「田んぼビオトープ」プロジェクト 田んぼに肥料をまきました NO7

安行小の学校ファームでお借りしている「田んぼビオトープ」予定地です。

田んぼそのものには心配していたほど雑草は伸びていません。ちらほらと

白い穂が見えます。これは茅(チガヤ)です。チガヤはヨシがたくさん生え

てしまうと田んぼの稲作りが難しくなります。チガヤやヨシは地下茎で増

えます。ヨシもところどころに出ていますが、これぐらいなら田んぼとし

ては問題なさそうです。

畦道にはたくさんのチガヤが伸びています。昔の人は田んぼの畦にはわざと

チガヤを残したそうです。畦が強くなりますし、刈ったチガヤが稲の肥料に

なるからだそうです。

畦の草刈りをしました。

エコクラブの子どもたち登場です。みんな長靴に軍手と完全装備で来て

くれました。

今日の作業は肥料まきです。この田んぼで育てる品種は「彩のかがやき」

です。「彩のかがやき」は、複数の病害虫に抵抗性を持っていて、減農薬

栽培による安全・安心な米づくりができるという埼玉ブランドのお米です。

「彩のかがやき」用の肥料というのがあって農協で購入して用意しました。

1000平方メートルで約60kgということで、20kgの肥料を3袋です。3袋で…

何と1万5000円以上もしました。今、戦争の影響で肥料の値段が高騰して

いるとのことでした。

この小さな用水は赤堀用水につながっています。赤堀用水はというと、見沼

代用水につながっています。ということは…この用水の水は利根大堰から

ひかれた利根川野水ということです。

肥料をポリバケツに小分けしていきました。

ちょうど田んぼの地主さんが様子を見に来てくれました。早速、肥料
のまき方を子どもたちに教えてもらいました。

肥料をまいた通りに、お米のできが違うそうです。肥料をバケツに小分けし
て、むらのないようまかなくてはなりません。
 

土がやわらかいので長靴が下に沈んでしまいます。大人が入ると、体重が

あるので泥にはまってしまいます。

ところが、子どもたちは体重が軽いのでスムーズに肥料をまきながら

歩いて行けます。子どもたち大活躍でした。

鬼はそと、福はうちのように…肥料をまいていきました!
 

カエルがいました。アマガエルでしょうか。

小さくてかわいいです。夜になると鳴き声が聞こえてくるというお話でした。

アマガエルは池に放しました。

気持ちよさそうに泳いでいます。

みんなが見ていると、ヨシの茎を登り始めました。「カエルがクライミングし

てる」という声には、みんな大笑いでした。

シオカラトンボのメスも飛んできました。

田んぼの奥はビオトープにと考えています。池までの道を草刈りしておきました。

田んぼづくりプロジェクト トラクターによる耕耘が始まりました!NO6