7月14日(水)5時間目、蛇造り保存会の会長、沖田保さんに
学校に来ていただき特別授業をしてもらいました。
蛇造りの授業はミニ蛇づくりで探究1を終え、郷土資料館の井出
先生の授業から探究Ⅱがスタートし、国語の新聞づくりとつなげ
ながら授業を進めて来ました。
今日の沖田さんの特別授業は探究Ⅱの山場になる授業で、この授業を
受けて新聞作りを完成させていきます。沖田さんにはお忙しい日程
のなか時間をつくっていただきました。
授業はZOOMとTeamsを組み合わたOn-lineの授業をしました。
コロナ禍、体育館に4クラスが集まることは避けなければなりま
せん。そこで沖田さんには学校に来ていただき、理科室でお話を
していただきOn-lineで教室とつなぎました。
沖田さんには理科室でお話をするようにお願いしました。
zoomとteamsを使って理科室と4年生の4教室を結んで
授業をしました。授業の途中、子どもたちとの質疑
応答もできました。
沖田さんは蛇の耳や目、祈願文などの実物を持って授業で
説明をしてもらいました。
「目の中は何が入ってるんですか?」という子どもたちの
質問に、お米をとった皮、籾殻ですとカメラの前に見せて
くれました。
藁の編み方が三つよりという編み方であることを藁を使って
分かりやすく教えてもらいました。
授業を終えて、せっかくなので各教室に挨拶に回っていたた
だきました。4年生の子どもたちは大喜びで沖田さんをお迎え
しました。
沖田さんからは挨拶と「みんなが大きくなったら、ぜひ蛇づくり
を手伝ってください」というおさそいもありました。地域の伝統
行事の「安行原の蛇造り」を地域のみんなで応援していきたいも
のですね。
各クラスから沖田さんへ手作りの感謝状をお渡ししました。
子どもたちの手作りの感謝状です。それぞれの感謝状の文章には
総合で学んだことがこめられています。
沖田さんには家庭科室に飾ってある子どもたちが作った
ミニ蛇づくりも見ていただきました。このミニ蛇は蛇造り
と同じ藁を沖田さんから分けていただいて作りました。
子どもたちも祈願文を考えて作りました。コロナ早期退散
という祈願が早く叶うといいですね。
沖田さん、授業へのご協力ありがとうございました。
子どもたちの仕上げた新聞は蛇づくり場の掲示板に掲示
する許可をいただきました。掲示したらぜひ見てください。
子どもたちの「安行原の蛇造り」の授業、学びが地域を
つなぐことになれば幸いです。
また、10年後、子どもたちの中から地域の伝統行事
「安行原の蛇造り」を支えたり、お手伝いする人が育
つことを願っています。