることができました。
ホタルを手にした子どもたちの笑顔はホタル以上に
美しく素敵でした。



 7月19日(金)
     福島応援の「ひまわり」を学年園に植えました

7月19日(金)終業式に朝、学年園に「ひまわり」の
苗を植えました。
エコクラブでよびかけて、朝の時間のうちに植えま
した。
ひまわりの苗は100本です。 この夏、この畑に「ひまわり」が一面に咲くことで
しょう。
1年生から6年生まで、たくさんの子どもたちがきて
くれました。
ひまわりを植えると「1くすのき」もらえます。
あともう少しで100本になります。 やさしく土をかけてあげました。
早く大きくなるんだよ! 1くすのきもらって、笑顔。
これからこの畑がどうなるか楽しみですね。
夏休みに「ひまわり」の成長を掲載していきます。
楽しみにしていてください。


 「小学生福祉・環境学習」を開催しました
         8月5日(月)8月6日(火)


 夏休み8月5日、6日に小学生福祉・環境教室を開催しました。
 自然観察員の横山隆先生からお話があり、「ともに生きる」「共生」というテーマで、これまでの
福祉学習、環境学習をつなげて福祉・環境教室を開くことになりました。
 安行で福祉に取り組まれている「すいーつばたけ」を運営される山下さんと、安行小こどもエコクラブが
協力して行いました。
 5日は安行原自然の森公園での自然観察会、6日は「すいーつばたけ」での木工や手織り工房の見学
とパン作りという内容になりました。

5日(月)午前10時、子どもたちが安行小学校にぞ
くぞくと集まってきました。
学校ビオトープを見学して、すぐに安行原自然の森
公園に行きました。
今日はみんなで虫とりをしますが、虫とりをしながら
生き物図鑑を作ります。
まずは模造紙に安行原自然の森(平岡山)の生き物
というテーマを大きく書いてもらいました。
さっそく虫とり開始!
とった虫は写真もとって記録していきました。
さっそくびっくりです。これはウバタマムシ!
幼虫は、 マツの弱った木や枯れ木の材を食べて育ちます。平岡山には倒木があるからウバタマムシも
いるのでしょう。準絶滅危惧種です。
これはショウリョウバッタです。大きいですね。
メスです。
とった虫の写真を貼りながら生き物図鑑をつくって
いきました。
カブトムシやクワガタもいました。 今は台地の上の森の中の生き物を調べました。
いろんな昆虫がいました。次は台地の下の原っぱ
を調べてみよう!
今度は階段を降りて、原っぱの生き物を調べました。 トンボがたくさん飛んでいます。
バッタもたくさんいました。 ここで…またまたびっくり!
なんと コムラサキをつかまえました。
コムラサキはきれいなチョウですね。このチョウも
準絶滅危惧種です。
安行原自然の森公園(平岡山)はたくさんの生き物
がすんでいますね。
みんな虫に夢中ですね。 さて、台地の上の森と下の原っぱの生き物図鑑を
比べてみました。何が違うのかな?
「上はカブトムシとかクワガタとかいるけれど、下は
バッタやトンボが多かったね。」
「カブトムシやクワガタは樹液をすって生きているか
ら木のたくさんある上にいるんだ」
「だから…原っぱは草を食べるからバッタが多いんだ」
虫博士たちはどんどん観察からわかったことを発表
してくれました。
 ここでトンボについても考えてみました。
森のなかでは アキアカネが多かったですし、
原っぱのほうではウスバキトンボが多かったです。
そして水路にはシオカラトンボがいました。
アキアカネは暑さに弱いんですね。だから夏はよく
秩父や日光のほうに移動するといいます。だから森
の木陰にいたんでしょうね。
 一方、ウスバキトンボは南方系のトンボで暑さに強い
んです。だから日中の原っぱも元気にとんでいます。
しかしウスバキトンボは寒さにとても弱く、他のトンボの
ように冬を越すことが出来ません(みんな死んでしまい
ます)。それでも毎年たくさんのウスバキトンボを観察
することが出来ます。
ウスバキトンボは毎年春になると南方の外国から、海を渡って日本に飛んできます。飛んできたトンボはまもなく死んでしまいますが、その前に卵を産みます。その卵が育ち成虫(トンボ)になるのです。夏になると、たくさん見られるウスバキトンボは、南から飛んできたトンボの子供や孫たちというわけです。昔からお盆の時期に多いトンボなのでショウリョウトンボとも言われています。
(夏の間は、約40日で卵から成虫になります。)
2日目、6日(火)。今日は福祉教室です。 安行の手作り工房&木工房 すいーつばたけに
みんなやってきました。
安行小だけでなく、安行東小、戸塚南小、たくさんの
学校から子どもたちがやってきました。
理事長の山下さんのお話です。山下さんは昔、東京
で小学校の校長先生をされていました。
障害を持つ子どもたちに何かできないか…
スポーツ教室をはじめたり、いろいろなことに挑戦し
今の社会福祉施設にまでなりました。
親御さんの子どもたちの成長を願う強い気持ちが今の
「すいーつばたけ」をつくり出しました。
「すいーつばたけ」の約30年間の歩みをスライドで
見ることができました。
障害のある人も、ない人も、同じ街に暮らせたらいい
なという当たり前の気持ちから始まりました。
スライドを見た後は、いよいよパン作りです! まずはパン生地づくりに挑戦。
おいしいパンを作るぞ! 世界に一つだけの、自分のパンをつくって食べます。
パン生地ができたら発酵させます。 発酵するまでの間、木工の工房の様子を見学しま
した。みんなすごい集中力で細かい仕事をしていま
した。
こちらは織物工房。素敵な絵柄がおられていくのに
女の子を見とれていました。
ここパンをつくって販売しているところです。
人気のパンは何ですか?一日に何個作っているんで
すか…たくさんの質問が子どもたちから出てきました。
そうこうしているうちに、パンが発酵して、次はトッピングです。チーズにソーセージ、コーン、たまねぎ
いろいろあります。
どれをトッピングしようかな? 見た目も大事ですね。おいしそう!
そしてトッピング終了! そしてこれが…焼き上がったパンです。
もうほっぺたが落ちるほどにおいしかったです。
パンを食べた後は、かき氷までありました。
冷たいかき氷を食べながら…
お話を聞いたり、子どもたちも感想を言いました。
「障害のある人たちと聞きましたが、とても難しい仕事
をしていてすごいなあと思いました」
「障害のある人も安心して働けるこういう施設がも
っとあったらいいなあと思いました」
最後に横山先生から、生き物のつながり、人と人との
つながりの大切さについてお話がありました。
「ともに生きる」「共生」ということをこれからも考えてい
きたいですね。
こうして夏休みの2日間、小学生福祉・環境教室が
終わりました。


NHK総合 ゆうどきネットワーク
 「いま旬 一本勝負」 8月29日


 安行小学校 校庭でのツリークライミング、夏の子どもたちの活動が全国放映されました。

撮影の準備が始まりました。ツリークライミング
スタッフの皆さんは、午前中10時ぐらいから準備
に入りました。
午後1時、NHKのスタッフも到着しました。
これが中継車です。何と…○億円はするそうです! 岡本ディレクター、野田レポーターも入り、打ち合わせ
です。
校庭には様々な機材が出され組み立てられていき
ました。
ブランコには祝140周年ののぼりを飾りました。
最後の打ち合わせです。 こちらはカメラを上下させる特殊なアームのついた
機会です。
中継車のパラボラアンテナが起動しています。 ここから静止衛星に向けて、電波をとばします。
カメラが組み上がりました。技術スタッフが熱心に
打ち合わせをしていました。
ツリークライミングスタッフも準備完了です。
最後の打ち合わせをしました。 午後3時、ツリークライミングが始まりました。
最初の木の体操です。
ロープの上にならんで、順番を決めていきました。 その間もスタッフは打ち合わせに余念がありません。
校庭に設置された機材です。
ジャングルジムには集音マイクが設置されています。
自由研究を発表する子どもたちとの打ち合わせです。
セミの羽化を調べました。
ツマグロヒョウモンの成長を調べました。
カブトムシの卵から幼虫になるのを観察した児童も
います。
これがカブトムシの幼虫です。
ホタル飼育の取り組みを発表した児童もいます。 リハーサルです。
みんなドキドキしながら、リハーサルを終えました。 その頃…ツリークライミングは絶好調!
みんな楽しそうに木に登っています。 そして…いよいよ5時を過ぎ、時間を迎え…
本番スタート!
野田レポーターがマイクを手にして本番開始です。 はじめはツリークライミングの様子をインタビューし
ました。
「安行小が小さく見えまーす!」
子どもらしい感想が聞こえてきました。
続いて自由研究のグループのインタビューです。 みんなしっかりと答えることができました。
学童の子どもたちも応援に来てくれました。 みんな気持ちよさそうです。
ツリークライミングを終えて、修了証をもらって記念
写真です。
最後に記念品も頂きました。
片付けが終わる頃は、もうすっかり日が暮れかけま
した。
無事NHKの放送が終わりました。
放送はいかがだったでしょうか。
NHKスタッフ、ツリークライミングのみなさん
そして何よりも参加してくれた子どもたち
みなさんありがとうございました。おつかれさまでした。


  9月1日 埼玉新聞に

   8月5日(月)6日(火)に行われた
     小学生福祉・環境教室の様子が掲載されました






 第1回安行小 バッタ選手権を開催しました
        
    会場 安行原自然の森公園  10月6日(日)


 10月6日(日)の午後1時から、安行原自然の森公園で「第1回安行小バッタ選手権」を開催しました。
公園でバッタを捕まえ、ジャンプの距離を競います。
 これまでの市内エコクラブの最高記録はツチイナゴの25m25pの大ジャンプでした。これは日本記録です!
 めざせ新記録!

