安行小学校ではホタル飼育を行っています。なかでも6年生は総合の
時間にホタルについて調べ学習を行っています。学習を進めてきた
6年生から「自分たちでホタルを育ててみたい」という声があがり
ました。
6年生がそういう声をあげたタイミングで、安行でホタルを育てて
いるホタル飼育名人の田中さんから「たくさんホタルの幼虫が育っ
ています。学校に分けてあげますよ」という電話を頂きました。
6年生が育てたいということもあり、さっそく田中さんの家を訪問
してホタルを分けてもらいました。
ここが田中さんのお宅です。
ホタル養殖所という看板がかけてあります。
ここで田中さんは毎年、何千匹というホタルを育てています。
ホタルの幼虫を分けてもらいます。
ホタルを傷つけないようにスポイトで吸い上げてうつしてもらい
ました。分けたいただいたホタルの幼虫はすぐに理科室の飼育場
に運ばせてもらいました。
この日の25分休み、理科室でホタル飼育の準備をしました。
これが材料です。
土は赤玉土の小粒を使います。ホタルの
ホタルの幼虫はもうすぐ上陸して、土のなかで繭をつくります。
土繭を作るににはすき間のできる赤玉土が適しています。
この器には水をいれ、ホタルを放します。
発泡スチロールの飼育箱です。赤玉土を入れていきました。
次は水苔です。水苔は自然界のスポンジのようなものです。
水苔を水にひたしていきます。
水を含むと、ふくらみます。
ぬらした水苔を赤玉土の上に置いていきました。水をたっぷりと
吸う水苔は水分が乾くのを防ぎます。
水を入れていきました。
理科室のホタル飼育箱からホタルの幼虫をスポイトで取り出します。
田中さんから頂いたホタルの幼虫も入っています。
これがホタルの幼虫です。
幼虫を移しました。
これはホタルのエサになるタニシです。
タニシのふたをとってホタルの水そうに入れます。
さあ、これで準備は完了です。
小バエなどが入らないようにふたをして教室に運びます。
教室の後ろに置いて、エアーポンプをつけました。
もう少しでホタルはサナギになって土繭を作ります。そしていよいよ
羽化をします。楽しみですね。