安行小学校4年生総合「安行原の蛇造り」(4)新聞を作ろう 「蛇造りかわら版」

これまでの学習で子ども達が知っていることをつなげ、ひろげて、

「蛇造りの疑問=課題」を考え、国語の漢字辞典の学習で学んだ

漢字辞典を使って蛇造り場の看板の難しい漢字だらけの文章を読

んできました。

タブレットで開いた、子ども達の作った「蛇造り辞典」

蛇造り場の看板(大人でも読むのが難しい文章ですね)

漢字辞典を使って、すらすら読めるようになってきました。とは

いっても、まだ字面を読むだけで、内容の読み取りはまだまだです。

内容の読み取るということは、文章の内容が絵やイメージで浮かぶ

ということです。そこで、読み取りを深めるために「新聞作り」

に挑戦しました。4年生は国語の授業で本格的に新聞作りの学習を

しますが、まだその学習前なので、素朴に読み取って発見したこと、

驚いたこと、みんなに伝えたいことを記事にして簡単な新聞を作る

ことにしました。子ども達には江戸時代に新聞は「瓦版」と言った

事を伝え、「蛇造り かわら版」を作ることにしました。

 子ども達が使えるは学校に掲示してある資料とインタビュー

して集めてきた資料です。

これは学校に展示してある2分の1スケールの蛇造りです。郷土資料

館で展示されていたものを学校に寄贈していただきました。

 

大蛇の口のなかにはお札もあります。

階段の壁に掲示してあるものは展示の時に掲示されたパネルです。

パネルもPDFのデータでもいただきました。このパネルはふりがな

もふってあり4年生でも読むことができます。新聞づくりでは、この

パネルのデータをファイルに保存して、子ども達のタブレットから

見てもらうことにしました。

 

4年生の各クラスのチームの郷土資料館蛇造りパネルというチャネル

を開いて、投稿されている郷土資料館蛇造りパネルをクリックします。

すると学校ホームページにリンクしており、パネルの目次を開く

ことができます。パネルデータは学校ホームページのサイトに

保存しておき、子ども達のタブレットにはリンク先だけを掲載

してみました。こうするとタブレット、サーバーの負担は減り

ます。そして興味ある目次を開くと、下のようなパネルデータ

を読むことができます。

ふりがな、写真つきです。階段に大勢が密になって見学しなくて

もタブレットで1人ひとりの興味に合わせて開くことができます。

こんなふうにタブレットで開くことができます。

興味のある資料を見ながら新聞作りが始まりました。

難しい字は、先生に聞いたり、自分で漢字辞典や国語辞典を使って

進めました。

 

出来た新聞から、写真にとってswayというソフトで校内のネット

であげていきます。写真をとった新聞は黒板に掲示して見合いまし

た。

swayにあげた新聞を1つ紹介します。実際には4年生全員がswayで

かわら版を作り上げました。その作品はチーム内のメンバーだけ

で閲覧することできます。

 

できあがったswayで友達の「かわら版」を見たり、まだswayにあが

っていない新聞は黒板に貼って見合いました。

次は交流です。友達の新聞を見た感想をカードに書きました。

書いたカードをタブレットで写真にとります。写真はピクチュアと

いうフォルダーのカメラロールに保存されます。

友達のswayの投稿への返信に写真を添付して送ると、感想画面を

タブレットで読むことができます。

タブレットを使って、かわら版を作り、交流する授業となりました。