安行小 天文教室(エコクラブ)

10月15日(火)は安行小校庭で天文教室を行いました。夕方、校庭に三脚がいくつも並びました。

何が載るかというと…

天体望遠鏡です。天文教室の講師は久保田先生です。5年前に安行小にも勤務されたことがあります。

久保田先生は理科専門の先生です。元校長先生でもありますが、科学館にもお勤めになったことがあります。

電気が専門ということですが、天文はずっと子供時代から趣味で続けているそうです。上の天体望遠鏡は

久保田先生が子供の頃にお父さんから買ってもらった天体望遠鏡だそうです。何十年も使い込んでいる年代物

ですね。

こちらの天体望遠鏡は新しいですね。月や星の位置を設定すると自動で追尾してくれるそうです。

校庭に3台の天体望遠鏡が設置されました。準備完了です!

五時半、開始の時間になりました。みんな集まってもらって、はじめに関根教頭先生の挨拶です。

関根先生は久保田先生が校長先生のときにご一緒に働いたことがあるそうで、久保田先生のことをよくご存知

です。関根先生から久保田先生を紹介してもらいました。

校長先生も駆けつけてくれました。

「今夜は秋の十三夜の月です。15夜の満月までもう少しですが、昔の人は十三夜には秋の収穫をお祝いした

そうです。」

安行小では田んぼ学校ファームでn稲刈りを終えたばかりです。5年生やなかよし学級は脱穀、籾摺り、精米

も行います。お米の秋の収穫を祝いながら十三夜の月の観察が始まりました。

 

久保田先生のお話が始まりました。

今日の月はスーパームーン。月が地球に近づいています。

普通、月は地球との距離は40万㎞ですが、今は36万キロメートルまで近づいています。ですから月が大き

くよく見えます。天体望遠鏡でスーパームーンを観察してみてください。

3台の望遠鏡がありますが、それぞれに月の見え方が違います。上の天体望遠鏡は筒が短いですが太いです。

太いからよく光を集めることができるので、とても月が明るく見えました。

この望遠鏡は筒が長いです。それだけ倍率が大きいです。ただ細いのでどうしても暗くなります。

たくさんの子供たちが久保田先生に質問をしていました。安行小から天文少年が育つといいですね!

天体望遠鏡を片目でのぞいたとき、みんな「うわあ!すごい」とびっくりして

いました。

中にはスマホで望遠鏡の画像を撮る人もたくさんいました。

鈴木聖子先生がスマホで獲ってくれたスーパームーンです!