第1回安行小バッタ選手権にたくさんの子どもたちが
集まりました。集合場所は、安行小のシンボルくすの
木の下です。今日の講師は自然観察員の横山先生
です。
今日は、これまでの記録をぬりかえられるかな?
自分で安行原自然の森公園でつかまえたバッタで
エントリーします。持ち込みはできません!
よーし、バッタ選手権頑張るぞ!オー!
写真クリック動画
南門に向って歩きました。校庭にクルミの木がありま
す。これはカシグルミです。自生のオニグルミは多く
見られますが、これだけ大きなクルミは珍しいです。
さっそく割って、食べてみました。なんともおいしかっ
たです!
校庭を出て、公園に行く途中にチョウをつかまえま
した。
これはゴマダラチョウのように見えますが、赤い星
があります。これは外来種のアカボシゴマダラです。
国内にはいなかったのですが、放虫されてあっと
いうまに増えています。
枯れ木の倒木をひっくり返してみると… いました、いました…カブトムシの幼虫です。
公園つくと何やら虫が鳴いています。
アオマツムシです。
これがアオマツムシです。
アオマツムシの鳴き声 ユーチューブ リンク
これはアカマツの切り株です。ここに夏の観察会で
はウバタマムシを見つけました。
さあ、バッタをつかまえよう!
と…思ったら、キノコを発見。 これはキツネノチャブクロです。別名ホコリダケです。
たたくとほこりが出ます。
公園のわき水の水路は水が豊かに流れています。
   
水路にクレソンがありました。   つまんで食べてみました。
これはオンブバッタです。 こちらはクルマバッタモドキです。
これはショウリョウバッタ オスですね。キチキチと鳴くのでキチキチバッタとも
よばれます。
女の子もたくさんバッタをつかまえました。
7種類ぐらいもいます。
見てください。もうガラパゴス状態ですね。
ヒダリマキマイマイです。巻貝で左まきは珍しいそう
です。
キリギリスの仲間のツユムシがいました。
クビキリギリスです。別名チスイバッタとも言われます。
クビキリギスはバッタの(キリギリスの)仲間なのに成
虫で 越冬するそうです。
 ウスイロササキリがいました。  うすい色のササキリという名前です。
これはツチイナゴです。目が涙目になっています。 みんなバッタとりに夢中です。
その上をアキアカネがとんでいます。 これがアキアカネです。真っ赤なトンボはナツアカネ
です。アキアカネは旅をします。
この小さなコオロギはシバスズコオロギです。 足がまだらになっているのがマダラスズコオロギです。
どちらも小さなコオロギです。
   
ナガコガネグモがいました。 手にとってヨーヨーみたいに糸をひきました。
これはツチイナゴの幼体です。まだ羽がはえていま
せん。
そしてトノサマバッタも見つけました。
トノサマバッタ 力強く飛びそうですね。
いよいよバッタ選手権の始まりです。 この発射台から飛ばします!
まずはエントリーNO1  トノサマバッタです!
有力な優勝候補か!3,2,1 それ! とびました。正確にお父さんたちが記録をしています。
記録は…9m7cm  拍手! 続いて、どんどん挑戦していきました。
ツチイナゴ  4m98cm!おしい
こちらはエンマコオロギで挑戦! おしい… 15cmでした。
さあ、どんどん飛ばしていきました。 クビキリギスです。
こちらはツチイナゴ
お父さんも挑戦です!
なかなかまっすぐ飛ばすのがむずかしいです。
クビキリギスがよく健闘しています! 幼稚園の子のクビキリギスが、なんと…
新記録か!?
24m93cm 今大会1位、歴代2位の記録がでま
した。
2年生の男子はなんとナナホシテントウで挑戦。
ナナホシテントウもなんと7m99cmもとびました。 今回はクビキリギスがたくさん飛びました。11m74cm
全員の競技が終わりました。写真クリック動画
ここでちょっと心を落ち着かせるために…
絵本の読み聞かせを行いました。

横山先生の奥様による 「とべバッタ」です。
田島征三さんの絵本です
   バッタが草原でくらしています。
しかし、いつもヘビやカエルにびくびくしてくらしていま
した。
もういやになって、岩の上にあがったバッタ
そこにヘビとカマキリがおそってきました。あぶない…
バッタは勢いよくとびました!
ものすごいいきおいで
へびおいやり、カマキリをばらばらにして
鳥には鉄砲のような勢いでぶつかり
どこまでも、どこまで
とちゅう、トンボやチョウに「へんな飛びかた!」
とからかわれますが、バッタは気にしません。
自分の力で飛ぶことが楽しいんですね。
そして…あれ、誰か素敵なバッタと出会いました。 バッタ選手権に参加した、みんなならバッタの気持ち
がわかるかな。

バッタは自分の命を守るためにとびます。
そして 命のよろこびもあらわしています。
お話会が終わって、次は表彰式です。 第3位!
クビキリギス 16m43cm
第2位 同じくクビキリギス 16m97cm そして特別賞は ナナホシテントウ 7m99cm
特別賞は横山先生の奥さんの手作りのバッタです。
シュロの葉で作られました。まるで生きているようです
ね。
そして、第1位! またまたクビキリギス
   24m93dmです!
おめでとうございます。

1位から3位には校長先生からのプレゼントをおわ
たししました。虫の図鑑です。これからもたくさんの
生き物と親しく、友だちになってくださいね。

こうして楽しいバッタ選手権が終わりました。

バッタ選手権のとりくみが 埼玉新聞に掲載されました




 
               

 安行小の秋を食べよう! 10月14日(月)

 安行小学校は今年で創立140周年を迎えます。校庭にはたくさんの木が、大きなが木もたくさんあります。
秋になると実をつける木もあります。
 クルミ、ザクロ、ミカン、カキがたわわに実っています。これだけの果実が校庭になる安行小学校は素晴らしい
ですね。
 今回はエコクラブで校庭の木の実を味わってみようということになりました。

連休3日目、14日(月)午前10時 くすの木の下に
子どもたちが集まってきました。子どもたちは久しぶ
りにあって楽しそうです。
空を見上げると、秋晴れです。空の向こうには…
飛行船が飛んでいました。
下を見ると、学校玄関前の花にツマグロヒョウモンが
花のみつをもとめて、花から花へ飛びうつっていまし
た。
これはイチモンジセセリです。
カブトムシの幼虫を持ってきてくれたお友達もいまし
た。
見て下さい。カブトムシの幼虫です。大物ですね。
今回の講師は西川先生です。川口植物の会会長さ
んです。植物のことなら何でも聞いてください。
ものづくり名人の井原さんも応援にかけつけてくれ
ました。井原さんは夏休みにも、竹とんぼ教室でき
ていただきました。写真に移っているのは竹で作った
飛行機です。
最初にみんなが向かったのはクルミの木です。 クルミの実がたくさんなっています。
子どもたちはやわらかいボールを下から投げて、
クルミをとりました。
誰がたくさんクルミをとれるか!スタート!
クルミをゲット!
普通、野生に育つクルミは「オニグルミ」です。安行
小のクルミはお菓子などに使われる「菓子(かし)グル
ミ」です。これだけ大きな菓子グルミはなかなかない
そうです。卒業記念樹に植えられたもので、樹齢は
40年です。菓子グルミは手で割れるので、手打ちグ
ルミとも言われます。
ボールを投げても、なかなか落ちてきません。
ここからお父さんたちが大活躍。脚立を出したり、
棒で落としたり…  子ども以上に、大人が真剣に
なっていました。写真クリック動画
クルミが落ちてくるよ。
しっかりひろってください!
クルミとりのチャンピオン!全部で17個もひろい
ました。
ものづくり名人の井原さんからチャンピオンにプレゼ
ントがありました。
クルミでつくってペンダントです。
   
