ペンキがはげて錆(さび)が目立っていた西門がきれいに生まれ変わりました。
少し前まではこんな状態でした。
3月22日(土)学校やお仕事がお休みの土曜日にペンキ塗りの仕上げにきていただきました。
この作業をしてくれたのは「安行小おやじの会」のみなさんです。
雨続きの中、6年生の晴れの卒業式前に仕上げたいと心配されていましたが、今日はよく晴れてペンキも乾き
ます。絶好の作業日となりました。
ていねいにハケで西門を塗っていただきました。
来週、新しい西門を見たひとは「ペンキ塗りをしてくれたんだ」と思うことでしょう。
でも、この作業はペンキ塗りだけではないんですね。ペンキがはげて、さびが出ている西門
にそのまま上からペンキを塗ってもでこぼこになり、すぐまたペンキがはげてしまいます。
どうするかというと…ペンキをはがし、さびを落とし、西門をきれいにしてからペンキ塗りを
しました。
1月16日
作業が始まったのは1月16日からでした。まずは西門の状態を点検。
あまりに状態がひどいので、上からペンキを塗るだけではだめだと判断して、ペンキを落として、さびをはがす
ことになりました。もうこれは…大変な作業になります。
1月20日
まずは西門の鉄のパイプを叩いて音を聞いて、状態を確認していきました。
さびて穴があいているところがあったら大変です。
1月22日
ペンキはだいたち落としたところで、鉄のさびをサンダーという機会ではがしていきます。機械の音が
大きいので子供たちが通るときには作業はやめてしていました。子供たちはきっと気がつかなかったで
しょうね。
ペンキを落として、錆(さび)をはがす根気のいる作業が続きました。寒き北風の中の作業となりました。
1月28日
さびを落とす作業の仕上げです。
そして3月22日
ペンキ塗り仕上げの日を迎えました。
細かいところまでていねいにペンキを塗ってもらいました。
こうして、西門は卒業式前に生まれ変わりました!
余ったペンキで何と…正門もきれいに塗っていただきました。
おやじの会のみなさん本当にありがとうございました。
卒業生への素敵なプレゼントになりました。
3月18日に6年生は「中村哲さんの生き方にふれる」という校長先生の特別授業を受け
ました。その中で中村哲先生の大好きな「一隅を照らす」という言葉が紹介されました。
まさにこのお仕事も「一隅を照らす」ですね。それぞれがそれぞれの立場でできるところ
から助け合うということですね。まずは身近な回りの中に「一隅を照らす」素敵な行いに
気づきあいたいものです。
おやじの会のみなさん、改めて6年生ともども感謝、お礼申し上げす。ありがとうございま
した。