ジャガイモを収穫して カレーづくり パンづくり & ほたる鑑賞会 7月7日(日)エコクラブ

今日、7月7日(日)は「ジャガイモ収穫 カレーづくり パンづくり」の活動

でした。毎年の人気イベントとなっています。

講師は安行小学校の卒業生のお母さん、お祖母ちゃんの熊谷さんです。

今年もたくさんの参加がありました。約70名。もう理科室は満杯。嬉しい悲鳴でした。

はじめに、パンづくりからです。まずは手順の1と2です。パンをこねてから

一次発酵させます。

まるで粘土遊びのように(?)楽しくパンをこねました。

こねて、丸くしたらまずはできあがり。次は一次発酵させます。これには30分

以上かかります。その時間、学年園に行って「ジャガイモ掘り」となります。

 しかし、今回はその前にホタルの成虫を学年園に水ごけと一緒に放す活動を行い

ました。安行小ではエコクラブと6年生が中心になってホタルを育てています。

そのホタル飼育の大先生の田中さんが今日は来てくれました。

 安行にお住まいの田中さんはホタル飼育の名人です。家ではなんと何千匹という

ホタルを飼育されています。ホタルの成虫がたくさん出てきたので、今日は安行

小に持ってきてくれました。

 

田中さんからホタルのお話を聞いてから、さっそくホタルの成虫を水ごけにのせて

ホタルをおいていきました。

そっとホタルがいたまないいように両手で草の上に置いていきました。

田んぼのまわりの草むらの中に放していきました。

その数は100匹ぐらいもありました。

ホタルをおいた後は、ジャガイモ掘りの開始です。

ジャガイモはもうすっかり枯れています。雑草も生えて、どこにジャガイモがある

のか、みんなとまどっていましたが…

あった!ジャガイモだあ!掘っていくと、5、6こ、いやもっとごろごろと

ジャガイモが見つかり、歓声があがりました。

こんなにたくさんジャガイモが採れました。

さあ、収穫したジャガイモを理科室にみんなで運びました。

発酵したパンはどうなってるかな?

発酵機の中で、パンがふっくらとふくらんでいるのがわかります。

ボールをあけると、ふくらんだパンが出てきました。

 手順の3 ベンチタイムです。

 パンを切り分けると、はしを内側におりこむようにして、丸くしていきます。

餃子をつくるような感じで、最後は仕上げました。そして10分間ぐらい休ませ

ます。

休ませたあとは、成形です。ラップをまいた紙の棒を麺棒にして、パンを平たくして

今度は四すみを内側におりこむようにしながら、先ほどの要領で丸くしあげます。

この作業を丁寧にしあげないと焼いたときに形がくずれます。

みんなで、ああでもない、こうでもないと、知恵を出し合いながら進めていきました。

そして、いよいよ二次発酵です。その間はカレーづくりです。

今回のカレーは「お湯ぽちゃ」料理です。耐熱生のポリ袋にあらかじめ用意した

具材を入れて、お湯で煮るだけです。約30分間煮ました。家庭科室での作業です。

煮上がったら袋を切って、おわんにカレーを出して出来あがりです。ビニール

袋だけでお湯があればできるという災害食でもあります。

カレーができたら、フライパンでナンを焼きました。

その頃、理科室ではパンが焼き上がっていきました。

ほかほかのパンの焼き上がり!

いただきまーす。カレーにナンにパンと…ぜいたくなメニューとなりました。

ただたくさんの参加でしたからパンが全員分焼き上がるのには時間がかなりかか

ってしまいました。

最後は、今日収穫したジャガイモをじゃんけん大会で、みんなに持って帰って

もらいました。新ジャガの味を味わってくださいね。

こうして、ジャガイモ収穫、カレーづくり、パンづくりが終わりました。

しかし…今年はホタルの放流も行いました。夜、学年園でホタルを見ることが

できます。とはいっても天気が悪く、夜になると小雨が降ってきました。

夜の7時すぎ

雨の中を、学年園までホタルを見に来てくれました。暗くなるにつれて、ホタル

が光始めました。

 

ホタルを両手にのせて、みんなホタルの光に見入っていました。ホタルは成虫

になるとエサは食べません。水をふくむだけです。また明日の夜も、この田んぼ

のまわりにホタルが光っているかもしれません。