 このクルミをみてください。ちょっと形がちがっていま
せんか?
「先がとんがってる!」
この先がとんがったクルミがオニグルミです。
野生に育っているクルミです。オニグルミはかたくて
なかなかわれません。でも、割ってみると油がのって
これもおいしいです。菓子グルミに比べると量はわず
かです。 
 じゃあ、みんなでクルミを食べてみましょう。  さあ、どんな味がするかな。
かなづちで割って、みんなで食べてみました。 これは…クルミではありません。トチノキの実です。
子どもたちみは国語の「もちもちの木」の豆太が好き
なトチノミといったほうがわかりますね。
クルミとりを終えて、ケヤキの木の下に集まりました。
これはケヤキの葉ですが、ところどころに小さな種
がついています。
ケヤキの葉は春、夏はもっと大きい葉です。しかし
種ができる頃には、こんなかわいい小さな葉が出て
種をつけます。風がふくと葉がまって種を飛ばすとい
う知恵です。木の知恵は見事ですね。
ここで、西川先生がなにやら取りだしました。
これは何に見えるかな?
「ライオン!?」
「とり?」
「きょうりゅう!!」
いろいろなものに見えますね。
さて…この木の皮はどこからとったか、わかりますか?
みんなケヤキのパズルに取り組みました。
ここだ、あそこじゃない?…と大騒ぎになりました。
わかりました、ここです!あてるとぴたっとあてはまり
ました。
ケヤキの木を終えて、つぎはザクロです。
ザクロの実がたくさんすずなりです。
どれか…おいしそうに熟しているのはあるかな?
熟すとザクロは割れています。
ありました、ありました!見事に熟していておいしそ
うです。
みんなで少しずつ分けて、食べて味わいました。
ザクロを味わった後は、中庭に行きました。
ここにはミカンの木があります。
まだ青いミカンですが、甘さは十分です。
ミカンのへたをとると、ぶつぶつがあります。このぶ
つぶつの数を数えると、房の数がわかります。
このミカンは11です。じゃあ皮をむいて食べてみまし
ょう
1つずつ分けてあげますよ。
1つ、2つ…  11ありました!
さきほどのぶつぶつはミカンに栄養を送る管の後で
す。房の数だけ栄養の管があるというわけです。

西川先生が面白い話を紹介されました。
「昔、ミカンの房(ふさ)は一つしかなかったそうです。
それで取り合い、けんかが始まりました。そこで神様は
房をいくつもにわけた…ということでした」
ミカンを食べて、つぎは…いよいよカキです。 カキは裏門に実っています。さすまたみたいになった
木の枝をつかって、カキを枝ごとはさんでとりました。
さあ、うまくとれるかな!?写真クリック動画 さて、このカキは甘柿、渋柿どちらかな?
写真の子どもたちの笑顔を見れば、答えはもうおわ
かりですね。ほっぺが落ちそうなほど甘い、甘柿でした。
カキを食べ終わったところで、次はこの木を見てくだ
さい。この木にはよくムクドリがやってきます。
ムクノキの実です。ムクノ実です。
鳥は大好きです。でも人間にとってはどうかな?
おいしい?おしいくない?…
西川先生が実を口にいれて食べてみました…
「甘くておいしいですよ!」
子どもたちからも「食べてみたい」と声があがりました。
最後にもう一つ西川先生から秋の実の紹介がありま
した。
この実を見たことがありますか?
この実はケンポナシという木の実です。
安行原自然の森公園には大きなケンポナシがありま
す。公園のシンボルといってよい木がです。
その実がこれです。種をとって下のほうがふくらんで
ここを食べることができます。食べるとナシの味がし
ます。西川先生が小さい頃は学校からの帰り道によ
くつんで食べたのだそうです。
「食べてみたい人はいますか?」
たくさんの子どもたちが挑戦していました。
食べてみると、確かに梨のような味がしておいしかった
です。
校庭の秋の実を味わった後、最後に学年園の田んぼ
に行きました。
学年園にはトンボがたくさんとんでいます。アキアカネ
が多いようです。手をあげると…とんぼが指にとまり
ました。
いよいよ稲刈りが始まりました。 カマを使って稲を切っていきます。
カマの使い方はあぶないのでサポーターのみなさん
に手伝ってもらいました。
刈った稲です。
刈り取った稲はしばらく干して、乾燥させて「もみすり
機」で玄米にします。さらに精米器をつかって白米に
なります。
稲をとったど〜!!
稲刈りが終わった後の田んぼです。
なかにメダカ、タニシなどいろいろな生き物がすんで
います。メダカは最初7匹しかいませんでしたが、今で
はたくさんすんでいます。田んぼをつくるだけで、こんな
に生き物が増えていくんですね。
こうして「安行小の秋を食べよう」も終わりになりました。
活動が終わったあと、カブトムシの幼虫を学校にもって
きてくれたお友達がいました。いただいて、さっそくカブ
トムシの飼育箱にいれました。
見て下さい。立派な幼虫です。来年の夏には大きな
カブトムシになることでしょう。
楽しみにしていてください。
カブトムシの幼虫ありがとうございました。
大切に育てさせていただきます。



11月9日(土)午前

  バードウオッチング と 虫の冬越し調べ

 

 前回10月は「安行小の秋を食べよう」でしたが、今回はバードウオッチングと虫の冬越し調べを行いました。
 講師は鳥の先生は綾瀬川を愛する会の宮原さん、虫の先生は鈴木さんです。

今回ははじめは理科室で、講師の先生を聞いてから
フィールドワークに行きました。
綾瀬川を愛する会の宮原先生です。
鳥を10種類ぐらい覚えてしまうと、どんどん鳥の世界
が身近になります。安行の豊かな自然のなかで、身近
な鳥に目を向けてみて下さい。
アカトンボはどうしてアカトンボというのかな?
「赤いから!」と子どもたち。
でも、これを見てください。関西にすむナニワトンボ
です。このトンボはアカトンボの仲間ですが体は青い
ですね。何事も決めつけないで、いろいろ見ていくと
たくさんの発見があります。
お話を聞いてから、フィールドワークに出発!
南門を出てすぐに鳥を発見!
学校のケヤキの木のてっぺんに鳥がとまっています。
みんな双眼鏡でみたり、宮原さんのフィールドスコープ
でのぞいてみました。
カワラヒワです。きれいな鳥ですね。
「うわあ、きれいだあ!」と子どもから声があがりまし
た。
安行原自然の森公園に入って、すぐに倒木を見て
みました。いました、いました。これはクワガタの幼虫
です。
コクワガタの幼虫です。
このすじがクワガタの幼虫が食べた後です。 観察が終わったら幼虫をもとにもどしてあげました。

           
ヒヨドリジョウゴの種です。 ヒヨドリがよく食べるから、この名前がついたと言われ
ていますが、実はそれほどでもないようです。
公園にはどんぐりがたくさん落ちています。
  クヌギ、コナラがたくさん落ちています。
  シイの実とマテバシイはないようです。
公園を下におりていくと…
こんな黄色いキノコが生えています。 これはサルノコシカケです。
カラスウリの実がたくさんなっています。 カラスウリゲット!これでリースをつくってみよう!
これはオオニジュウヤホシテントウのさなぎです。
安行小学校の2年生が育てたナスはこのテントウムシ
にたくさん食べられました。
この青い実はイシミカワです。
午後のものづくり教室のリースの材料もたくさん見つ
かりました。
水路のそばにエノキの小さな木がありました。
鈴木先生が葉から何かを見つけました。

  
なんだろう?
アカボシゴマダラの幼虫です。
アカボシゴマダラは外来種で、今増えています。
ゴマダラチョウがエノキの大きな成木につくのに対して
アカボシゴマダラは小さなエノキの幼木についているこ
とが多いです。
水路にはクレソンがあります。 タデがたくさんはえています。
この木は、安行原自然の森公園のシンボル
  ケンポナシの木です。
実が落ちていました。ちょっと食べてみることに…
ナシのような匂いがします。 かじると確かにナシの味がします。
                     
      

ヤツデの花です。春には実が黒くなります。 モズが鳴いていました。
すぐにキジバトもやってきました。 ジュズダマがありました。ジュズダマでネックレスも
つくれます。

