4年総合3学期「地球の仲間とつながろう SDGS ラオス小学校支援」NO2-1

今回の授業はSDGS「持続可能な開発目標4」の「質の高い教育を

みんなに」について学習しました。

特別講師に埼玉県環境アドバイザーの神山裕則先生をお迎えしまし

た。例年は体育館に集まっての学年授業になることも多いのですが

コロナ禍、オンラインでの授業となりました。神山先生には家庭

科室から授業をしていただきました。

 

神山(こうやま)先生はコロナ禍が始める前は、毎年、ラオス

の学校支援のために日本で集めた文房具を飛行機の手荷物で現地ま

で運び、子ども達に手渡すボランティアを続けてこられました。

神山先生にはオンラインでラオスの学校支援の様子をお話しても

らいました。安行小学校でも毎年、協力して文房具を集めて神

山先生にお渡ししていました。

昨年の新児童会の取り組みです。

安行小の子ども達の寄付した文房具を神山先生が直接、飛行機

で現地まで運んでくれました。

子ども達の文房具が梱包されて運ばれています。縄跳びや

手作りの竹とんぼも入っています。竹とんぼには日本とラオス

の国旗のシールが貼ってあります。

ラオスは仏教の国です。ラオスの向こうの人の暮らしについ

てもお話をしてもらいました。

ラオスの子ども達です。川遊びをしています。子ども達の

笑顔はどの国も変わりません。

しかし…生活の貧しさから、子ども達はみな働いています。

水くみ、子守、家畜の世話などは子ども達の仕事です。

裸足の子ども達も多いです。

支援が始まった頃のラオスの小学校の校舎です。校舎といって

も、雨もりもひどく、雨が降れば学校はお休みでした。もちろ

ん電気も来ていませんでした。

でも、今は違います。日本のボランティアの方々の支援で新し

い校舎が出来上がりました。電気もひかれています。

神山先生が手渡しで日本からの文房具を子ども達に渡してい

ます。子ども達は手を合わせて感謝して文房具を受けとって

います。

絵本の読み聞かせです。絵があるので言葉が伝わらなくても

お話を楽しんでくれました。日本から持ち込んだ絵本にはラオス

語に翻訳した文章を貼ってあります。

ラオスの学校には給食がありません。貧しい子どもはお昼を

食べずに、外国の観光客に販売するミサンガやバッグなどを

編んでいます。

ナイト・バザールでは民俗衣装に着替えて手作りのミサンガや

バッグを販売しています。

 ラオス小学校の支援は今年で19年も続いてきました。支援

する人もお年をとり現地に行けなくなり、今は神山先生たちが

中心となって受けついでいます。

ラオスの支援にあたっては上のような事に気をつけて続けて

いるそうです。続けること、草の根での支援活動を続け、

支援の輪をひろげています。

 

 今回はオンラインの授業ですが、teamsの共有画面で資料

を子ども達に見てもらいました。大型テレビに映すと同時

にタブレット画面にも写真を配信しました。

またteamsのチャット機能を

使って、子ども達の感想や質問を受けつけていきました。

 神山先生にはチャット画面を見ていただきながら、子ども

達へのお話を進めてもらいました。

DSC_5222

以下、子どもたちの感想をいくつか紹介します。