安行小の秋を食べよう! 10月25日(日)エコクラブ

10月25日(日)毎年、エコクラブでは恒例の「安行小の秋を食べよう」

が始まりました。講師はおなじみ植物の大先生、西川昭三先生です。

あいさつの中で、西川先生が「みなさん、後ろをふりかえって見て

ください」「安行小にある木で最も貴重な木は…と言ったら、これ

かもしれません。ハルニレの木です。」

もちろん、学校のシンボルの「クスノキ」も貴重な木です。

クスノキは川口市の保存樹木に指定されています。11番目に指定

されています。先ほどの「ハルニレ」も保存樹木に指定されています。

これは… クスノキの種です。この小さな種が芽を出して100年

もたつと…こんな大きなクスノキになります。

クスノキの種を見つけたよ。

落ちて時間が経ったものは黒くなっています。

プール前のカイヅカイブキです。

このカイヅカイブキの葉はおもしろいです。よく見ると、ひも状の

ものと、とげとげのものと二種類の葉があります。

この木はケヤキです。枝先の葉を見ると… 

大きな葉と小さな葉があることがわかります。小さな葉にはケヤキ

の種がついています。ケヤキは埼玉県の県木です。

ケヤキの木で周りで、ケヤキの木の皮が落ちている

のを拾いました。

横から見ると、年輪のように積み重なっています。

みんなで探しました。

この厚さになるだけで10年以上もかかっているようですよ。

これは、体育倉庫裏のカリンの実です。とてもよい香りがします。

シロップ、蜂蜜につけてのどの薬にすることもあるようです。

これは体育館玄関横のザクロです。

下から見上げると、いつもあるザクロの実が見つかりません。

脚立で屋根に上がると、たくさんの実が落ちているのがわかりました。

エコクラブのお父さんが登って、上から落としてくれました。

これがザクロの実です。

半分に切ると赤い実の粒が見えます。

ザクロをもらったよ!

こんなにたくさんザクロを収穫しました。味見すると…甘酸っぱく

ておいしいです。

ここは中庭です。ミカンの木の前に来ました。

黄色くなったミカンを採って、皮をむいて…

少しずつ分けて味見しました。

取りたての新鮮なみかんです。

北門に来ました。

ここには柿の実がすずなりです。大きな脚立にあがり、枝きりばさみ

を使って柿を取ります!

下では子ども達がネットをひろげて柿をうけとめます。

子ども達も挑戦!

さあ、うまくとれるかな?

 

最後は学年園にやってきました。

ここでイチョウの実、ぎんなんをひろいました。

イチョウは校庭にもありますが、校庭のイチョウには実がなりません。

校庭のイチョウはオスの木で、この木はメスの木なんですね。

イチョウは植物の化石と言われるぐらい、2億年以上前から地球に

育っています。人間は?たかだか400万年ぐらい前ですね。

イチョウは人間の大先輩というわけです。

ぎんなんは素手でふれるとかぶれる人もいます。ビニール袋に手を

入れて集めました。

こんなにたくさんぎんなんを集めました。

次回のエコクラブでいって食べてみたいですね!

西川先生がぎんなんの実を持ってきてくれました。皮をむくと宝石

のようにきれいな実です。

ぎんなん拾いを最後に、今年の安行小の秋を食べようも時間がやっ

てきました。いろいろな植物を観察しながら、秋の実を味見するこ

ともできました。楽しい秋の一日となりました。西川先生、ありが

とうございました。