          
ジュズダマを見ると…  いました! イナゴです。
この毛虫みたいなものは…ツマグロヒョウモンです。 よく動き回ります。
子どもたちもおそるおそる手にのせてみました。
食草はスミレです。
以外と、かわいいですね。
この黒い幼虫が上のようなきれいなツマグロヒョウモン
になります。
葉に幼虫がいます。 ハバチです。
水路のそばに、ハンノキがあります。 これはハキダメギク。ちょっとかわいそうな名前です。
ヒヨドリジョウゴです。 ドングリもたくさん落ちています。
 コナラ、クヌギ、シラカシが多かったです。
帰り道に鳥の羽が落ちていました。
この羽から、はじめに見たカワラヒワかも知れません。
チョウゲンボウなどのタカの仲間に襲われたのかも
知れません。
最後にプールに寄ってみました。プールにはたくさん
のヤゴがいます。
プールの大きなヤゴがいます。 このヤゴはウスバキトンボです。南方系のトンボです。
お盆の頃によく飛ぶのでショウリョウトンボともよばれ
ています。冬を越すことができないので、皆死んでし
まいます。
プールのそばに伸びているのはムクロジの木です。
ムクロジの木の実は羽子板の黒い実です。ムクロジ
は無患子と書きます。子どもたちの無事な成長を願う
ということなのでしょう。
こうして午前中の活動が終わりました。
宮原先生、鈴木先生ありがとうございました。


11月9日(土)午後

  
      ものづくり教室

午後は「ものづくり教室」でした。クリスマリースをゴーヤのつるを使って作ります。
午前中にひろった木の実も使います。さて、どんなリースができるか楽しみです。

午後はものづくり教室でした。
講師の先生は「ものづくり名人」の井原さんです。
井原さん自己紹介の後、首にかけた手作りの笛に
みんなびっくり!
さあ、まずはリースのもととなるゴーヤのつるとりに
行きます。
裏庭、学年園に出発!
みんな飛び出していきました。
どんなクリスマスリースができるか楽しみですね。 学童保育室のグリーンカーテンになったゴーヤの
つるをとります。
太いつるを選んで、切れないようにひっぱっていき
ました。
葉っぱは落ち葉だめに入れていきます。
まずはつるを使って、リースの作り方を井原さんに
やってもらいました。
まるくしながら、とちゅうで編み込んでいきます。
見て下さい!
みんなリースのわが出来ました。
つぎは飾り付けでS。
図工室で井原さんの作品を見ながら、お話を聞き
ました。
木の実を使って作った作品にみんなびっくりしていま
した。
木の実で作った車も飛行機もあります。
すべて材料は、森から拾ってきました。 さきほどのゴーヤのつるを使って作ったリースです。
みんな「すごいなあ!」と感心しながらも、自分達も
やる気満々です。
僕は何を作ろうかなあ。 わたしは…どの材料を使おうかなあ…
さっそくリースの飾り付けに入りました。 カラスウリも素敵ですね。グルーガンを使って接着
したり、ポスカで色づけもしていきました。
午前中、安行原自然の森公園で材料をたくさんひろ
ってきました。
一生懸命色をぬっています。
世界に一つだけのマイリースのできあがり! 大きなマツボックリを使いました。
私はカラスウリを中心にヒヨドリジョウゴの赤い実も
つけてみました。
くぬぎのどんぐりのぼうしもつけてみたよ!
どんぐりのトトロも作ってみました。 さあ、マイリースのお披露目です。
みんな上手ですね。 自分のを一つ残して、後のものはエコマーケットに
出してみようかと考えています。
こんな素敵な飾りを作った人もいます。 納豆のパックの上にトトロの世界がひろがります。



 みんなで チーズではなくて「リース!」で記念写真!



 子ども環境フォーラム  2013に参加
       
12月7日(土)


 毎年、川口市では川口市民環境会議主催、教育委員会後援で「子ども環境フォーラム」が開かれています。
今年で10回目の子ども環境フォーラムです。
 今年、発足した安行小こどもエコクラブも初めて参加することになりました。
 はじめての参加に、子どもたちも期待と不安とどきどきでした。
 会場は神根東公民館です。午後1時からの開始でした。午前中、学校で発表の練習をしました。

午前10時、環境フォーラムに参加せいたエコクラブ
のメンバーが集まりました。
会議室を借りて、プレゼンの写真とあわせての
発表練習をしました。
戸谷校長先生が激励にきてくれました。
リハーサルを見ていただきました。校長先生が見て
くれるので、みんなやる気満々でした。
リハーサルを終えて、「自信をもって発表してきてくだ
さい。安行小学校の代表として、安行小をとりまく自
然、みんなの活動の様子をたくさんの人に伝えてさい」
という励ましの言葉をいただきました。そして差し入れ
もいただきました!
練習を終えて、ほっとしてお昼タイムです。 ツリークライミングを行っているけやきの木の下で
お弁当を食べました。そして、12時ちょっとすぎに
会場に向かいました。


安行小学校を出て、神根東公民館に向かいました。
12時30分から受け付け、1時すぎに「子ども環境フォーラム」は始まりました。

午後1時すぎ、神根東公民館体育館を会場に
「子ども環境フォーラム2013」が始まりました。
今年で10回目を迎えます。NPO法人川口市民環
境会議  浅羽理恵
さんのご挨拶です。
川口市教育委員会から小川先生のご挨拶です 「エコライフDAYに参加して」個人発表

差間小学校  6年生「おばあちゃんのエコライフ」
の発表

 戸塚中学校 2年の感想発表   前川小学校2年生による感想発表 
      団体発表  

神根東小学校    3         
「もっと知ろうわたしたちのまち」

神根東小学校の学校ビオトープ「ひだまり広場」
の植物、生きもの調査を写真や劇で発表しました。

戸塚南小学校    4年        「ぼくら 自然たんけんたい」

学校南側にある斜面林の生きもの調査の発表。4月
から一年間続けた生きもの調査です。
在家小学校エコクラブ 在家小学校近くの自然、芝川、見沼を中心にした
活動の発表をしました。

戸塚南小あすぱるエコクラブ

児童館あすぱるともつながり、地域のなかで活動を
拡げています。幼児さんから中学生、大人まで幅広く
参加しています。斜面林や綾瀬川で見つかった外来
種の問題を考えて、生きもののつながりを考えようと
いう発表をしました。
安行小こどもエコクラブ 安行小こどもエコクラブの発表です。
発表内容は下に掲載しています。

神根中学校 科学技術部    
「神根中のリサイクル活動」

神根中学校生徒会を中心とした古紙リサイクルの
取組を報告しました。
青木中学校    2年 
「ごみばこ〜わたしとごみ“ときどきエコ”」紙芝居

街に見かけるゴミ、その一方ゴミで満杯のゴミ箱も
見かけます。ゴミをへらすと同時にゴミ箱を設置して
はどうだろうという具体的な提言が続きました。
県立青陵高校教諭
「アクモキャンドルを作ろう」を実践して


マグネシウムを原料とした、世界的にも注目されている
技術が紹介されました。開発した方は川口在住です。
団体発表を終えて ワークショップが始まりました 講師の先生方です。
生物の観察」です。こうしは 横山 隆さんです       土壌動物観察の装置が会場に作られました。
横山さんの手作りの装置です。
 
 落ち葉などを集めた上からライトを照らします。
ツルグレン装置というものです。製品として購入する
ととても高価になります。
土壌動物は熱をさけて、下へ下へと移動していき、
下にあるコップの中に落ちていきます。
しばらく時間がかかるので、学校ビオトープに行って
生きもの調査をした後に、また見て見ます。 
   
 神根東小の学校ビオトープです。  冬の間、気温がさがるので虫たちはどこにいるで
しょう。こんな横山さんの問いかけから木の皮の下
のぞいたり、落ち葉の下を調べたり、冬の生きもの
調査が始まりました。
   
 落ち葉の下には何が隠れているかな? 見つけたものを直接貼って図鑑にします。 
   
 朽ち木を割っていくと、はさみ虫がいました。
クワガタの幼虫もいるかも知れません。
 こうして出来上がった生きもの調べの図鑑です。
写真も貼っていきました。
   
生きもの調査から帰って、ツルグレン装置をのぞく
と、下にたくさんの土壌動物が出て来ていました。 
 のぞいて見ると、トビムシやヒメミミズやヨコエビなど
たくさん生きものがいました。
   
冬だから虫はいないのかな…と思いましたが、
こんなにたくさんの生きものがいるんですね。 
 土壌生物たちの写真も図鑑に入れていきました。
   
「植物の観察」  西川昭三先生です。 学校ビオトープを中心に冬の植物の様子を調べまし
た。
「自然物つくり」 井原 勲先生です。 間伐した竹や木の実を使って物作りに挑戦しました。
中学生も小学生と一緒に霧中になって作りました。   だんさん作品ができあがって、みんな笑顔になって
きました。
エコクッキング  井上春江先生です。   ゆで卵もほんの少しのお湯でできあがります。
 パスタにも挑戦しました。  お湯の量はというと…たったこれだけでゆで上がり
ます。
 エネルギーをつくろう 碇 康雄先生です。   コイルを作って、電気を作った後は、レモンなどの果物から電気を発生させました。
「もの作り教室」  和澄鏡子先生です。 いらなくなった物を使って、素敵なカードを作りました
ワークショップ  発表会
   
町の歴史探訪グループ
源左衛門様宅におじゃましてインタビューして
きたことを発表しました。
生物の観察グループの発表です。
手作りの図鑑を紹介して発表しました。
「植物の観察」グループの発表です。

植物のサンプルを持ち寄っての発表です。
ヤツデの葉は、八とありますが、必ず奇数です実際に調べると…5、7,9枚のものがあり
ました。
物作り教室グループは作品を見せながら、一人一人が
発表しました。
自然のものづくりグループの発表です。 素敵な作品ができあがりました!
エコクッキングのグループの発表です。
ゆで卵もパスタも少しの工夫でエネルギーを節約
できました。
エネルギーのグループ発表です。
コイルを回すとLEDが赤く光りました。 こうして、子ども環境フォーラムが終わりました。




     環境フォーラムでの発表 おつかれさまでした!

