前回までの授業でロボットのアイデアスケッチをかき、材料をそろえました。
今週はいよいよ設計図をかいて、ロボット作りに入りました。
はじめにアイデアスケッチをもとに設計図をかいてみることにしました。
スクールタクトを使っての設計図作りです。図形機能やペン機能を使って
設計図をかきました。
はじめに図形機能、コピーの仕方を子ども達に教えて、車体、タイヤ、
モーター、ミニギア、ギアをかく練習をしました。まるでCAD、キャド
(Computer Aided Design)ですね。
図形機能で長方形で車体をかき、さらにタイヤも
かきたしてペンキ機能で黒くぬりました。
コピーをしてタイヤを4輪にしました。
この後、モーターをかき、ミニギア、ギアをかきたしました。
一通り練習してから、スケッチデザインの絵を設計図にかき
なおしました。前後を並べてみました。子ども達はすぐに覚
えてしまいますね!
設計図をだいたい書けたところで、モーターカーを出して
実物を手にとって、どう2つのモーターで左右に動くよう
にするか車のつなぎ、合体の仕方を考えていきました。
設計図をかいて車をつなげる。車をいじりながら設計図
をかきなおすという作業を進めていきました。
車のつなぎ方には
・左右合体型
・T字型
・L字型
・連結型
・十字型
・三輪車型
といろいろ出てきました。
このグループは左右合体型です。合体させるためにプラダン
を使って固定しました。プラダンは車体の下側について
います。
内側のタイヤはとるので、車軸がはずれてしまいます。そこで
はずれないように養生テープを切って車軸に巻きました。
電池をつないで走行実験です。しかし…
プラダンを車体の下につけたので、プラダンと車軸が
ぶつかってしまい動きませんでした。ここをどう解決
するかが課題になりました。
このグループは十字型です。設計図ではうまくかけました
が、実際に車でやろうとするとタイヤがぶつかってしまい
ます。
そこで…片一方の車を半分に切って、プラダンを入れて
のばして十字型にすることにしました。
ノコギリで切断!
十字型です。しかし…
モータで回すタイヤがういてしまいます。
どうやってタイヤを地面につけるか悩みました。
車輪を少なくすることで、タイヤが地面につくように
なったようです。さて、走行実験はどうなるでしょう?
この車は三輪車型です。次回、試験走行を行います。
さあ、どう左右に動くのか!?楽しみですね。
このグループはL字型です。プラダンを切って、補強
して車体をL字に固定しました。
電池をつないで試験走行です…
試験走行では、まっすぐは進みませんがカーブしながら
進んでいきます。電流の向きを切り替えていけばレスキュー
ロボットとして前後左右に動けるようになるかも知れません。
まだまだロボット作りは始まったばかりです。
どう改良されていくのか楽しみに見守ってください!