第7回 安行バッタ選手権 (エコクラブ)9月30日

 

9月30日(月)運動会の振り替え休日の日です。安行小こどもエコクラブでバッタ

選手権を開きました。今年で、なんと7回目。7年目の大会となりました。

講師はおなじみ環境アドバイザーの横山隆さんです。

これが、毎年使ってきた神聖なる(?)バッタ選手権のジャンプ台です!

つかまえたバッタをこの台にのせて、ここからジャンプした距離を測って、その

距離を競います。

大会のチャンピオンは、このバッタ選手権の認定書がもらえます。

過去の記録はこちらのサイトからご覧ください。バッタ選手権歴代記録

安行大会の最高記録は24m93cm。バッタの種類はクビキリギリスです。

歴代の最高記録は…戸塚大会…何と…46m50cm  クルマバッタモドキです。

さあ、エールで声を出して、記録に挑戦するぞ!!!

安行小学校の南門を出て、すぐとなりにある安行原自然の森に来ました。

ここは台地林と低地林と斜面林もある、安行の昔がそのまま残っている公園です。

子どもたちは「平岡山」とふだん呼んでいる、なじみの公園です。

林に入ると、ひがん花が咲いていました。

紫の花が咲いています。鼻を近づけるとファンタグレープの甘い香りがします。

クズの花です。

台地林を歩いて、バッタをさがしました。

アカタテハです。アカタテハは成虫のまま冬を越します。

 

カナヘビです。

栗の実が落ちています。森はもうすっかり秋です。

台地の上から階段を降りて、草原に降りていきました。

草地の奥にはわき水が出ています。ここの水路にはオニヤンマの幼虫がいます。

とても貴重なわき水の水路となっています。

水路をのぞいて…ザリガニ…いるかな?

カキツバタが咲いています。

水路ぞいの生えている木が紫の実をつけています。ムラサキシキブです。食べると

甘味がありますがジンタンみたいな味が口にひろがります。

大きなショウリョウバッタを見つけました。

 

虫かごにはたくさんのバッタたち。よく見ると、トノサマバッタもいます。

トノサマバッタは最近見ることが少なくなってきました。

さあ、バッタ選手権のはじまり、はじまり。自分の名前とバッタの名前をエントリー

して、いよいよ競技台にバッタをのせます。

つかまえたバッタから、どのバッタを選んで跳ばせるか…悩みどころですね。

慎重に選んだバッタを跳ばせます。子どもたちはもう真剣そのものです。

トノサマバッタが跳びます。見事、最高記録を出しました!

すべてのバッタが跳び終わったところで、絵本「とべバッタ」をお母さんに読んで

いただきました。緊張した競技を終えて、落ち着いた時間、田島征三さんの名作の

絵本の読み聞かせです。それまでのにぎわいとは違って、静かに子どもたちは聞き

入っています。

大会を終えて、表彰式です。賞状、景品、賞金(くすのき)、手作りの記念品まで

もらいました!

 

第3位!おめでとうございます。クビキリギリス 4m90cmです。

第2位!よく頑張りました!6m20cm 同じくクビキリギリスです。

特別賞です。足を一本失ったコバネイナゴを大切に扱って跳ばしてくれました。そのやさしさ

を讃えます!

そして優勝!第1位。トノサマバッタ 18m75cmの大記録です!

みなさん、おめでとうございます!

最後に森に「ありがとうございました」とお礼を言って、バッタ選手権は終わりました。