   
    安行小こどもエコクラブ  発表写真と活動内容説明
ぼくたちは 安行小こどもエコクラブです
安行小は 今年で 学校ができてから 
140年目という 川口でも いちばん
 古い学校です。
校庭には 大きな木がたくさんあります。
これは くすのきです。くすの木は安行小学校
のシンボルです。 
高さは なんと26m!
校舎よりも高いです。
もう一本、大きな木があります。
遊具のある場所のまんなかに あります。
これは けやきの木です。
安行小こどもエコクラブでは、このけやきの木でツ
リークライミングを行っています。
ぼくはけやきの木に登りました。
8月29日、NHK夕どきネットワークで、ツリークライミ
ングの様子が全国放映されました。

秋、10月には「安行小の秋を食べよう」というイベン
トを行いました。
川口植物の会会長の西川先生にきていただいて、植
物の勉強をしながら、たくさんの実を食べました。
これはクルミの木です。
ボールや棒でクルミの実を落として、わって食べまし
た。
これはザクロの木です。
じゅくして、われているザクロをみんなで食べました。
あまずっぱくておいしかったです。
つぎに中庭のミカンをたべました。
みかんは、へたをとって、つぶつぶの あなをかぞえ
ると みかんのふさの数が わかるそうです。
つぶつぶは ミカンにえいようをおくるくだなんだよと
きいて びっくりしました。
うら門にいくと カキの木があります。

木のぼうで 実ついている枝をおって、カキをとりまし
た。
あまがきかな? しぶかきかな?
あまくて ほっぺがおちそうな あまがきでした。

たくさんの木、草花は 安行小学校の 自慢です!
この日、最後に、稲刈りをしました。
安行小こどもエコクラブでは 今年 田んぼをつくりま
した。
あついビニールシートを何枚もひいて 
土をいれて
みんなどろんこになって
 田植えをしました。
田んぼでは, めだかや タニシを育てています。
タニシは ホタルのエサになります。
ぼくは 家でもホタルを育てています。
みなさん 知っていますか。ホタルは 幼虫も光るん
ですよ。
夜、8時すぎに 飼育箱をちょっとゆらすと 幼虫が光
ります。
今年の夏、7月には学校のビオトープで ホタルをは
なして、みんなで夜みました。
ほたるを手にのせて見ました。ほたるとっても美しく、かわいかったです。
来年は、育てたホタルを 学校のとなりの 安行原自
然の森公園の水路にはなしてみたいと考えています。
安行はとても自然が豊かなところです。
自然観察員の横山さんや 西川先生に教わりながら
みんなで図鑑をつくってみました。
夏の生き物調べでは 
貴重な コムラサキや 
ウバタマムシを見つけました。
   草原にはバッタもたくさんいます。
安行原自然の森公園で、バッタ選手権も行いました。
横山さんにいろいろなバッタやキリギリスの種類を教
えてもらいました。
バッタだけでなく蝶もたくさんとんでいます。この蝶は
なんだかわかりますか。
ツマグロヒョウモンのメスです。
ぼくは 6月24日 庭でみつけたツマグロヒョウモンの幼虫を9ひき育ててみました。
7月のはじめ さなぎになり、終わりには成虫になりま
した。
写真をみてください。7月20日 朝、さなぎの下が黒く
なってきました。
10時ごろ、羽のもようがすけてみえてきました。
10時30分 成虫になりました。
ツマグロヒョウモンが手を出すとのってきました。かわ
いらしかったです。
また、来年、育ててみようと思いました。
  ぼくは夏、綾瀬の森にセミの羽化を調べにいきました。
セミの幼虫が、地面に出て来てあるいているのを見
かけて、お家にもって帰って観察しました。
 
  これがセミの羽化の様子です。セミの赤ちゃんの目
はとってもかわいかったです。 
   
   
わたしはカブトムシの幼虫をそだてています。
卵から育てています。8月、小さかった幼虫が 
10月、こんなに大きくなりました。
学校の飼育箱にも10匹 うつしてあげました。

安行小学校でも、エコクラブと環境委員会で 環境通
貨をつくっています。
お金のたんい は 「1くすのき」です。
月一回の紙の日に 古紙をもってくると 1くすのきも
らえます。
1くすのきを つかって エコマーケットも開いていま
す。
エコマーケットでは 福島里親プロジェクト、福島を応
援するひまわりの種もはんばいしました。
学校のみんなで ひまわりも育てました。
みてください。学年園いっぱいにさいた ひまわりです。
ひまわりの種はすべて 福島におくりました。


安行小こどもエコクラブでは、これからも安行の自然
を大切にしながら、エコ活動を楽しく
がんばります!

がんばります。

森を元気にしよう  12月15日(日)
 
   
 「綾瀬の森」の木の間伐、焼き芋づくりに参加しました

 12月15日(日)戸塚綾瀬小学校裏の綾瀬の森に子どもたちが集まり、「綾瀬の森を元気にしよう」というこ
とで木の間伐をしました。間伐をしながら、落ち葉でベッドを作ったり、虫の家も作りました。間伐した木を使っ
てたき火をおこして「焼き芋」も食べました。

 朝、10時「綾瀬の森」にたくさんの子どもたちが集
まってきました。
 綾瀬の森にも冬がやってきました。
 今朝初めて気温が0度以下になりました。
 自然観察員の横山さんによると-0.5度だったそ
うです。しかし、子どもたちは元気です!たくさんの
子どもたちが綾瀬の森に集まってくれました。
 ここは綾瀬の森の裏です。川口市戸塚東部特定
土地区画整理組合が管理している土地です。この
土地を区画整理組合のご好意で駐車場としてお借
りすることができました。
 今回は遠方からも参加がありました。
 車が25台以上も止まりました。駐車場をお借りす
ることができてよかったです。改めて、このページを
借りて川口市戸塚東部特定土地区画整理組合の
みなさんに感謝申し上げます。
はじめに、集まった子どもたちの自己紹介です。
学校ごとに行いました。
戸塚南小学校、戸塚北小学校、戸塚
小学校、戸塚綾瀬小学校、そして安行小学校からも
子どもたちがたくさん参加しました。
今回は小学校低学年の参加も増えました。親子で
冬の綾瀬の森の自然に触れるのも、とてもよい経験
になると思います。
自然観察員の横山さんのお話から活動が始まりま
した。
「今日は、みんなの力で綾瀬の森を元気にしてもら
います!」
「でも、森が元気になるってどういうことだと思います
 か?」
子どもたちからたくさんの手があがりました。
「木を植えて、木が増えることかな」
「生き物がたくさんいることだよ!」
 森が豊かであるから生き物が豊かに育ちます。
昨年、この活動のときに「木を切ってはいけない」
という意見もありました。
 しかし…時に、木の枝を切ることも大切です。森に
光や風を入れます。また、森はそのままにしておくと
強い木だけがどんどん増えていきます。そのままに
しておくと綾瀬の森でもセイタカアワダチソウだらけ
になってしまいます。木では鳥が種を運んできて増
えるクワの木がどんどん増えることになるかも知れ
ません。
 

 今日は、みんなで伸びすぎた木の枝を切ります。
これを間伐といいます。そして切った枝を集めて、
虫の家を作ったり、焼き芋を焼きましょう。


 木の間伐に入る前に、虫さがしをしました。
 子どもたちは、こんな冬に虫なんかいるのかなあ…
という声があがりました。
 そばのエノキの下に落ちている落ち葉をめくってい
くと…
 いました、いました!
これはゴマダラチョウの幼虫です。

みんな、真剣にさがしはじめました。
ゴマダラチョウの幼虫は日陰、木の南側にいること
が多いです。
またまたいました!たくさんいます。
   
ゴマダラチョウ        アカボシゴマダラチョウ
 これがゴマダラチョウの幼虫です。突起が3つある
のがゴマダラチョウで、突起が4つあるものは外来種
のアカボシゴマダラです。またゴマダラチョウは尾っ
ぽの所が開いています。アカボシゴマダラはとじてい
るそうです。
 ゴマダラチョウの幼虫はエノキの大木に、アカボシ
ゴマダラはエノキの若木につくともいわれています。
今、日本の各地で中国から持ってこられたというアカ
ボシゴマダラが増えています。 アカボシゴマダラが増
えて、在来種のゴマダラチョウが減るとしたら困ったこ
とですね。みなさんもぜひ、ゴマダラチョウを見たら、
それがどちらかなのか見てみてください。

