樹名板づくりプロジェクト その1(エコクラブ)

9月25日(土)「樹名板づくりプロジェクト」その1を行いました。

安行小学校の校庭の40本の樹木に樹名板をつけ、そこにQRコードを

うめこみます。

樹名板プロジェクトが始まります!(エコクラブ)

今日はその第1回目です。NPOリトカルの中田さんご夫妻には遠く、

千葉県から来ていただきました。今日の講師は中田さんご夫妻、

そして環境アドバイザーで植物のことなら何でも知っている

西川昭三先生です。

中田さんから樹名板の見本を見せていただきながら、樹名板

づくりの説明をしていただきました。

たくさんのエコクラブの子ども達が集合しました。

今日も、卒業生中学生の参加も多かったです。

中田さんから樹名板づくりに使う特別な機械を紹介してもら

いました。「ガーミン」と言います。

この機械で樹木の緯度と経度を衛星通信でやりとりして測定

します。地球上のどこにあるかということを測定したら

樹木を電子地図に読みこんでいきます。樹木の電子マップ

を作るわけです。樹名板のQRコードをスマホやタブレットで

よみこんで調べたい樹木の電子地図にはいります。そうする

と樹木ついての詳しい説明、写真、音声説明、クイズなどが

楽しめるというしくみです。

西川先生を講師にお迎えして、樹木の名前、説明をしてもらい

ながら、今日は40本の樹木に予約札をつけていきました。

1番はシラカシです。木札にはカシと書いてありますが、カシにも

いろいろあります。この木はシラカシです。

2番はキンモクセイです。

3番はヤギ小屋の前の木です。ハナズオウです。

ガーミンの上の黒いボタンを押すと、衛星からの電波を

うけて樹木の緯度と経度が測定できます。

4番はヤギ小屋の真ん中に立っているホウの木です。

ホウの葉で西川先生がお面を作ってくれました!

学校のシンボル、クスノキです。シュロ縄を予約札に通して

木の周りにはわしてしばります。クスノキ大木なのでひも

をつけるのが大変でした。

遊具のところに立っている大ケヤキです。

ガーミンでばっちり緯度と経度を測りました。

この木は『生きた化石」と言われるメタセコイアです。

セミのぬけがらがたくさんついているので、子ども達はセミの木

とよんだりしています。

参加してくれた中学生がガーミンで測定しました。

こんなふうに西川先生の樹木のお話を聞きながら、40本

の樹木に予約札をつけ終わりました。

活動の終わり、中田さんからは、樹名板を使って、エコクラブや

学校でいろいろな調べ学習をして、木と友だちになってください

ねというお話がありました。

子どもたちからは

「安行小にこんなにたくさんの木があるなんて知らなかった」

「太い木、細い木、木にはいろんな種類があるんだとびっくり

 した」

ふだん、当たり前に見ている校庭のたくさんの樹木。その樹木

について楽しみながら調べていけるといいですね。たくさんの

木と友達になっていきましょう!

マッピングされた樹木たちです。

活動を終えて、西川先生がアオギリの種をとるから、見たい

人はおいでとよびかけてくれました。

アオギリの種です。

種のつき方が、実に不思議ですね。

自然には不思議がいっぱいです。

次の樹名板づくりは、いよいよ板作りに入ります。

みなさん、楽しみにしていてください。