安行原自然の森 自然観察会(昆虫編) 8月20日

8月20日(木)夏休みの自由研究で生き物や植物を調べる子どもたちを

対象に自然観察会を開きました。生き物は主に昆虫、植物は安行の貴重種

マヤランについて調べていきました。

午前9時30分に校門前クスノキの下に集合しました。

みんな虫網、虫かごを持っていますね。

講師は環境アドバイザーの横山さん、西川先生です。

校庭を歩きながら、安行原自然の森へ向かう途中です。最近は

クマゼミの鳴き声を聞くことが増えてきました。温暖化の影響

でしょう。シャワシャワシャワという鳴き声です。

クマゼミはケヤキの木を好みます。学校の裏のケヤキを見てみ

ました。

残念ながら見当たりませんでした。枝先のほうにいることが

多いようです。 

この木はメタセコイア。この木の下の地面を見ると…

たくさんのセミ穴があります。

コフキコガネを発見。

自然の森(平岡山)に入りました。

 

クワガタはいないかな… 

公園を歩いていると、木の根元に粉がふいたようになっている木があります。

公園課の方が調査に来ていました。これは「ナラ枯れ」のようです。

ナラ枯れは、「ナラ菌」と呼ばれるカビの仲間の病原菌を、カシノ

ナガキクイムシという昆虫が運ぶ、いわば伝染病です。水や養分の通る

導管がだめになって木が枯れてしまうそうです。全国で問題になって

います。自然の森でも同じ問題が起きています。この木は伐採するしか

ないようです。病気がひろがらないといいですね。

スズメガの幼虫です。

ナツアカネです。

サトキマダラヒカゲです。

採集を終えて、虫自慢です。

こんなにたくさんの昆虫をつかまえました!ノコギリクワガタがいっぱいです。

カマキリの脱皮の皮を発見。

  

安行原自然の森、たくさんの樹木、そして昆虫たち、いつまでも元気でいて

ほしいですね。みんなで守り育てていきましょう。