 ゴマダラチョウの幼虫の観察を終えて、火起こしで
す。
 横山さんの手製の火起こし器で、火起こしに挑戦!
これは「まいぎり式」です。 種火がついたら、種火からあさひもの火をうつして
まわします。火がつきました!
火起こしの話を聞いて、今度は、子どもたちがたき火
をする方法を聞きました。かわいた枝を積み上げて
いきます。
積み上がったところでマッチを用意。
今回、マッチは5本しか箱には用意してありません。
5本だけ!?と聞いて、子どもたちも失敗しないよう
に真剣に話を聞き始めました。
たき火に火がついたところで…今度は子どもたちの
番です。
ドラム缶を切ってつくった釜のなかに、まずは枝を
集めて積んでいきました。
そして5本しかないマッチを大事に使って火を起こし
ました。
炎があがり、もう一安心ですね。 火ふき竹(?)も登場。
子どもたちはそれぞれに活動をはじめました。
これは、虫の家の看板を作っているところです。
間伐した木を集めて、つんで、そこに看板をたてます。
看板をつけるくいを打ち込みます。 ここはお父さんたちの出番です。
子どもたちも負けずに頑張りました。 最後に電動ドリルを使って看板をつけました。
こちらは幼児さんたちです。 落ち葉のベッドをつくりました。
落ち葉をかけてあげよう!
落ち葉はあたたかいかな?
あったかーいよ!
こちらは高学年。のこぎりを持って、木の間伐です。
川沿いに増えたクワの木の間伐です。
どうして、こんなにクワの木が増えたのでしょう。
クワの種が、この土地に落ちたのでしょう。
しかし誰も、種をまいたわけではありません。誰が?

鳥がクワの実を食べて、そのフンから種が出て、どん
どん増えていきました。
間伐完了!
間伐を終える頃には、焼き芋のいいにおいがあたり
にひろがりました。くしで刺して、できあがりを確かめ
ました。
アルミはくをはがしてみると…
おいしそうな焼き芋のできあがり! いただきまーす!
間伐の木で、みんなで集めて、仕事をした後の、
焼き芋の味は最高でした!
午前12時近くになり、終わりの時間があっとう間に
やってきてしまいました。
子どもたちからの感想を発表してもらいました。 活動をしてふりかえり、みんなの前で自分の感想を
発表するのは大切なことですね。
今回は小学校低学年が次々と手をあげて発表して
くれました。

「木を切って楽しかったです」
幼稚園の年中さんもしっかりと発表しました。
「焼き芋がおいしかったです」
「冬なのに、たくさん虫がいました」
「ぼくはオニグルミの実をひろいました。お家にお
みやげに持って帰ります」
最後に、綾瀬の森を守っている、綾瀬川を愛する会
の幾嶋さんからオニフスベというキノコのお話があり
ました。
これがオニフスベです。
オニフスベは成熟した森に育つキノコだそうです。
 綾瀬の森は、河川工事で木が切られた後に、木を
植えて再生した森です。切る前の森にもオニフスベが
あったそうです。
 そして、今日、再生から約20年後の綾瀬の森でオ
ニフスベが見つかりました。それだけ綾瀬の森が豊
かになったということでしょう。
最後に、子どもたちみんなで「綾瀬の森」に
「ごちそうさまでした」とお礼を言って、活動を
終わりにしました。

写真クリック 動画



  お正月「しめ飾りづくり」と「おもちつき」12月29日(日)

          安行小学校の臼と杵がよみがえりました!



            

 安行小学校の倉庫に、臼と杵が眠っていました。この臼は昭和57年度卒業生が寄贈して
くれた臼です。昭和57年というと1982年、今年が2014年ですから、32年前の卒業記念で
す。当時の卒業生は44、5歳というところでしょうか。
 この臼を倉庫で見たときに、何とかこの臼でもう一度「おもちつき」ができないかな…と思いました。
この話を自然観察員の横山さんにお話ししたり、エコクラブのサポーターのお母さんにお話ししたり
していくなかで、「お正月しめ飾りづくり」と「おもちつき」が実現しました。
 しめ飾りをつくり、おもちつきをする子どもたちの笑顔が学年園にひろがりました。子どもたちの
笑顔と一緒に、この臼や杵も喜んでいるようでした。

年末12月29日(日)
子どもたちが学年園に集まってきました。子どもだけ
で約30名が集まりました。みんなで60名は集まりまし
た。
今日の講師は自然観察員の横山さんと、横山さん
の奥さんです。
はじめに横山さんからお正月の「しめ飾り」について
お話がありました。
門松はお正月の年神様をお迎えする目印です。
しめ飾りには、悪いものを締め出すとう願いがあり
ます。
しめ飾りの材料は稲わらです。学校の田んぼで獲れた
稲わらを使います。
横山さんの後ろに干してある稲がそうです。
稲の穂には、まだ実がついています。まずお米をとり
モミとりをして、玄米にします。
川口植物の会、会長の西川先生、在家小エコクラブ
の神山先生もかけつけてくれました。
西川先生が手にしているのは見沼で獲れた、稲です。
よく見ると色が違います。緑米という古代米です。
稲の穂も緑がこいですね。
神山先生は、緑米の稲で作った「午」を披露してくれま
した。西川先生と一緒に、午づくりも教えてくれます。
作業が始まりました。
まずは稲穂からお米の実をとります。
稲を横にして… 横山さんがん手にしたものは… 湯呑み茶碗です!
湯呑み茶碗でこすってお米をとっていきます。
「あ…、だから今日、湯呑み茶碗がいるのね!」
とお母さんがたが納得して声をあげていました。
とったお米からモミをとります。この小さな機械は
モミすり機です。手回しモミすり機です。
説明を聞いて、みんなも挑戦です!
稲穂から湯呑み茶碗でごしごしやってお米をとって
いきました。
神山先生は緑米の穂を水で湿らせています。
湿った穂をたたいて、加工がしやすくします。
小さい子がお手伝いをしてくれました。
もみとりが終わると、稲わらが残ります。
この稲わらで「しめ飾り」を作ります。
こんなしめ飾りを作りますよ。 まず、手にした稲わらを3等分に分けて下におきます。
この3つの稲わらを組み合わせて作ります。 まず2本とって、ねじっていきます。
ねじって、ねじって、ねじって…
写真クリック動画
だんだんしめ飾りらしくなってきました。
最後に、三本目の稲わらを、ねじっていれていきま
す。自然になわがすいついていくそうです。
そして、それを輪にしとめて
て「しめ飾り」のでき上がりです。
はさみで、きれいに整えてできあがりです。 こちらは横山さんが作ったミニしめ飾りです!
これはナンテンの実です。しめ飾りにつけて飾ります。 どれを、飾ろうかな…
西川先生と神山先生は「午」を作っています。 子供よりも、大人が弟子入りして教えてもらっています。
さあ、みんなそれぞれに挑戦です。 一人ではなかなか難しいです。親子、兄弟、友達と
協力して作りました。
しめ飾りづくりが進むなか、おもちつきの用意もでき
ました。
うすに熱湯をいれて、消毒もかねて、温めました。
蒸したもち米です。 もち米は昨夜のうちに8時間は水をつけておきました。
この蒸したもち米を、これからついていきます。 この臼は昭和57年度卒業生の寄贈です。
つく前に、もち米を食べてみました。 できたて、あつあつのもち米です。
おいしい!と歓声があがっていました。 まずは、もち米をこねます。
このこねる作業がとても大切です。 みんな真剣に見守っています。
いよいよもちつき開始! 最初は、大人がつきました。
みんなでよいしょ、よいしょ!と声をかけてつきました。
大人につづいて、今度は子どもたちの出番です。 杵はけっこう思いです。持ち上げるだけでもかなり
重いいです。
写真クリック動画
子どもたちが順番におもちつきをしていきました。 高学年はさすが力持ちです。
リズムよくもちをついていきます。 仕事でいらしていた安行小の先生もおもちつきに加わ
りました。
さあ、もういいかな?おもちができあがりました。 こちらはあずき。
大根おろし、からみもち。 そしてキナコ。お母さん方に手伝ってもらって
おもちにからめていきました。
いただきまーす! 冬の暖かい日差しの下、畑の横でおもちを食べました。
できたのあつあつのおもちです。
最高においしいですね。
おもちを食べ終わった後は、今日のおまけ!
秋じゃがいもを収穫しました。
新じゃがだから、こちらもおいしいですよ。 みんなで収穫をしました。
作品を紹介します。
しめ飾りに、鏡餅、そしてミニ門松です。
子どもたちがそれぞれに作った、しめ飾りです。
どれも素敵な作品になりました。稲の穂をつけた
ところが工夫です。
きんかんを上に飾りました。
「午」をつくった人もいます。
最後に作品を出して、記念写真をとりました。
最後に横山さんが今日のおもちで作った、鏡餅を見せ
てくれました。この鏡餅は学校玄関に飾ってあります。
こうして、楽しい1日が終わりました。
子どもたちと一緒に、臼も喜んでくれたことでしょう。
片づけには、「お手伝いありますか」と言って、子どもた
ちが残って荷物を運んでくれました。ありがとうございま
した。


新しい年が素敵な年でありますように…


  川口市環境フォーラムに参加


2月8日(土)川口市環境フォーラムに参加しました。今日は、あいにくの大雪でした。
当初は、2年生が10人、3年、4年、5年で3人と、合計13人で参加の予定でした。
みんな楽しみにしていましたが、大雪のため安全を考慮して低学年の参加は見送る
ことにしました。低学年の分も高学年が頑張って発表にのぞみました。

  環境フォーラム お知らせ

2月8日(土)環境フォーラム当日です。
なんと大雪が降りました。
校庭も校舎も真っ白です。
低学年の参加は見合わせることにして、その分、
高学年に発表をお願いしました。
学校で2年生の10人分の原稿シナリオも練習して
会場の川口駅東口キュポラ4階まで向かいました。
ここが会場です。ここは発表する子どもたちの席で
す。
川口市内からは、安行小、神根中、岸川中が参加
しました。
市内小中学校の発表のトップが安行小です。
これまでの活動の様子を写真で写しながら、プレゼ
ンをしていきました。
来れなかった低学年の分も頑張って発表しました。
写真を写し、説明をしながら、会場からは「すごいな
あ」「いいなあ」というような声が聞こえてきました。
会場の反応が嬉しくて、ますます頑張りました。
会場では手話の通訳も入りました。
プレゼンの内容は子ども環境フォーラムに発表し
たものとほぼ同じです。12月29日のお正月しめ飾り
とおもちつきの活動を足しました。

   子ども環境フォーラム発表
安行小学校の次は

神根中学校の発表でした。
学校で取り組んでいる古紙リサイクルの取り組みを
科学部が報告しました。
続いて、岸川中学校の報告です。
ボランティア活動に参加して、学んだことを報告して
くれました。
川口市内でも、いろいろな学校が環境学習、活動に
取り組んでいます。
発表を終えて、外に出ると一面の雪でした。最後に
ちょっと雪合戦をして学校にもどりました。
ここが会場になったキュポラです。
このビルの4階で報告を行いました。



    2月22日(土) 綾瀬の森
    木の名札付け ブランコ遊び、土手すべり

 まだ少し雪が残る、2月22日(土)綾瀬の森で、樹木に名札をつけたあと、ブランコ遊び、土手すべりを楽しみ
ました。最後は、みんなで甘酒で乾杯しました。
 自然観察員でコロボックルくらぶ代表の横山さんの活動に川口のエコクラブの子どもたちが参加しました。。
 綾瀬の森を守り育てている、綾瀬川を愛する会から木の名札を子どもたちとつけられないかというお話があり、
今日の活動を迎えました。

2月22日(土)先週の土曜日は大雪でしたが、今日
よい天気にめぐまれました。
午前10時、たくさんの子どもたちが集まってきました。
コロボックルクラブ、戸塚南小あすぱるエコクラブ、
そして安行小こどもエコクラブの子どもたちが約30名
集まりました。
綾瀬の森を守り育ててきた「綾瀬川を愛する会」代表
幾島さんのあいさつから始まりました。今朝も朝早く
から会の人達は綾瀬川のごみ拾いをしてきたそうで
す。
以前、ごみ拾いのボランティアをしている時に、参加
した子どもに言われたそうです。
「ごみを拾う人がいらなくなるようになるといいな…」
幾島さんは、はじめ意味がわからなかったそうです。
考えてみるとそうですね。ごみを拾う人がいらなくなる
ぐらいに川のごみがなくなったらいいですね。
昔に比べれば、とてもごみは少なくなってきたそうです。
コロボックルくらぶ代表で、自然観察員の横山さんから
今日の活動について説明がありました。今日の活動は
3つです。
 1つめは竹を切って木の名札をつくり、木にかけます。
 2つめは木にロープをかけてブランコで遊びます。
 3つめは土手すべりをします。
まずは仕事をしてから遊びましょう。最後には甘酒も用
意しています。楽しみにしてください。
1つめの竹を切って木の名札づくりです。
竹(孟宗竹)を切って札をつくります。


この竹専用の竹のこぎりで切ります。 自分たちで「のこぎり」を使ってやってみよう。
切り方は、台の上に竹を置いてうかせて、のこぎりを
ひくときに切ります。
切った竹を、今度はこの「なた」で割ります。 なたは竹にあててとんとんと打つと、きれいに割れます。
なたは危ないから大人の人と一緒に使いましょう。
次に、電動ドリルで穴をあけます。台に竹をおいて固定
してやるときれいに穴があきます。
こうしてできた竹の札に名前を書いて、麻ひもを通し
ます。
そして木にかけてあげると完成です!
さあ、みんなやってみよう!
のこぎりを初めて使う低学年の子が多かったです。
お父さんに教わりながら挑戦しました。
高学年は自分一人でどんどん進めていきます。
女の子もなかなかの腕前です。
なたは大人の人と一緒に慎重に慎重にやりました。
お孫さんと一緒に作りました。 中学生も参加しました。電動ドリル使いかたも手慣れて
います。
小学校低学年の子も、自分でドリルを手にして挑戦し
ました。
穴があいたら、ひもを通して名前を書きました。
いよいよ名札つけが始まりました。 お母さんに助けてもらって竹の名札をかけました。
麻ひもをしっかりと結んで仕上がりです。 綾瀬の森の1本1本の木に名札をつけていきました。
その頃、お母さんたちが甘酒をつくっていました。 こちらは子ども用の甘酒です。砂糖も入っています。
こちらは普通の甘酒です。子どもたちの口にあうかな? 綾瀬川を愛する会の幾島さん達は絶滅危惧種のナガ
ボノアカワレモコウ、ナガボノシロワレモコウを保護する
ためにロープをはるために杭打ちをしていました。
木の名札つけを終えて、次は2つめブランコ遊びです。 まずは横山さんが見本を見せます。
ロープをカウボーイのようにしてエノキの木の枝に投げ
てみました。
しかしなかなかうまくかかりません。 そこでお父さんに手伝ってもらって、ボールに麻ひもを
つけて、ボールを投げて枝を通し、ロープをかけました。
麻ひもにロープをつなげてひっぱって、ロープはりは
成功です。
最後に巻き結びというロープのしばり方で、木の枝
でブランコをつくりました。
手作りのブランコにのってみよう! わー!楽しい! 
写真クリック動画 子どもたちから歓声があがりました。
エノキの木でブランコした後は、それぞれに自分達で
木にロープをかけてブランコ遊びをしました。
二人のりのブランコも作って遊びました。
木の枝を選んだ後の、ロープの結び方がむずかしかっ
たです。
ブランコ遊びを終えて、次は土手すべりです。
写真クリック動画
ダンボールの子もいれば、そりですべる子もいます。
写真クリック動画
冬、草はねていますので土手すべりにもってこいです。
しかしこの日は少し草がたっていました。ややすべり
にくいところもありました。
春が近いのを草は感じているのかもしれません。
名札つけ、ブランコ遊び、土手すべりを終えて、最後
は甘酒を飲みます。
甘酒をはじめて飲むという子どもたちも多かったです。
温かいので体が温まりました。
最後は活動nふりかえりをしました。 子どもたち自分から積極的に手をあげて発言してくれ
ました。
私たちが作ったブランコは大人の人がのってもだいじょ
うぶでした!
木でロープをかけてブランコができるなんてびっくり
しました!
子どもたちが活動している間、ものづくり名人の井原
さんが木の枝を使って作っていたものがあります。
なんだかわかりますか!?
ぞうさんです!
井原さんから、子どもたちにプレゼントです。
みんなでじゃんけん大会をして決めました。
最後まで勝ち抜いた二人にプレゼントです。
ぞうさんと記念写真! 今日の活動はどうでしたか。
みんな、のこぎり、なた、ドリルを作って名札を作りました。
すごいですね。森の木を使ってブランコ遊びもしました。
昔から、人々は森にある物を上手に使って暮らしてきた
んです。
最後に、森に「ありがとうございました」とお礼を言って
綾瀬の森を後にしました。写真クリック動画
今、綾瀬の森の樹木には子どもたちの手作りの竹の札
がついています。ぜひ、散歩の時は名前をさがしてみて
ください。


4月5日(土)  綾瀬の森を食べよう!
昨年大好評、綾瀬の森で野草の天ぷらです!食べられる野草しらべをして、森の中へGO!
自分で摘んだ野草を天ぷらにして食べました。


4月5日(土)昨日の雨があがって、いい天気になり
ました。
少し、肌寒いぐらいでした。
桜はまだまだ咲きそろっています。
朝、10時、ぞくぞくと子ども達が集まってきました。
今回もたくさんのエコクラブから子ども達が集まりま
した。自然コロボックルクラブ、安行小こどもエコクラ
ブ、戸塚南小あすぱるエコクラブなどいろいろです。
今日の講師は、自然観察員の横山さんです。
子どもたちには横山隊長といったほうがわかりますね。
さあ、子どもたちは集まってください。みんな前にすわ
ろう!
はじめに綾瀬の森の母ともいうべき、「綾瀬川を愛す
る会」代表の幾島さんのお話です。
綾瀬の森が川口ウオーカーにも紹介されましたと
報告がありました。綾瀬の森のすばらしさを多くの
人に知ってもらいたいものです。
今日の活動を前に表彰式です。
このカードはコロボックルカードです。自然観察会に
10回参加すると、クリアーとなります。
クリアーした人には、素敵なネックレスを用意しました。
今回、10回のスタンプを全部押した人がでました。
おめでとう!表彰を受けたのは戸塚南小あすぱる
エコクラブのジュニア自然観察指導員の中学2年生
の女の子です。
素敵なネックレスは、オニグルミの枝で作りました!
活動の始まりです!今日、参加しているみなさんの
ミッションは2つあります。
1つは、野草を調べて綾瀬の森の春の図鑑をつくり
ます。この図鑑はみんなが昨年作ったものです。今年
は、どんな図鑑がどうできるか楽しみです。
2つめのミッションは図鑑づくりをした後、食べられる
野草をつんで天ぷらにして食べます!
話を聞いている子ども達は、今にも野草とりにでかけ
たくてうずうずしています。

その前に、横山さんからちょっとした草花遊びの紹介
がありました。
つんだタンポポを手にもって…
茎を二つにさいて…
「はい、うでを出してね。これをまいてあげるからね」
できました。「たんぽぽ時計」です! どうですか!?おしゃれな時計ができあがりました。
さっそく模造紙に図鑑づくりの準備をしました。
白い模造紙にマジックで「あやせの森 レストラン
メニュー 」と書きました
さあ、野草さがしに 出発!!
桜の花が、まだ咲いています。 この花びらのつけねをつめで割って、なめると… 
上品な桜味(?)のあまさです。子どもたちから
「桜の花は食べられるのかな」「おいしいよ!」
「ぼく、桜の花の天ぷら食べてみる!」と声があがりま
した。
子どもたちがカラスノエンドウをつんできました…
と思ったら、ちがいます!
ちょっと小さいですね。
これはスズメノエンドウでした。
右側がカラスノエンドウ、左側がスズメノエンドウです
スズメノエンドウは葉も花も小さいですね。
スギナを使っての草花遊びです。
さて、どこでスギナは切れているかあてられるかな?
下のつぎめ?上のつぎめ?ここでした! タンポポがたくさん咲いています。
どれもカントウタンポポが多かったです。
セイヨウタンポポはそうほうという花の下の部分が
そりかえっています。カントウタンポポはそりかえりが
ありません。
カントウタンポポ時計ですね! これは何かな?
ノビルです。これはおいしですね。 カキドオシです。カキドオシはお茶にして飲むことが
できます。もちろん天ぷらもおいしい。(右側)
これはスイセンの仲間ですね。 スイセンには毒がありますから。食べられません。
ヒガンバナもそうです。毒があります。どちらも、細く
てにていますね。
これはオニタビラコ。食べられますよ。 ギシギシです。ぬめりがあって納豆みたいです。
おいしいです。
ノゲシです。 ツクシです。ツクシもおいしい。春の味ですね。
これはヘビイチゴです。食べられなくはないけれど
あえて天ぷらにしては食べないですね。
ノイバラです。
ノイバラノの芽です。食べられます。 ハルジオンとヒメジオンです。ハルジオンは茎のなか
が空洞になっています。
そこにカエルがやってきました。 アマガエルです!
スイバです。スイバとギシギシはよく似ています。 右側がギシギシで、左側がスイバです。
葉の下のところがスイバはそり返っています。
ツクシですね。ツクシは「はかま」のところとると… おいしく食べられますよ
はかまをとって、あとは天ぷらにして食べてみます 土手のほうを歩いていきました。
塀沿いにアケビがありました
アケビの花です。左側が雌花、右側の大きいのが
雌花です。これも食べることができます。
みんな、はりきってアケビとりです。
さて、これはどちらもナノハナです。
違いがわかりますか?右側がカラシナです。食べると
辛みがあります。左側がアブラナです。
葉を見ると違いがわかります。
アブラナは葉が茎に巻きつくようになっています。
葉の色もアブラナはうすいです。
ウシハコベです。これも食べられます。 セリがありました
今度はハコベがありました トウダイグサがありました
このトウダイグサは食べられません。 この黄色い花はリュウキンカです
これも食べられません ジシバリがありました
カキドオシです。カキドオシの紫の小さな花がかわい
いです。
ホタルブクロがありました
ミミナグサです。これも食べられます。 こうして、みんなが野草をつんできました。
さあ、できあがったメニューを貼ります。 これが今回の「あやせの森レストラン メニュー」
です。
横山さんから植物についてお話がありました。
たくさんの植物のうちだいたい10%ぐらいは、食べられ
ません。毒をもっています。
他は食べられますが、そのうちおいしいのは15%
ぐらいですね。
ただ毒のある植物も、実は役立っています。
「毒をもって毒をせいす」なんていうことわざもあります。
こうした毒のある植物から薬ができたりします。ね。
また毒のある植物を食べて、毒を体にいれて、敵
から身を守っている動物もいます。ジャコウアゲハが
そうですね。ウマノスズクサという毒のある植物を食べ
て、鳥などが食べないように身を守っています。
野草のとり方についてもお話しましょう。
野草はたくさんとりすぎないでくださいね。必要なぶんだ
けもらおう。
そしてつまむときは、手でつまみます。
出たばかりの柔らかいところを手でつまむと…
ほら、こんなふうにかんたんにとることができます。
かたいところはおいしくありません。
さあ、みんなで野草をつんでこよう!
そして、天ぷらにして食べよう。
子どもたちは元気いっぱいに走りだしました。
エコクラブのお母さん方はもう天ぷらなべを用意して
います。つんできたものからあげていきます。
ころもをつけて油のなかに入れます。 おいしそうな天ぷらができあがりました。
さあ、どの野草をつもうかな… つくしの天ぷらのできあがり!
みんなで仲良く食べています。 天ぷらのいい音が聞こえてきます。
写真クリック動画
次ぎ次ぎと天ぷらがあがっていきます 戸塚南小の卒業生もやってきてくれました
桜の花びらの天ぷらに挑戦です! 桜の花びらはどんな味なのか?
みつがあるから、ちょっと甘いかな… ぷちぷちあわが出て来ます。
あわが小さくなると天ぷらはできあがりです。
音も小さくなるから、音でも区別できます。
さて、桜の花びらの天ぷらの味は!?おいしい!! こちらはタンポポの花の天ぷらです。
天ぷらにあげる前は、きれいな水でしっかりと洗い
ます。
みんな日なたぼっこしながら食べました
テーブルには野草の本がずらり。 横山さんが、また野草をつんでいます。
ヨモギと…カキドオシです。
ふっとうしたお湯をちょっと冷ましてから ヨモギをいれて
次にカキドオシをいれます。 ヨモギとカキドオシのお茶です。
一種類だとくさみが出ますが、まぜてブレンドすると
おいしいですよ。
フレシュハーブティーのできあがり!?
天ぷらを食して、そろそろ ふり返りの時間です。 今日は、みんなで野草調べをして図鑑をつくり、野草を
さがしてつんで天ぷらにして食べました。感想をお願い
します。どの植物がおいしかっかな?
   
 こんなにたくさんの野草が食べられるなんて、新鮮な
驚きでした。
 桜の花びらの天ぷらが食べられて嬉しかったです
   
 タンポポの花びらもおいしかったよ  中学生から小学生、幼児さんまでが、手をあげて
発表してくれました。
今日のメニューはいくつかな。数えてみましょう。
みんなで数えていきました。
今回は32種類ありました。
最後に、今日のことを感謝して、綾瀬の森に「ごちそう
さま」とお礼を言って、森を後にしました。
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      2014春 4月5日(土)綾瀬の森 レストラン  メニュー